この記事では、ハイエンドスマホのおすすめランキングを紹介します。
ゲームをプレイする人や1台のスマホを長期間使いたい人、快適性を求める人には、ハイエンドスマホがおすすめです。
とはいえ、ハイエンドスマホといっても各メーカーが多種多様な製品を販売しているため、購入時に迷う人も多いでしょう。
今回は2023年で最高レベルの性能を有しているスマホを厳選してまとめました。
自分の使い方に合った1台を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
全てのスマホからおすすめを厳選した記事については、以下をご覧ください。
※本記事の価格は全て税込みです。
ハイエンドスマホとは
ハイエンドスマホを一言で表現すると、「最高レベルの性能を備えたスマホ」です。
フラグシップモデルと呼ばれたりもします。
発売時点で最高性能のSoCを搭載して処理性能を高めるのはもちろん、高性能なディスプレイやカメラを搭載しているのも魅力です。
ハイエンドスマホは、さまざまなアプリのレスポンスがいいため快適に使用できます。
処理落ちが発生したり操作時にフリーズしたりする可能性が低く、ストレスなく使いたい人におすすめです。
もちろん、高い処理性能を活かして3Dゲームを快適にプレイできるのも魅力といえるでしょう。
ほかのスマホと比べて価格が高いのが難点ですが、快適性を重視するのであればハイエンドスマホを検討することをおすすめします。
- 発売時点で最高レベルの性能を備えたスマホ
- カメラやディスプレイ、実装している機能にもこだわったスマホ
- スペックや機能を追求した分高価なスマホ
【2023年最新】ハイエンドスマホおすすめランキング
日本国内で正規販売されているスマホの中から、特におすすめのハイエンドスマホを7デバイス紹介します。
一言でハイエンドスマホといっても多種多様なため、ぜひ参考にしてみてください。
それぞれに特徴があるため、自分の使い方や好みに合ったものを選べば満足度が高い1台に出会えるでしょう。
今回紹介するのは以下の7デバイスです。
1台ずつ詳しくみていきましょう。
1: Google Pixel 7 Pro
画像引用元:Google Pixel
Google Pixel 7 Pro | |
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発売日 | 2022年10月13日 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 幅:76.6mm 高さ:162.9mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 212g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 望遠:4,800万画素 |
インカメラ | 1,080万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 128/256/512GB |
CPU | Google Tensor G2 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX8・IP6X |
カラー | ヘーゼル スノー オブシディアン |
- Google独自のSoC「Tensor G2」を搭載している
- スペックはSnapdragon 8 Gen 1搭載デバイスよりやや劣る
- AIを活用した魅力的な機能を実装している
Google製のハイエンドスマホとして知られているのが、Pixelシリーズです。
Pixel 7シリーズが最新作で、その中で上位グレードに位置付けられているのがPixel 7 Proです。
Pixel 7 ProはGoogleが独自開発したSocであるTensor G2が搭載されており、AI性能に優れています。
とくに画像処理や文字起こしの機能に優れているため、これらの機能に魅力を感じる人は検討してみてもいいでしょう。
120Hz駆動に対応したディスプレイや高性能なレンズを搭載したカメラなど、さまざまな部分に高性能なパーツを使用しています。
日常利用からゲームまで幅広く使えるデバイスといえるでしょう。
2: Samsung Galaxy S22 Ultra
画像引用元:Galaxy
Galaxy S22 Ultra | |
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発売日 | 2022年4月21日 |
画面サイズ | 6.8インチ |
本体サイズ | 幅:77.9mm 高さ:163.3mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 168g |
アウトカメラ | 広角:1億800万画素 超広角:1,000万画素 望遠:1,200万画素 望遠:1,000万画素 |
インカメラ | 4,000万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 |
認証 | 顔認証 ディスプレイ内指紋認証 |
防水 | IPX5/8 |
カラー | バーガンディ ファントムブラック |
- Galaxy S21 Ultraに続いてSペンに対応している
- 総合的に性能が高く多用途に使える
- ソフトウェアのチューニングが秀逸で使いやすい
ハイスペックで使いやすく、さまざまな用途でストレスなく利用できるスマホを探しているなら、Galaxy S22 Ultraがおすすめです。
Galaxy SシリーズとしてはじめてSペンに対応したS21 Ultraに続いて、S22 UltraもSペンに対応しています。
Galaxy NoteシリーズとSシリーズを統合したデバイスといえるでしょう。
Samsungのフラグシップスマホらしく、基本性能だけではなくカメラ性能やディスプレイ性能も優れています。
Galaxyシリーズはソフトウェア面でも細かく作り込まれているため、使いやすくのも魅力です。
多用途に使える使いやすいスマホを探している人は、ぜひ検討してみてください。
なお、Galaxy S22 Ultraはドコモ・auからの発売のみで、直販モデルは存在しません。
3: SONY Xperia 1 IV
画像引用元:Xperia 1 IV
Xperia 1 IV | |
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発売日 | 2022年7月8日 |
画面サイズ | 6.0インチ |
本体サイズ | 幅:67mm 高さ:153mm 厚さ:8.3mm |
重さ | 161g |
