iPhone16実機評価レビュー|新機能を体感できるコスパの高い一台

iPhone16を実機レビュー!実際に使って分かったメリット・デメリットを解説します。新型のA18チップ搭載により、iPhone16のスペックは大きく向上しました。本体のデザインや気になる新機能も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
  • 2024.10.11
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  • ※本記事は2024.10.11に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
iPhone16実機評価レビュー|新機能を体感できるコスパの高い一台

iPhone16は、2024年9月20日に発売された人気iPhoneシリーズの最新モデルです。

Apple Intelligenceやカメラコントロールボタンなどの新機能はもちろん、新しいA18チップやバッテリー持ちの改善など性能・スペックも注目ポイントです。

今回は、そんなiPhone16の実機レビューをお届けします。

iPhone16実機評価レビュー概要

iPhone16を実際に使ってみて感じたメリットやデメリットも解説していきます。

特に、カメラコントロールボタン・アクションボタンが非常に便利だと感じました。

使って感じたiPhone16のメリット

メリット
  • サクサクと動く快適な操作感
  • カメラコントロールボタンが優秀
  • フォトグラフスタイルで写真加工が便利に
  • レンズが縦に並んだすっきりとしたデザイン
  • 最大25WのMagSafeワイヤレス充電
  • 普段づかいならバッテリー持ちは十分

記事内では、iPhoneの良い・悪い口コミや評判も取り上げるので参考にしてください。

なお、標準モデルのiPhone16とiPhone16 Proの違いは次の通りです。

iPhone16とiPhone16 Proの違い
  • 本体の素材:Proモデルのボディはチタニウム素材
  • サイズ:iPhone16の方が小さめ&軽量
  • リフレッシュレート:Proモデルは最大120Hz対応
  • 常時表示ディスプレイ:Proモデルのみ搭載
  • CPU:Proの方が高性能
  • カメラ:Proモデルの方が高性能&望遠カメラ搭載
  • バッテリー持ち:Proシリーズの方が良い
  • データ転送速度:ProモデルはUSB 3対応
  • ストレージ:Proは4種類で最大1TBまで選べる
  • カラバリ:iPhone16は全5色、iPhone16 Proは全4色
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購入を検討中の方は、iPhone16/16 Proの在庫・入庫状況をチェックしつつ、売り切れになる前に手に入れましょう。

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iPhone16の発売日・価格

iPhone16実機レビュー

iPhone16は、2024年9月20日に発売されたiPhone16シリーズの標準モデルです。

iPhone16は4大キャリアとアップルストアで取り扱いがあります。

iPhone16を購入できるキャリア・店舗
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク
  • 楽天モバイル
  • アップルストア

販売されているのはすべてSIMフリー端末のため、キャリアやアップルストアで購入したiPhone16を格安SIMで使うことも可能です。

スペック

iPhone16

iPhone 16のスペック
発売日2024年9月20日
ストレージ128GB
256GB
512GB
カラーウルトラマリン(新色)
ティール (新色)
ピンク
ホワイト(新色)
ブラック
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ高さ:147.6 mm
幅:71.6 mm
厚さ:7.80 mm
重さ173 g
アウトカメラメイン:4,800画素
超広角:1,200画素
インカメラ1,200画素
バッテリービデオ再生:最大20時間
ストリーミング:最大16時間
オーディオ再生:最大80時間
高速充電約30分で最大50%充電
OSiOS 18
SoCA18
認証Face ID
防水IP68等級
端子USB-Cコネクタ

iPhone16のSoCは、高性能な新型のA18チップを搭載しています。

iPhone15と比較するとCPUは最大30%、GPUは最大40%も高速に処理が可能です。

8GBと大容量なRAMを搭載しており、高解像度なゲームでも快適にプレイしやすい性能を備えています。

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Webサイトの閲覧や動画の視聴、ゲーム、SNSなど普段づかいならサクサク快適に使えますよ。

