iPhone16e実機レビュー!高性能&シンプルなお手軽モデル

iPhone16eを実機レビュー。発売日や価格のほか、使ってみてわかったメリットデメリットもご紹介します。iPhone16eは廉価モデルながら高い処理性能を持っており、バッテリー持ちも優秀です。また、シングルレンズではあるものの、美しい写真を簡単に撮影することができます。
  • 2025年3月20日
  • 本記事には広告が表示されます
  • ※本記事は2025年3月21日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください
iPhone16e実機レビュー!高性能&シンプルなお手軽モデル

iPhone16eは2025年2月にiPhone16シリーズの廉価モデルとして登場しました。

実質的には2022年に発売されたiPhone SE(第3世代)の後継モデルにあたります。しかし、今作から通常のiPhoneと同じシリーズに組み込まれました。

iPhone16eはカメラや細かい仕様のコストをカットすることで、上位モデルのiPhone16などに近い処理性能を備えつつ、価格は抑えたモデルに仕上がっています。

iPhone16e概要

実際に使ってみて分かったiPhone16eのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
  • ミニマル感のあるシンプルなデザイン
  • 軽くて扱いやすいサイズ感
  • 廉価モデルながら高い処理性能
  • 先代モデルから大幅に向上したディスプレイ性能
デメリット
  • MagSafe非対応
  • 超広角カメラが無い
  • 利用できないカメラ機能が多い

本記事では、iPhone16eの実際の使い勝手やメリット、デメリットを詳しく解説します。

iPhone16eの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

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iPhone16eの発売日・価格

iPhone16e

画像引用元:iPhone16e|Apple

iPhone16eは2025年2月28日に発売されました。

比較的コンパクトな6.1インチのディスプレイにiPhone16と同じA18チップや、4,800万画素のカメラを搭載したコスパモデルです。

実質的な先代モデルにあたるiPhone SE(第3世代)のデザインは、ホームボタンを搭載した“昔ながらのiPhone”でした。

一方、iPhone16eは最近のiPhoneのスタイルを採用。ホームボタンがなくなり、ノッチが採用されました

iPhone16e
発売日2025年2月28日
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ幅:71.5mm
高さ:146.7mm
厚さ:7.80mm
重さ167g
アウトカメラ広角:4,800万画素
※2倍望遠ズーム対応
インカメラ1,200万画素
バッテリービデオ再生:最大26時間
RAM8GB
ROM128/256/512GB
CPUA18チップ
認証顔認証
防水IPX8
カラーブラック
ホワイト

iPhone16eはアップルストアのほか、ドコモ、au・UQモバイル、ソフトバンク・ワイモバイル、楽天モバイルにて購入可能です。

アップルストアでの定価は99,800円から。iPhone16と比べると25,000円安い価格設定です。

キャリア・ショップiPhone16eの価格割引後の価格オンラインショップ
au128GB:112,800円
256GB:129,800円
512GB:162,800円
スマホトクするプログラム適用時(※2)

乗換/新規/UQから移行/機種変更
128GB:47円/27,547円/16,547円/33,047円
256GB:6,600円/34,100円/23,100円/39,600円
512GB:19,400円/46,900円/35,900円/52,400円
公式サイトを見る
ドコモ128GB:109,780円
256GB:139,920円
512GB:179,960円
いつでもカエドキプログラム適用時(※1)

乗換/新規/機種変更
128GB:1,210円/43,780円/38,280円
256GB:53,680円/64,680円/53,680円
512GB:73,920円/64,680円/53,680円
公式サイトを見る
ソフトバンク128GB:110,016円
256GB:126,432円
512GB:158,544円
新トクするサポート適用時(※3)

乗換・新規/機種変更
128GB:24円/54,984円
256GB:6,600円/61,560円
512GB:19,440円/74,280円
公式サイトを見る
楽天モバイル128GB:104,800円
256GB:120,500円
512GB:153,800円
買い替え超トクプログラム適用時(※4)