アウトカメラ | 超広角:約800万画素 広角:約1,200万画素 望遠:約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 695 5G |
認証 | 指紋 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ミント ホワイト ブラック ラベンダー(ドコモ・au) |
- QFHDの高解像度ディスプレイを搭載している
- 16GBのRAMを搭載していてマルチタスクに強い
- 3.5mmオーディオジャックを搭載
QFHDの高解像度ディスプレイを搭載しているのが、Xperia 1 IVの魅力です。
ハイエンドスマホはWQHD程度のディスプレイを搭載しているものが多いため、画質を重視したい人にとっては見逃せません。
RAM容量も16GBで、主流の12GBより多くマルチタスク性能や安定性を求める人に向いています。
基本的な性能にも優れているため、使っていてストレスを感じることはほぼないでしょう。
4: Xiaomi 11T Pro
Xiaomi 11T Pro | |
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発売日 | 2021年11月5日 |
画面サイズ | 6.67インチ |
本体サイズ | 幅:76.9mm 高さ:164.1mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 203g |
アウトカメラ | 広角:1億800万画素 超広角:800万画素 マクロ:500万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Snapdragon 888 |
認証 | 顔認証・指紋認証 |
防水・防塵性能 | 非公表 |
カラー | セレスティアルブルー ムーンライトホワイト メテオラライトグレー |
- ハイエンドスマホなのに6万円台と安価に購入できる
- 高解像度のカメラを搭載している
- デザインがスタイリッシュで高級感がある
コスパ良好なハイエンドスマホを探している人には、Xiaomi 11T Proがおすすめです。
ハイエンドスマホはスペックが高く快適に使える反面、高価なのがデメリット。
そのため、6万円台で購入できる11T Proは魅力的といえるでしょう。
ただし、搭載しているSoCはSnapdragon 888で1世代前のものです。
今後はSnapdragon 8 Gen 1を搭載したXiaomi 12T Proの発売も予定されているため、そちらを待つのもひとつの選択肢といえるでしょう。
とはいえ、Snapdragon 888も十分快適に使用できるSoCです。
6万円台という価格に魅力を感じるのであれば、購入してもいいでしょう。
5: ASUS ZenFone 9
画像引用元:ASUS ZenFone 9
Zenfone 9 | |
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発売日 | 2022年11月4日 |
画面サイズ | 5.9インチ |
本体サイズ | 幅:68.1mm 高さ:146.5mm 厚さ:9.1mm |
重さ | 169g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
バッテリー | 4,300mAh |
RAM | 8/16GB |
ROM | 128/256GB |
CPU | Snapdragon 8+ Gen1 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | ミッドナイトブラック ムーンライトホワイト サンセットレッド スターリーブルー |
- 5.9インチディスプレイを搭載していてコンパクトな仕上がり
- 3.5mmオーディオジャックを搭載している
- 独自性が高いZen UIの好みは分かれる
「コンパクトなハイエンドスマホ」というテーマで探している人におすすめなのが、ASUSのZenFone 9です。
RAM容量・ストレージ容量に2パターン存在するため、よく確認してから購入しましょう。
ただし、コンパクトな分バッテリー容量が4,300mAhと少なめな点に注意してください。
ハイエンドスマホには搭載されていないことが多い3.5mmオーディオジャックを搭載しているのも魅力的といえるでしょう。
オーディオジャックを重視する人は、ZenFone 9かXperia 1 IVが選択肢に含まれます。
なお、搭載しているOSはAndroid 12ですが、ZenUIというカスタム仕様のものです。
通常のAndroid 12と操作性が違う部分があるため、気になる人は実機で使い勝手を確認してから購入するといいでしょう。
6: ASUS ROG Phone 6 Pro
画像引用元:ROG Phone 6 Pro
ROG Phone 6 Pro | |
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発売日 | 2022年10月7日 |
画面サイズ | 6.78インチ |
本体サイズ | 幅:77mm 高さ:173mm 厚さ:10.4mm |
重さ | 239g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,300万画素 マクロ:500万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
バッテリー | 6,000mAh |
RAM | 18GB |
ROM | 512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
認証 | 画面内指紋認証 |
防水・防塵性能 | IPX4 |
カラー | ストームホワイト |
- とにかくスペックを重視したゲーミングスマホ
- 6,000mAhの大容量バッテリーを搭載
- ゲーミングデバイスらしいデザインが魅力
ROF Phone 6は、ASUSがゲーミングスマホとして製造・販売しているデバイスです。
ゲームをプレイすることに特化しており、SoCの性能やRAMの容量にはこだわっています。
さらに、165Hz駆動のディスプレイを搭載しているため、FPS/TPSやアクションゲームをプレイする人にとってもうれしい1台です。
ハイエンドスマホを購入する目的がゲームだという人は、ぜひROG Phone 6を検討してみてください。
7: Apple iPhone 14 Pro/Pro Max
画像引用元:iPhone 14 Pro|Apple
iPhone 14 Pro | |