Apple Intelligenceにも対応しており、作文ツールや要約、オリジナル画像作成、高性能なSiriなどさまざまなAI機能を活用できます。

なお、Apple Intelligenceは2024年内に米国から順次展開される予定です。

価格

iPhone16の各キャリアでの販売価格は次の通りです。

iPhone 16の価格販売価格割引適用後
ドコモ128GB:145,200円
256GB:172,810円
512GB:211,640円
128GB:55,440円
256GB:65,890円
512GB:86,240円
公式サイトを見る
au128GB:146,000円
256GB:169,500円
512GB:209,700円
128GB:52,250円
256GB:59,820円
512GB:80,290円
公式サイトを見る
ソフトバンク128GB:145,440円
256GB:171,360円
512GB:211,680円
128GB:19,836円
256GB:51,624円
512GB:72,720円
公式サイトを見る
楽天モバイル128GB:141,700円
256GB:161,800円
512GB:201,800円
128GB:70,848円
256GB:80,880円
512GB:100,896円
公式サイトを見る
Apple Store128GB:124,800円
256GB:139,800円
512GB:169,800円
128GB:-
256GB:-
512GB:-
公式サイトを見る
ahamo128GB:145,200円
256GB:172,810円
512GB:211,640円
128GB:55,440円
256GB:65,890円
512GB:86,240円
公式サイトを見る

販売価格が一番安いのはアップルストアです。

iPhone16を一括で購入するなら、価格が安いアップルストアで購入するのがお得です。

一方、分割で購入する場合は、キャリアで購入することをおすすめします。

キャリアでは、スマホを分割払いで購入し、指定の期間内に端末を返却すると残りの分割金の支払いが不要になる端末購入プログラムの利用が可能です。

各キャリアの端末購入プログラム
  • ドコモ:いつでもカエドキプログラム
  • au:スマホトクするプログラム
  • ソフトバンク:新トクするサポート(スタンダード/バリュー/プレミアム)
  • 楽天モバイル:楽天モバイル買い替え超トクプログラム

これらのプログラムを活用することで、iPhone16を実質半額以下の負担で手に入れることもできますよ。

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ほかにもiPhoneを安く買う方法が気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

iPhone16を開封!外観をチェック

iPhone16の外箱

iPhone16の外観や付属品を紹介していきます。

外箱には、iPhone16の本体カラーが分かる背面の写真が立体的にプリントされています。

今回は新色のホワイトをレビューします。

iPhone16を開封

フタを開けるとすぐにiPhone16本体が登場します。

ディスプレイには画面保護シールが貼られているため剥がして使用しましょう。

iPhone16の付属品

付属品は、USB-CケーブルとSIMピンが入っています。

充電アダプターやイヤホンなどのアクセサリーは含まれていないため、別途準備が必要です。

ちなみに、以前のシリーズまで入っていたアップルロゴのシールや注意書きの紙は、iPhone16には封入されていませんでした。

iPhone16の外観・デザイン

iPhone16 ホワイトのデザイン

iPhone16のカラーバリエーションは次の5色です。

  • ウルトラマリン(新色)
  • ティール(新色)
  • ホワイト(新色)
  • ピンク
  • ブラック

ホワイト以外のカラーは、ガラスに直接カラーを埋め込んだ「カラーインフューズドガラス」を採用しています。

表面はマットな質感で指紋がつきにくく、アップルのロゴのみツヤがあります。

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今回レビューしているホワイトは、黄ばみの少ないすっきりとした上品な白色です。

フレーム部分はアルミニウム素材。全体的な質感や素材はiPhone15と似ています。

大きく変更があったのは、カメラレンズが縦一列に並んだデザインに一新したことです。

iPhone16のカメラ部分

レンズの土台部分も最小限に縮小したため、カメラレンズの主張が少ないシンプルな見た目に生まれ変わりました。

カメラレンズは突出しており、そのまま置くと机にレンズが当たるため注意が必要です。

iPhone16の底面
底面

底面には、スピーカーやマイク、USB-Cポートが並んでいます。

iPhone16の右側面
右側面

右側面には、SIMトレイ、音量調整ボタン、そして新しい「アクションボタン」が配置されています。

iPhone16のアクションボタン
アクションボタン

アクションボタンには、消音モードやフラッシュライト、ショートカットなどのボタンの割り当てができます。

アクションボタンが採用された代わりに、これまで搭載されていたミュートスイッチは無くなりました。

iPhone16の上部
上部

本体の上部には何もありません。

iPhone16左側面
左側面

左側面には、サイドボタンと、新しく搭載された「カメラコントロール」ボタンが配置されています。

カメラコントロールは他のボタンのように出っ張っておらず、側面とほぼ同じ高さにあります。

感圧式のボタンで、タップやダブルタップ、スワイプなどの操作が可能です。

カメラコントロールボタンでは、カメラの起動やシャッター、ズームや被写界深度の調整などができます。

iPhone16カメラコントロール
カメラコントロールボタン

ボタンの配置は、右手で持つと親指付近に、左手で持つと薬指付近の位置にあたります。

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ポケットからiPhoneを取り出し、そのまますぐにシャッターを切るという一連の流れがスムーズに行えました。