乗換/新規/機種変更
128GB:31,392円/34,392円/47,392円
256GB:39,240円/42,240円/55,240円
512GB:55,896円/58,896円/71,896円
公式サイトを見る
ワイモバイル128GB:110,016円
256GB:126,432円
512GB:158,544円
新トクするサポート(A)適用時(※5)

乗換(※6)/新規(※6)/機種変更
128GB:10,992円/27,336円 /54,984円
256GB:17,568円/33,912円 /61,560円
512GB:30,288円/46,632円 /74,280円
公式サイトを見る
UQモバイル128GB:112,800円
256GB:129,800円
512GB:162,800円
スマホトクするプログラム適用時(※2)(※7)

乗換/新規/機種変更
128GB:11,047円/27,547円/16,547円/38,547円
256GB:17,600円/34,100円/23,100円/45,100円
512GB:30,400円/46,900円/35,900円/57,900円
公式サイトを見る
Apple128GB:99,800円
256GB:114,800円
512GB:144,800円
--
※1 23ヶ月目に本機種を返却した場合
※2 auオンラインショップで購入し、25ヶ月目に本機種を返却した場合
※3 「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は2025年3月21日時点のものです。それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイトをご確認ください。)
※4 楽天モバイル買い替え超トクプログラムを適用し、実質負担額ポイント還元を受けた場合
※5 48回払いで対象機種を購入し、25ヶ月目に本機種を返却した場合
※6 ワイモバイルオンラインショップで購入し、シンプル2 M/Lを契約した場合
※7 トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションIIに加入した場合

