毎日使用するスマホは、防水・防塵性能の高さが重要です。
歴代iPhoneシリーズでは、iPhone7から防水・防塵性能を備えるようになりました。
この記事では、iPhone16シリーズの防水・防塵性能についてご紹介します。
- iPhone16:IP68
- iPhone16 Plus:IP68
- iPhone16 Pro:IP68
- iPhone16 Pro Max:IP68
結論、iPhone16シリーズはすべて最高ランクであるIP68相当の防水・防塵性能があります。
内部に粉塵が浸入せず、一定の水深で水没させてもiPhone16が浸水することは基本的にはありません。
また、お風呂やプールでiPhone16が使えるかどうかもあわせて解説しています。
注意したほうがよい使い方も紹介しているので、参考にしてみてください。
本体価格10万円以上と高価なiPhoneですが、できるだけお得に手に入れたい方はiPhoneを安く買う方法を要チェックです。
iPhone16シリーズの防水・防塵性能まとめ
iPhone16シリーズの防水・防塵性能は、全モデルIP68です。
- iPhone16:IP68
- iPhone16 Plus:IP68
- iPhone16 Pro:IP68
- iPhone16 Pro Max:IP68
防水・防塵性能は国際規格である「IP○○」というコードで表記され、前の数字が防塵性能のレベル、後ろの数字が防水性能のレベルを示しています。
防塵等級 | |
---|---|
0(IP0X) | 保護されていない |
1(IP1X) | 直径50mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
2(IP2X) | 直径12.5mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
3(IP3X) | 直径2.5mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
4(IP4X) | 直径1.0mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
5(IP5X) | 有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に入らない。 |
6(IP6X) | 粉塵が内部に入らない。 |
防水性能 | |
---|---|
0(IPX0) | 保護されていない |
1(IPX1) | 垂直に落ちてくる水滴に対する耐性 |
2(IPX2) | 垂直から±15度の範囲で落ちてくる水滴に対する耐性 |
3(IPX3) | 垂直から±60度の範囲で落ちてくる水滴に対する耐性 |
4(IPX4) | あらゆる方向からの飛沫に対する耐性 |
5(IPX5) | あらゆる方向からの噴流水に対する耐性 |
6(IPX6) | あらゆる方向からの強い噴流水に対する耐性 |
7(IPX7) | 一時的に一定の水圧(=水深)で水没しても内部に浸水しない |
8(IPX8) | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防塵性能「IP6X」は、粉塵のような微細な粒子もiPhone16の中に入らないことを表します。
また、防水性能「IPX8」は、IPX7以上よりも過酷な状況で継続的に水没しても浸水しないレベルです。
したがって、iPhone16シリーズは粉塵が内部に浸入せず、一定の水深下で水没しても内部が浸水することはないといえます。
iPhone16の防水・防塵性能
iPhone16の防水・防塵性能は、最高等級である「IP68」です。
万が一飲み物をこぼしてしまったときにも、十分に耐えられる性能を備えています。
普段づかいするうえで浸水する心配は少ないと言えます。
iPhone16 Plusの防水・防塵性能
iPhone16 Plusの防水・防塵性能は、同じく「IP68」です。
砂埃やホコリなども浸入しにくいため、キャンプやBBQなどでスマホを使うときも安心して使用できます。
ただし、土や砂が直接iPhoneに掛かってしまうと故障の原因になります。
iPhone16 Proの防水・防塵性能
iPhone16 Proの防水・防塵性能も「IP68」です。
iPhone16 Proも最高ランクの保護性能がありますが、長く使用するにつれて耐性が下がる可能性があります。
IP68であっても、むやみに水没させたり、シャワーをあてたりすることは避けましょう。
iPhone16 Pro Maxの防水・防塵性能
iPhone16 Pro Maxの防水・防塵性能も、最高ランクの「IP68」です。
少しのあいだ水没しても、基本的には内部まで水が浸入する心配はありません。
ただしiPhoneが濡れた状態で充電ケーブルを繋ぐと故障の可能性があります。
iPhone16をお風呂やプールで使っても大丈夫?
iPhone16をお風呂やプールで使用することは推奨されていません。
IP等級は、常温の真水を使用して試験を行っています。
塩素の入ったプールの水や海水、入浴剤の入ったお湯などは、iPhone16が故障する原因になりかねません。
また、お風呂・サウナの湿気や蒸気に対しての耐性は保証されておらず、iPhone16が浸水する可能性があります。
そのため、iPhone16をお風呂やプールで使うのはおすすめできません。
- iPhoneを身につけたまま泳ぐ・入浴する
- 水圧が強い水や流速が大きい水をかける
(シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど) - サウナやスチームルームで使用する
- iPhoneを故意に水に浸す
- 推奨される温度範囲外または湿度が非常に高い環境で操作する
- iPhoneに衝撃を与える
- iPhoneを解体する
Appleサポートの記事「iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について」に防水・防塵性能や水濡れ時の対処法が記載されているので、参考にしてください。
Appleでは、水濡れによる損傷は保証対象外です。
実際には問題なく使える場合も多いですが、IP68だからといって過信せず取り扱いには注意しましょう。
お風呂やプールでiPhone16を使う場合は、防水・防塵性能のあるスマホケースを装着するのがおすすめです。
iPhone16シリーズの防水・防塵性能は最高レベルのIP68
この記事では、iPhone16シリーズの防水・防塵性能について紹介しました。
iPhone16シリーズはすべてのモデルが「IP68」と最高レベルの保護性能を備えています。
日常づかいなら、粉塵や水滴が内部に浸入することを心配せずにiPhone16を使うことが可能です。
真水以外の液体に浸かると故障の原因となる場合があるため、注意してください。
お風呂やアウトドア、海水浴などでiPhone16を使いたい場合は、防水・防塵性能のあるスマホケースを装着しましょう。