Hamic MIELS

iPhone16のディスプレイ

iPhone16のディスプレイ

iPhone16は6.1インチの有機ELディスプレイ(Super Retina XDRディスプレイ)を搭載しています。

前面はCeramic Shieldという頑丈なガラスで覆われており、「どんなスマートフォンのガラスよりも2倍タフ」と謳われています。

ディスプレイのピーク輝度は2,000ニトと高く、屋外での視認性も良好です。

インカメラ部分にはDynamic Islandがあり、通知の表示やアプリの操作などができます。

iPhone16のサイズ・重さをレビュー

iPhone16実機レビュー

iPhone16のサイズは、高さ147.6mm、幅71.6mm、厚さ7.80mmです。

ポケットやバッグにもすんなり収納できる大きさで、最近のスマホのなかでは比較的コンパクトなモデルです。

重量の公称値は170gで、実際に測ってみると168.8gでした。

iPhone16の重さ

iPhone15と比較すると、サイズは同じで重さは1g減っています。

実際に片手で持って操作しても負担になりにくい重さでした。

iPhone16 ホワイトのデザイン

iPhone16はシリーズのなかでも一番小さく持ちやすいサイズです。

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携帯性を重視する方や手の小さい方におすすめです。

iPhone16のスペック・処理性能

iPhone16実機評価レビュー概要

iPhone16はSoCに新型のA18チップを搭載しています。

これまでiPhoneシリーズでは、標準モデルとProモデルでは異なるチップセットが採用されていました(iPhone15はA16 Bionic、iPhone15 ProはA17 Proなど)。

ところがiPhone16シリーズは、全機種が最新のチップセットを搭載しているのが特徴です。標準モデルにA18、ProモデルにA18 Proが搭載されています。

スマホの性能を測る「Geekbench6」で、iPhone16のCPUベンチマークテストをしてみた結果は次の通りです。

  • シングルコア:3,190
  • マルチコア:7,762

iPhone16のGeekbench6ベンチマークテスト

エントリーレベルのノートパソコンと同じぐらいの性能があり、かなり優秀な処理性能があることがわかります。

マルチコアでみると、iPhone15よりも約30%以上も性能がアップしており、処理速度がかなり向上しています。

実際に使用してみてもサクサクと快適な操作感で、アプリの起動やページの読み込み、動画再生などもスピーディーでした。

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ゲームや動画視聴、SNS、ネット閲覧などの普段づかいでは、iPhone16で十分な処理性能があるといえます。

iPhone16のバッテリー持ち

iPhone16のバッテリー持ちテスト

iPhone16のバッテリー容量を検証するため、以下の条件でYouTubeの動画を再生しました。

  • 解像度:1080p
  • 画面の明るさ:50%
  • スピーカー音量:30%

100%満充電の状態から開始。30分後は100%のままでバッテリー残量の表示が変わりませんでした。

そのままさらに30分動画を再生し、合計で1時間経過後のバッテリー残量は97%となりました。

  • 動画再生時間:1時間
  • 消費バッテリー:約3%

1時間の動画再生でわずか3%しか消費しておらず、かなりバッテリー持ちがよいと言えるでしょう。

アップルも「iPhone15と比較して約2時間長く動画再生ができる」と謳っており、iPhone15と比較してもバッテリー持ちの良さが向上しています。

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Webの閲覧やSNS、動画の再生など、普段通りの使い方で一日中操作しても、夜までバッテリー切れせず使えました。