iPhone16eを開封!付属品をチェック

iPhone16e

それでは早速iPhone16eを開封していきます。

外箱にはiPhone16eの画面側のイメージがプリントされていました。

iPhone16e

箱を開けるとiPhone16e本体がすぐに目に入ってきます。

iPhone16eはホワイトとブラックの2色展開ですが、今回はレビューするのはホワイトです。

iPhone16e

iPhone16e本体の下には付属品が入っています。

付属品はUSB Type-CケーブルとSIMピンのみで、充電器などは入っていないので注意しましょう。

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iPhone16eの外観・デザイン

iPhone16e

iPhone16eのデザインはかなりシンプルです。

背面はガラス素材ですが、iPhone16などと同様、サラサラとしたマットな質感でした。

iPhone16e

カメラはシングルレンズで、厚みも控えめです。

存在感を抑えたシンプルなデザインと言えるでしょう。

iPhone16e

アルミ素材の側面フレームもマットな質感です。

iPhone16e
左:iPhone16 Pro 右:iPhone16e

質感はiPhone16などに近いものの、側面フレームの形状は若干異なります。

上の写真のように、iPhone16 Proは角が少し滑らかに加工されていますが、iPhone16eにはそれがありません。角張った形状になっています。

大きな差はないように見えますが、ケースなしの状態で手に持つと、iPhone16eは角が手に当たりました。

iPhone16e

iPhone16eは、全体的にミニマル感のあるスッキリとしたデザインに仕上がっています。

シンプルな雰囲気の製品が好きな方にはかなりおすすめのモデルです。

iPhone16eのディスプレイ

iPhone16e

iPhone16eは6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

先代モデルであるiPhone SE(第3世代)が4.7インチの液晶ディスプレイだったことを考えると、画面サイズや発色の面で大きく進化しました。

iPhone16e

発色や解像感は全く問題なく、上位モデルと比べても劣っていると感じることはありませんでした。

明るさも十分なので、普段使いで困ることはないと言えるでしょう。

iPhone16e

インカメラ部分はiPhone12~14と同じくノッチを採用。

iPhone16などが採用しているDynamic Islandと比べると機能性は劣りますが、実際の使用感はさほど変わりません。

iPhone16e
左:iPhone16 Pro 右:iPhone16e

iPhone16eの画面周りのベゼル(黒縁)は比較的太く、iPhone16 Proと比べると3~4倍ほど幅が広いように見えます。

若干の野暮ったさは感じますが、使っているうちに慣れていき、気にならなくなる方が多いでしょう。

iPhone16e

ディスプレイサイズは6.1インチです。Webサイトなどを見てもサイズ不足を感じることはありませんでした。

iPhone16e

リフレッシュレート(画面の書き換え頻度)は60Hzで、iPhone16と同等です。

基本的に困ることはありません。しかし、90Hzや120Hzのモデルと比べると、やはりスクロールやアプリを開閉した時の動作の滑らかさに多少物足りなさを感じます。

アイコン
Androidの場合、iPhone16eと同じ10万円前後のモデルは、そのほとんどが90Hz以上の高リフレッシュレートに対応しています。この点においては、コスパが悪いと言えるでしょう。

iPhone16eのサイズ・重さをレビュー

iPhone16e

iPhone16eは6.1インチのディスプレイを搭載しており、最近のスマホの中では比較的コンパクトな部類に入ります。

実際に手に持ってみても大きいという印象はなく、片手でも十分握ることができました。

iPhone16e

ただ、「コンパクトスマホ」と言えるほど小さいわけではありません。一度も持ち替えることなく片手で文字を入力するのは難しいでしょう。

iPhone16e

iPhone16eの重量は167gでした。

6.1インチのスマホとしては十分軽量で、実際に使ってみてもかなり軽いと感じました。

携帯性は十分良いので、iPhone16eは気軽にスマホを持ち歩きたい方にも十分おすすめできます。

iPhone16eのスペック・処理性能

iPhone16e

iPhone16eはA18チップを搭載しています。

GPUのコア数が1つ減らされているものの、上位モデルのiPhone16と同じチップです。

実際の処理性能を確かめるために、実際にベンチマークテストを行いました。結果は以下の通りです。

  • Antutu V10:1,424,227
  • Geekbench 6:シングル3,475、マルチ8,532
  • 3DMark(Wild Life Extreme):3,001

