iPhone17シリーズは、Appleの最新技術が詰め込まれたフラッグシップスマートフォンです。
カメラ性能やレスポンスなど注目すべきポイントはたくさんありますが、中でも「防水・防塵性能」は多くのユーザーにとって重要な要素かと思います。
本記事では、iPhone17 AirやiPhone17 Proなど、モデルごとに防水防塵性能を紹介。
また、お風呂やプールでも使えるのかなど、気になる点についても解説します。

なお、iPhone17シリーズは、9月12日21時から予約開始、9月19日に発売開始されると予想しています。

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iPhone17シリーズの防水・防塵性能まとめ
まずは、iPhone17シリーズのモデルごとに防水・防塵性能をチェックしていきます。
スマホの防水防塵性能は、「IP68」などのIP等級で示されます。
数字の前半が防塵、後半が防水性能です。
それぞれ以下のような指標となっています。
IP等級の意味(防塵)
防塵等級 | |
---|---|
0(IP0X) | 保護されていない |
1(IP1X) | 直径50mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
2(IP2X) | 直径12.5mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
3(IP3X) | 直径2.5mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
4(IP4X) | 直径1.0mm以上の大きさの固形物が内部に入らない。 |
5(IP5X) | 有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に入らない。 |
6(IP6X) | 粉塵が内部に入らない。 |
IP等級の意味(防水)
防水性能 | |
---|---|
0(IPX0) | 保護されていない |
1(IPX1) | 垂直に落ちてくる水滴に対する耐性 |
2(IPX2) | 垂直から±15度の範囲で落ちてくる水滴に対する耐性 |
3(IPX3) | 垂直から±60度の範囲で落ちてくる水滴に対する耐性 |
4(IPX4) | あらゆる方向からの飛沫に対する耐性 |
5(IPX5) | あらゆる方向からの噴流水に対する耐性 |
6(IPX6) | あらゆる方向からの強い噴流水に対する耐性 |
7(IPX7) | 一時的に一定の水圧(=水深)で水没しても内部に浸水しない |
8(IPX8) | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
iPhone17の防水・防塵性能
スタンダードモデルのiPhone17は、IP68等級に対応しています。
IP68は、数字の前半「6」は最高レベルの防塵性能、後半の「8」は一定の水深での耐水性を表します。
Appleでは、最大水深6メートルに最大30分間沈めても内部に浸水しないという試験が行われています。
そのため、キッチンや洗面所での利用、突然の雨に濡れるシーンでも問題なく使えるでしょう。
ただし、あくまで試験環境での性能であり、実際の使用環境では水圧や温度変化、経年劣化によって耐水性が低下する可能性があります。
iPhone17 Airの防水・防塵性能
シリーズに新たに加わったiPhone17 Airは、軽量化と薄型化が特徴的なモデルです。
薄型モデルなので他モデルに比べると内部の空間が限られているものの、Appleの技術力によって薄さと耐水性が両立されています。
iPhone17 Airの防水防塵等級はiPhone17と同じくIP68等級です。
普段使いには十分な耐水性が備わっていると言えるでしょう。
薄型軽量でありながら、防水防塵性能もしっかりしているスマホが欲しいという方には、かなりおすすめできるモデルです。
iPhone17 Proの防水・防塵性能
上位モデルにあたるiPhone17 Proは、筐体素材にチタンとCeramic Shieldを採用しており、耐久性はかなり高いです。
防水防塵規格はiPhone17などと同じくIP68です。
最大水深6メートルで最大30分間浸水させる試験が行われており、標準モデルと同じく普段使いであれば水没の心配は少ないでしょう。
iPhone17 Pro Maxの防水・防塵性能
シリーズ最上位のiPhone17 Pro Maxも、Proモデルと同様チタン素材などが使われた耐久性の高いスマホに仕上がっています。
防水防塵等級は他モデルと同じくIP68で、最大水深6メートルで最大30分間の水没に対応しています。
キッチンなどの水回りや、突然の雨でも内部が浸水してしまう可能性は少ないでしょう。
(※)在庫がなくなり次第、終了となります。iPhone17をお風呂やプールで使っても大丈夫?
iPhone17シリーズはIP68等級で継続的な水没にも耐えるとされているため、お風呂やプールで使いたいという方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、基本的にiPhone17シリーズをお風呂やプールで使うことは非推奨です。
IP等級を取得するための水没試験は基本的に常温の真水で行われます。
そのため、お風呂のような高温の水や、塩素などの薬品、塩分が入った水での安全性は保証されていません。
また、水蒸気やシャワーのような水圧の強い水への耐性も保証されていないため、注意が必要です。


iPhone17が水没したときの対処法
もしiPhone17が水没してしまった場合、速やかに対処する必要があります。
ここでは、iPhone17が水没したときの対処法を順番に紹介します。もし水没してしまった場合の参考にしてみてください。
- すぐに電源を切る
- 外部の水分を拭き取る
- SIMトレーを取り出す
- 自然乾燥させる
- 乾燥後に起動を試す
1. すぐに電源を切る
スマホの水没に気が付いたら、まずはショートの危険性に注意を払いましょう。
すぐにスマホの電源を切り、充電ケーブルも外してください。
電源を入れたまま操作を続けると、内部基板にダメージが広がる可能性があります。
2. 外部の水分を拭き取る
次に、スマホ外側の水分を拭き取りましょう。
柔らかい乾いた布やティッシュを使って、丁寧に拭き取ることが重要です。
充電端子やスピーカーなどの穴に水が入り込んでいた場合、基本的には自然乾燥させてください。
端末を振ったりドライヤーで無理に乾かそうとしたりするのはNGです。
3. SIMトレーを取り出す
速やかな乾燥のためには、スマホ内部の湿気を減らす必要があります。
内部の通気性を高めるために、SIMトレーを外して乾燥を促しましょう。
4. 自然乾燥させる
電源を切り、SIMトレーを外した後は、スマホを放置して自然乾燥させましょう。
ドライヤーの熱風を当てるのは逆効果です。風で水分を奥に押し込んだり、熱で基板を損傷する恐れがあります。
目安として、風通しの良い場所で24~48時間ほど乾燥させるのが理想です。
より速く乾燥させたい場合は、密閉袋に乾燥剤と一緒に入れておくと良いでしょう。
5. 乾燥後に起動を試す
スマホが完全に乾いたと言える状態になったら、電源を入れて動作を確認しましょう。
このとき、スマホが起動しない、画面がちらつく、スピーカーから音が出ないなどの症状が見られた場合は、Appleや購入した通信キャリアの修理サポートへ問い合わせてください。
(※)在庫がなくなり次第、終了となります。iPhone17シリーズの防水・防塵性能は最高レベルのIP68
全モデルが最高等級のIP68に準拠するiPhone17シリーズ。
スマートフォンの中でもトップクラスの防水・防塵性能を誇ります。
キッチンなど水回りでの使用や、突然の大雨でも水没の危険性は少ないと言えるでしょう。
ただし、防水性能は常温の真水で発揮されるものです。お風呂やプールでの使用は基本的におすすめできません。
また、防水性能は「恒久的に保証されるものではない」という点も忘れないでください。
経年劣化や落下の衝撃によって、端末の耐久性が落ちてしまうこともあります。
iPhone17シリーズの防水・防塵性能は非常に優れているものの過信はせず、「精密機器として大切に扱う」ことを心がけましょう。