iPhone16のカメラ性能

iPhone16のカメラ部分

iPhone16のカメラは、以下2つのレンズを搭載しています。

  • 4,800万画素の広角
  • 1,200万画素の超広角

実際の作例を見ていきましょう。

広角・超広角

まずは、4,800万画素の広角レンズの作例を紹介します。

iPhone16広角カメラの作例

iPhone16広角カメラの作例

iPhone16の作例

色味が鮮やかで屋内・屋外を問わず綺麗な写真を撮影できます

iPhone16の作例

食べ物も見たままの色味を映し出し、SNS用の写真も撮影できます。

続いて1,200万画素の超広角カメラの作例です。

iPhone16超広角カメラの作例

広角カメラと比較すると画質は落ちるものの、広い視野角で景色を捉えられます。

ズーム性能

iPhone16は広角・超広角の2つのレンズのみ搭載しているため、光学ズームは2倍まで、デジタルズームは10倍まで対応しています。

光学ズームは焦点距離を拡大するため、画質落とさずに撮影できます。

超広角(0.5倍)→広角(1倍)→2倍(光学ズーム)→5倍(デジタルズーム)→10倍(デジタルズーム)の順に見ていきます。

iPhone16ズーム性能
0.5倍
iPhone16のズーム性能
広角(1倍)
iPhone16ズーム性能
2倍
iPhone16ズーム性能
5倍
iPhone16ズーム性能
10倍

5倍や10倍はデジタルズームのため、かなり画質が荒くなってしまいます。

思い出として綺麗に写真を残すなら、2~3倍ズームぐらいまでがよいかと思います。

様々な撮影シーンに対応

ポートレートモードでも撮影してみました。

iPhone16のポートレート

距離感を合わせれば簡単に自然なボケを演出できます。

また、次の写真は通常モードで撮影していますが、被写界深度を調整するとボケ感を出すことが可能です。

iPhone16の広角レンズの作例

フォトグラフスタイルを使って、花の色味を調整してみました。次の2枚の写真はまったく同じ花を撮影しています。

iPhone16の写真作例
通常
iPhone16の作例
スタイルで色味調整後

次の写真はマクロモードで撮影した写真です。

iPhone16マクロモード
マクロ
iPhone16のマクロモード
マクロ

上の写真は葉っぱに近づいて撮影したものですが、葉脈や表面の小さいチリのようなものもはっきりと確認できます。

次は、ナイトモードで撮影したものです。

iPhone16ナイトモード作例
ナイトモード

シャッター速度3秒で撮影しましたが、ぼやけも少なく綺麗に撮れました。

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ズーム性能は少し物足りなさを感じたものの、テクニックがいらず手軽に綺麗な写真を撮影できると思いました。

使って感じたiPhone16のメリット

使って感じたiPhone16のメリット<

実際にiPhone16を使ってみて感じたメリットを紹介していきます。

iPhone16のメリット
  • サクサクと動く快適な操作感
  • カメラコントロールボタンが優秀
  • フォトグラフスタイルで写真加工が便利に
  • レンズが縦に並んだすっきりとしたデザイン
  • 最大25WのMagSafeワイヤレス充電
  • 普段づかいならバッテリー持ちは十分