いずれもかなり高いスコアです。普段使いで困ることはまずありません。重めのゲームも問題なくプレイできる性能です。

特にCPU性能は、上位モデルのiPhone16やiPhone16 Proにも劣らないレベルと言えます。

iPhone16e

スマホゲームの中でも特に高い性能が必要とされる原神をプレイしてみましたが、ストレスを感じることなく遊べました。

iPhone16eは廉価モデルではあるものの、ほとんどの作業を快適に行えます。性能面の心配をする必要はないでしょう。

iPhone16eのバッテリー持ち

iPhone16e

iPhone16eは4,005mAhのバッテリーを搭載していると推測されています。

本体サイズが近い他のiPhoneと比べても、特に大きいバッテリー容量です。

スペックシート上のビデオ再生時間は、iPhone16が最大22時間なのに対し、iPhone16eは最大26時間と記載されています。

そこで、実際のバッテリー持ちをテストするため、Youtube動画を1時間再生し続けてバッテリー残量の推移をチェックしてみました。

バッテリー残量
  • 動画再生開始時:67%
  • 1時間後:61%

1時間の動画再生で6%減少しました。

この程度の消費で済んでいるということは、iPhone16eは比較的バッテリー持ちが良いモデルと言えます。

アイコン
実際に使っていてもバッテリーの減りが早いと感じることはありませんでした。1日~1日半は充電なしでも使えるでしょう。

iPhone16eのカメラ性能

iPhone16e

iPhone16eは4,800万画素の広角カメラを1つだけ搭載しています。

iPhone16には搭載されている超広角カメラはありません。

実際の作例を見ながら、iPhone16eのカメラ性能をチェックしていきましょう。

日中の作例

まずは日中の明るい時間帯の作例を紹介します。

iPhone16eの写真作例

iPhone16eの写真作例

iPhone16eの写真作例

基本的には解像感が高く、色味も自然です。十分綺麗な写真が撮れていると感じました。

1枚目の写真では、川や空の明るい部分と木々の暗い部分で明暗差が大きく出ていますが、黒潰れや白飛びは抑えられています。

廉価モデルではあるものの、普段使いであれば十分実用的なレベルと言えるでしょう。

iPhone16eとiPhone16 Proの作例を比較

ここで、上位モデルのiPhone16 Proとの比較を行います。いずれも広角カメラの1倍で撮影しました。

iPhone16eの写真作例
iPhone16eで撮影
iPhone16 Proの写真作例
iPhone16 Proで撮影

iPhone16eとiPhone16 Proのカメラの画素数はどちらも4,800万画素です。しかし、センサーサイズは異なり、iPhone16 Proの方が圧倒的に大きいものを搭載しています。

2枚の写真は、一目見ただけではその違いがほとんど分かりません。

ただ、じっくり見てみるとiPhone16eで撮影したものは、のっぺりとした写真に仕上がっています。また、細部の解像感も劣っており、コントラストも弱めです。

とはいえ、上の写真の通り大差はありません、iPhone16eでも十分綺麗な写真を撮ることができます。

続いて2倍ズームの作例を比較してみましょう。

iPhone16eの写真作例
iPhone16eで撮影
iPhone16 Proの写真作例
iPhone16 Proで撮影

こちらも大きな差はないものの、やはり描写力はiPhone16 Proの方が高く、立体感も感じられます。植物の繊維の描写も、iPhone16 Proの方がより自然です。

どちらのモデルも4,800万画素センサーを活用した劣化のない2倍ズームには対応しています。

しかし、センサーサイズに違いがあるため、背景のボケ具合にも差が出ました。

センサーの小さいiPhone16eは、ボケ具合も小さめです。背景ボケを生かした雰囲気ある写真を撮りたい方は注意しましょう。

iPhone16eのズーム性能

iPhone16eのカメラのズーム性能をチェックします。順番に2倍、4倍、8倍、最大倍率の10倍で撮影しました。

iPhone16eの写真作例
2倍
iPhone16eの写真作例
4倍
iPhone16eの写真作例
8倍
iPhone16eの写真作例
10倍

4倍までは画質の劣化がほぼ目立たず、写真として十分実用的な画質を保つことができています。

さらに倍率を上げると画質の劣化が見られるようになりますが、10倍でもそこそこ綺麗に撮影できました。

望遠カメラ非搭載モデルとしては、ズーム性能は優良です。

iPhone16eの写真作例

iPhone16eはシングルカメラ構成なので、撮影できる画角は限られます。とはいえ、全体的なカメラ性能は十分優れていると言えるでしょう。

スペックシート上、iPhone16eのカメラは上位モデルと大きな差があるように見えますが、実際に撮った写真からはそこまでの差は感じられません。

もちろん細部をよく見れば違いはあるものの、多くの方にとっては気にならないレベルでしょう。

夜間の作例

夜間の暗い時間帯の作例を紹介します。

iPhone16eの写真作例

iPhone16eの写真作例

iPhone16eの写真作例

暗いシーンで撮影しても、画質が極端に悪くなることはありませんでした。十分実用的なレベルに仕上がっています。

ただ、カメラセンサーが小さいため、若干ノイズが発生しやすい点には注意してください。

iPhone16eとiPhone16 Proの作例を比較

1枚目がiPhone16e、2枚目がiPhone16 Proの作例です。

iPhone16eの写真作例
iPhone16eで撮影
iPhone16 Proの写真作例
iPhone16 Proで撮影

iPhone16eの作例も十分綺麗ですが、iPhone16 Proと比べるとノイズが多く、細部の解像感も劣っています。

夜間でもしっかり綺麗に撮影したい方は、上位モデルのiPhone16やiPhone16 Proを選ぶと良いでしょう。

使って感じたiPhone16eのメリット

使って感じたiPhone16eのメリット

それでは、iPhone16eを実際に使って感じたメリットを紹介します。

メリット
  • ミニマル感のあるシンプルなデザイン
  • 軽くて扱いやすいサイズ感
  • 先代モデルから大幅に向上したディスプレイ性能

ミニマル感のあるシンプルなデザイン

iPhone16e

シングルレンズ構成のiPhone16eは、本体背面のデザインがとてもシンプルです。

カラーリングも単色で、非常にミニマルな雰囲気があります。シンプルなデザインのアイテムが好きな方にはかなりおすすめです。

また、背面にマットなガラス素材が使われているため手触りも良好。ケースなしで使いたくなる触り心地です。

軽くて扱いやすいサイズ感

iPhone16e

iPhone16eのディスプレイは6.1インチで、片手でも持ちやすいサイズです。

また、重量も最近のスマホとしてはかなり軽い167g。長時間手に持っていても負担を感じにくい点も大きな魅力のひとつです。

ポケットなどに入れて気軽に持ち運ぶことができます。スマホの携帯性を重視する方にもおすすめのモデルです。

廉価モデルながら高い処理性能

iPhone16e

iPhone16eは上位モデルのiPhone16と同じA18チップを搭載しています。廉価モデルながら処理性能はかなり高いです。

SNSやブラウジングなどの普段使いはもちろん、重めのゲームも快適に楽しめます。

A18チップはスマホの中でもトップクラスの処理性能を持っているため、価格は抑えつつ高スペックなモデルが欲しい方にとって、iPhone16eは最適な選択肢と言えるでしょう。