サクサクと動く快適な操作感

iPhone16には最新のA18チップが搭載されており、処理性能もかなり向上しています。

6コアのCPUと5コアのGPUを搭載しており、RAMの容量は8GBを搭載しています。

アプリの起動やブラウザの読み込みはもちろん、負荷が大きいゲームでもスムーズに動作しました。

アイコン
普段スマホを操作するなかではストレスを感じることはなく使えるでしょう。

カメラコントロールボタンが優秀

新しく搭載されたカメラコントロールボタンは、シャッターチャンスを逃すことなく撮影できるのが便利です。

例えばペットが瞬間的に可愛い仕草をしたときにも、スマホを持ちながらボタンを押すだけで写真・動画が撮れます。

アイコン
一瞬でカメラにアクセスできるため、写真を撮る機会が多い旅行やイベントなどで活躍しそうです。

またボタンを軽く2回タップすると、カメラコントロール設定を変更できます。

ディスプレイをタッチせずにズームや被写界深度の調整ができるため、両手でしっかりとスマホを支えながら安定して撮影できますよ。

フォトグラフスタイルで写真加工が便利に

新機能の「フォトグラフスタイル」を使うと、写真加工の幅が大きく広がります。

14のプリセットのなかから好きな色味を選べるだけでなく、強調したい色を調整することも可能です。

iPhone16のフォトグラフスタイル

これまで写真加工アプリでしていたことをデフォルトのカメラアプリでできるようになり、使い勝手が格段に上がりました。

また、お気に入りのトーンを保存してデフォルトに設定できるのも便利なポイントです。

SNSで写真をアップするときなど、写真全体のトーンに統一感を出したいときに役立ちそうです。

マクロ撮影に対応

これまでProモデルしか対応していなかったマクロ撮影が、iPhone16から標準モデルも対応となりました。

通常モードでは、被写体に近づきすぎると焦点が合わずボヤけます。

iPhone16のマクロモード撮影
マクロモードなし

被写体にカメラを近づけると、自動マクロモードがオンになります。

焦点距離2cmまで迫って撮影できます。

iPhone16のマクロモード撮影
マクロモードあり

花や昆虫など小さな被写体に近づいて迫力のある写真を撮るのはもちろん、普段のちょっとした物撮りにも役立ちそうです。

レンズが縦に並んだすっきりとしたデザイン

iPhone15以前のiPhoneのカメラレンズは斜めに配置されており、存在感がありました。

しかし、iPhone16ではカメラレンズが縦に配置されたことで、すっきりとしたデザインに。背面がよりシンプルになりました。

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iPhone 11のようなシンプルな見た目が個人的には好印象です。

スマホケースのなかにステッカーやカードを入れる方は、アレンジの幅が広がりやすいと思います。

最大25WのMagSafeワイヤレス充電

iPhone16は、最大25Wの高出力なMagSafeワイヤレス充電に対応しています。

従来は最大15Wまでだったので、これまでよりもさらに急速充電ができるようになりました。

また、最大15WのQi2ワイヤレス充電にも対応しているため、アップル純正以外の充電器も幅広く使えるのがポイントです。

普段づかいならバッテリー持ちは十分

iPhone16のバッテリーは、最大22時間のビデオ再生ができるほどのバッテリー容量があります。

2~3日余裕で持つというほどではありませんが、丸1日は充電切れすることなく十分に使えると感じました。

バッテリーが長持ちのスマホが欲しい方はおすすめです。

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普段づかいなら、モバイルバッテリーを持ち歩かずに安心して使えると思います。

使って感じたiPhone16のデメリット

使って感じたiPhone16のデメリット

次に、iPhone16を使ってみて感じたデメリットを紹介します。

iPhone16のデメリット
  • カメラのズーム性能がいまいち
  • 通信規格はUSB 2と低速
  • リフレッシュレートは60Hzどまり
  • カメラコントロールボタンの操作に慣れが必要
  • カメラレンズの突出が気になる

カメラのズーム性能が弱い

iPhone16に搭載されているカメラは、次の2つのみで望遠レンズがありません。

  • 4,800万画素の広角
  • 1,200万画素の超広角

光学ズームは2倍まで、デジタルズームは10倍までと少し物足りなさを感じます。

スポーツ観戦で選手にズームアップする、運動会で遠くにいる子どもを映す、森の中で木にとまっている鳥を撮るなど、遠くの人や物を綺麗に撮るのには不向きです。

iPhone16とiPhone16 Proの違いとしても、カメラ性能は大きく差異があるポイントです。

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ただし広角レンズは4,800万画素と高解像度なので、日常づかいなら基本的に支障はないでしょう。

通信規格はUSB 2と低速

USBポートの通信規格が、USB 2(通信速度 最大480Mbps)と低速なのがデメリットのひとつです。

例えば、フルHDの動画1時間(約3.6GB)のデータを転送するのに約1分ほどかかってしまいます。

外部メモリ(SDカードや外付けHDDなど)とiPhone16をUSB経由でデータ転送したい方は注意してください。

データをやり取りする場合は、iCloudなどのクラウドストレージを活用するのがベターです。

ちなみにiPhone16 Proモデルは、USB 3(通信速度 10GB/s)の高速通信に対応しています。

リフレッシュレートは60Hzどまり

iPhone16のディスプレイのリフレッシュレートは最大60Hzです。

最近のスマホには90Hzや120Hzなどの高リフレッシュレートに対応したモデルも多いため、少し物足りないのがデメリットです。

ただし、実際にiPhone16で「原神」や「Call of Duty」をプレイしてみたところ、戦闘のアクションやグラフィックも特に違和感なくプレイできました。

iPhone16のゲームプレイ画面

ゲームを気軽に楽しむ分には問題ありません。

FPSゲームの反応速度など、しっかりとこだわりたい方はリフレッシュレート最大120Hzに対応したiPhone16 Proがおすすめです。

カメラコントロールボタンの操作に慣れが必要

カメラコントロールボタンは便利な反面、操作には多少慣れが必要です。

ボタンを操作するときには、次のような動作を行います。

  • ボタンを1回押してカメラを開く
  • さらにボタンを1回押して写真を撮る
  • ボタンを長押しすると動画を撮る
  • 「ボタンを軽く押しながら」ズームや被写界深度などを調整する
  • 「ボタンを軽く2回押して」カメラコントロール設定を開く