先代モデルから大幅に向上したディスプレイ性能

iPhone16e

iPhone16eは6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

発色や画素密度は上位モデルのiPhone16などと遜色なく、実際に使ってみても不満を感じることはありませんでした。

実質的な先代モデルにあたるiPhone SE(第3世代)は4.7インチの液晶ディスプレイだったので、ディスプレイ性能は大幅に向上したと言えるでしょう。

iPhone SE(第3世代)を使っていてディスプレイ性能に不満を感じていた方は、iPhone16eをチェックしてみてはいかがでしょうか。

使って感じたiPhone16eのデメリット

使って感じたiPhone16eのデメリット

実際にiPhone16eを使って感じたデメリットを紹介していきます。

デメリット
  • MagSafe非対応
  • 超広角カメラが無い
  • 利用できないカメラ機能が多い

MagSafe非対応

iPhone16e
MagSafeアクセサリーが付かない

iPhone16eはMagSafeに対応していません。

アイコン
MagSafeは、iPhoneの背面に磁力でワイヤレス充電器やカードウォレットなどのアクセサリーを貼り付けられる機能です。

iPhone 12シリーズで登場しました。

マグネットが埋め込まれたケースなどを使えば、iPhone16eでもアクセサリーを貼り付けることはできます。

しかし、ワイヤレス充電利用時の充電速度は、上位モデルと比べると遅いので注意しましょう。

超広角カメラが無い

iPhone16e

iPhone16eにはカメラが1つしかなく、超広角カメラは使えません。

iPhone16 Proの写真作例
iPhone16 Proで撮影

こちらはiPhone16 Proの超広角カメラで撮影したものです。

iPhone16eではこのようなダイナミックな写真を撮影することはできません。

ダイナミックな写真や風景写真を撮影したい方は、超広角カメラを搭載しているiPhone16などをチェックしてみましょう。

利用できないカメラ機能が多い

iPhone16e
「誰も検知されませんでした。」と表示される

iPhone16eは、カメラ機能が一部制限されています。

最も注意すべきなのがポートレートモードです。

iPhone16eでポートレートモードが使えるのは人物を撮影する時のみで、料理や花などの物体を撮る時には利用できません。

また、動画版のポートレートモードとも言えるシネマティックモードも、iPhone16eでは利用できません。

iPhone16e
左:iPhone16e 右:iPhone16 Pro

さらに、iPhone16シリーズで強化されたフィルター機能、フォトグラフスタイルも制限されています。

iPhone16e
左:iPhone16e 右:iPhone16 Pro

フォトグラフスタイルの数が少なく、一世代前のiPhone15シリーズと同じ仕様です。自分好みの色味で撮影したい方は注意してください。

アイコン
特にポートレートモードの制限はかなり大きなデメリットと言えます。普段からポートレートモードを多用している方は要注意です。

iPhone16eの良い口コミ・評判

ここからは、iPhone16eに関するSNSでの良い口コミを紹介します。

シンプルなデザインが良い

iPhone16eのシンプルなデザインに対して、ポジティブな意見がかなり多く見られました。

複数のカメラを搭載したモデルが主流になった中、シングルレンズのiPhone16eのシンプルさは際立っています。

また、背面がサラサラとしたマットな質感であることも好意的に受け取られていました。

バッテリー持ちが良い

iPhone16eのバッテリー持ちも好評です。

6.1インチ級の比較的コンパクトなモデルとしてはバッテリー持ちが良く、1日は余裕で使うことができます。

数年ぶりに機種変更する方は、その進化に驚くのではないでしょうか。

動作がサクサク

iPhone16eは処理性能が高く、快適に使えるとの声が多く見られました。

iPhone16eはiPhone16と同じA18チップを搭載しており、廉価モデルながら処理性能はスマホの中でもトップクラスです。

SNSアプリから3Dゲームまで、ストレスなく快適に楽しめるでしょう。

iPhone16eの悪い口コミ・評判

続いて、iPhone16eに関する悪い口コミなどを紹介します。

サイズが大きい

iPhone16eの本体サイズが大きい・重いという声があがっています。

ただ、このように感じた方の多くが、iPhone7/8やiPhone SEシリーズからiPhone16eへ機種変更していました。

iPhone7/8やiPhone SEシリーズは、サイズがかなり小さくて軽量です。

iPhone16eも最近のスマホの中ではコンパクトな部類に入るものの、これらの機種を長く使っていた方にとっては、「大きくて重いiPhone」と感じられたのでしょう。

現在はiPhone16eより小さいスマホの方が珍しいので、古いiPhoneからの乗り換えを検討している方は、事前にiPhone16eのサイズを実機で確認してみることをおすすめします。

カラーバリエーションが少ない

iPhone16eのカラーバリエーションが少ないという声も見られました。

iPhone16が5色展開であるのに対し、iPhone16eはホワイトとブラックの2色のみです。

また、実質的な先代モデルにあたるiPhone SE(第3世代)も、ホワイトとブラック、レッドの3色展開でした。

iPhone16eで欲しいカラーが見当たらない方は、自分好みのケースなどを探してみてください。

ホームボタンが無い

iPhone16eには、ホームボタンがありません。

そのため、ホームボタンがあったiPhone7/8やiPhone SEシリーズを使っていた方は、操作に違和感を感じるケースが多いようです。

ただ、使い続けるうちに自然と慣れていく人が大半ではないでしょうか。

操作が不安な方も、ぜひ思い切ってiPhone16eに機種変更してみてください。

iPhone16eはシンプルデザインと高い処理性能が魅力

iPhone16e

iPhone16eは廉価モデルながら高い処理性能を持っており、バッテリー持ちも良好です。

また、シングルレンズではあるものの、美しい写真を簡単に撮影することができます。

一方で、超広角カメラがないことや、カメラ機能に制限があること、MagSafeに非対応である点は、人によっては致命的なデメリットになり得るでしょう。

iPhone16eは見た目だけでなく機能もシンプルなモデルです。

購入を検討している方は、本記事の内容を参考に、同機種が自分に合っているかじっくり検討してみてください。