特にボタンを軽く押しながら操作するのは、上手く操作しにくくて調整しづらいと感じました。

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スマホケースを装着すると少し操作感が変わるため、ケースとiPhone16の相性も重要です。

ちなみに、「設定」→「アクセシビリティ」→「カメラコントロール」を開くと、以下のようなカメラコントロールボタンの感度を調整できます。

  • カメラコントロールボタンを押すときの強さ
  • 2回軽くボタンを押すときの速さ

ボタンをスライドする際のスピードを調整できないのが少し残念です。

カメラレンズの突出が気になる

iPhone16を実際に使ってみたところ、カメラレンズの突出感が少し気になりました。

iPhone16のカメラレンズ

レンズが縦一列の配置に変わったこともあり、画面を上にしてテーブルに置くとかなりガタつきます

傷や汚れを防止したい方は、スマホケースやレンズカバーを装着するのがおすすめです。

iPhone16の良い口コミ・評判

iPhone16の良い口コミ・評判をまとめました。

iPhone16の良い口コミ・評判
  • カラーがかわいい
  • マクロ撮影で接写が綺麗に撮れる
  • カメラコントロールが便利
  • アクションボタンが便利

カラーがかわいい

iPhoneのカラーがかわいい・綺麗という意見が多く見られました。

特に、ピンク・ウルトラマリン・ティールの3つは色鮮やかなカラーが人気でした。

推し色で本体カラーを選んだ方にも好評です。

マクロ撮影で接写が綺麗に撮れる

iPhone16がマクロ撮影に対応したことにより、接写の写真が綺麗に撮れるという意見もありました。

被写体にしっかり近づいて撮影できるため、微細な部分まで鮮明に映すことができます。

カメラコントロールが便利

新機能のカメラコントロール機能に好評な意見がありました。

特に、被写界深度を調整できる点が好評です。

被写界深度はピントを合わせたときにはっきり見える部分のこと。上手く調整することで自然なボケ感を演出できます。

アクションボタンが便利

アクションボタンに肯定的な意見も複数見られました。

特に、ショートカット機能を使ってオリジナルボタンとして活用するのが便利という意見が多くあります。

iPhone16の悪い口コミ・評判

一方で、次のようなiPhone16の悪い口コミ・評判も見受けられます。

iPhone16の悪い口コミ・評判
  • カメラコントロールが使いづらい
  • アクションボタンが使いづらい
  • 本体代金が高い

特にカメラコントロール・アクションボタンの2つは、良い評判もあるため意見が分かれています。

カメラコントロールが使いづらい

人によってはカメラコントロールボタンが使いづらいようです。

ボタンの配置がよくない、間違って押してしまう誤操作が起きやすいという意見があります。

また、感度が悪くて操作しづらいという口コミもありました。

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筆者はスマホケースを装着することでカメラコントロールの誤操作は減りました。

アクションボタンが使いづらい

アクションボタンに関しても、誤操作しやすいという意見がありました。

また、アクションボタンの必要性を感じない、前のボタン(サイレントスイッチ)が良かったという口コミもあります。

良い口コミではショートカット機能でカスタマイズしている方が多かったため、活用方法によって意見が分かれています。

本体代金が高い

本体代金が高いという意見も見られました。

iPhone15からの値上がりはありませんでしたが、やはり本体代金が10万円以上となるため負担はかなり大きいです。

できるだけお得に手に入れたい方は、iPhoneを安く買う方法を参考にしてください。

充実した新機能とスペックの向上を体感できるコスパの高い一台

iPhone16の実機レビューと実感したメリット・デメリットを紹介しました。

これまでのiPhoneシリーズは、新機能や新型チップがProモデルのみ搭載されるのが主流で、標準モデルとの格差を感じることが多くありました。

しかしiPhone16では、新型のA18チップを搭載しただけでなく、Apple Intelligenceやカメラコントロール機能にも対応しています。

新機能を体験しつつも、できるだけコストを抑えたい方におすすめの一台です。

iPhone16の購入を検討中の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。