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発売日 | 2022年9月16日 |
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 幅:71.5mm 高さ:147.5mm 厚さ:7.85mm |
重さ | 206g |
アウトカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
バッテリー | 3,200 mAh |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB/1TB |
CPU | A16 Bionic |
認証 | 顔認証 |
防水 | IPX8 |
カラー | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
iPhone14 Pro Max | |
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発売日 | 2022年9月16日 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 幅:77.6mm 高さ:160.7mm 厚さ:7.85mm |
重さ | 240g |
アウトカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
バッテリー | 非公表 |
RAM | 6GB |
ROM | 128/256/512GB 1TB |
CPU | A16 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水・防塵性能 | IP68 |
カラー | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
- A16 Bionicチップを搭載した最新のiPhone
- ゲームから一般的な利用までさまざまな用途で快適に使用可能
- バッテリー容量は少なめ
ハイエンドスマホを検討している人にとっては、iPhone 14 Proシリーズも見逃せません。
ここまでに紹介したAndroid搭載デバイスとは使い勝手が異なる部分もありますが、スペックや反応速度で困ることは少ないでしょう。
とくにゲームでは高いパフォーマンスを発揮してくれるため、ゲームをプレイする機会が多い人はぜひ検討してみてください。
なお、無印iPhone 14シリーズは搭載しているチップが1世代前のA15 Bionicです。
ハイエンドスマホを購入したい人は、新しいチップを搭載したiPhone 14 Proシリーズを選ぶといいでしょう。
ハイエンドスマホのCPU性能を比較【スペック最強は?】
画像引用元:iPhone 14|Apple
今回紹介したハイエンドスマホのCPU性能を以下にまとめました。
各デバイスのスペックは、Antutu Benchmark Ver.9のCPUスコアに基づいています。
AnTuTu Benchmarkのスコアで判断した場合、スペック最強のデバイスは次のとおりです。
- Android: ROG Phone 6 Pro
- iOS: iPhone 14 Pro Max
デバイス | CPUスコア | 搭載SoC |
---|---|---|
Google Pixel 7 Pro | 約210,000 | Tensor G2 |
Samsung Galaxy S22 Ultra | 約212,000 | Snapdragon 8 Gen 1 ※Exynos 2200搭載デバイスも存在 |
SONY Xperia 1 IV | 約225,000 | Snapdragon 8 Gen 1 |
Xiaomi 11T Pro | 約202,000 | Snapdragon 888 |
ASUS ZenFone 9 | 約255,000 | Snapdragon 8+ Gen 1 |
ASUS ROG Phone 6 Pro | 約264,000 | Snapdragon 8+ Gen 1 |
Apple iPhone 14 Pro | 約245,000 | A16 Bionic |
Apple iPhone 14 Pro Max | 約246,000 | A16 Bionic |
最新のSnapdragon 8+ Gen 1やApple A16 Bionicを搭載したデバイスは、250,000~260,000程度が目安です。
Google Tensor G2やSnapdragon 8 Gen1、Snapdragon 888は200,000~225,000程度が目安といえるでしょう。
多少の差があるとはいえ、この程度の性能があれば使っているときにストレスを感じることはほとんどありません。
ハイエンドスマホでよくある質問
ハイエンドスマホを購入するときに抱きがちな質問として、以下の4つを解説します。
これらのポイントが気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ZenFone 9の販売価格は、99,800円~です。
10万円以下で購入できるのでコスパ抜群のハイエンドスマホといえるでしょう。
Snapdragon 888という旧世代SoCを搭載していますが、性能に問題はなく十分に使えます。
日常的な利用において、大きなスペック差を感じることは少ないでしょう。
型落ちのため6万円台で購入できるのもうれしいポイントです。
ハイエンドスマホはブラウザの表示速度やアプリ操作時の追従性など、細かいところの動作が快適でストレスを感じないのが魅力です。
そのため、重いアプリを使用しなくても頻繁にスマホを使い、ストレスなく操作したい人はハイエンドスマホを選んだほうがいいでしょう。
1台のスマホを長期間使いたい人や3Dゲームをプレイする人にもハイエンドスマホがおすすめです。
SIMロックを掛けて販売することは原則禁止されているため、購入時にSIMロックの有無を心配する必要はありません。
もちろん、今回紹介したスマホもSIMフリーなので、すべておすすめです。
ランキングを参考にし、自分好みの1台を選んでみてください。
重いアプリを使う人や快適性を求める人にはハイエンドスマホがおすすめ!
Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したさまざまなハイエンドスマホが販売されています。
Pixel 7 Proのように、独自SoCを搭載してAI性能を強化したスマホも存在するため、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶのがおすすめです。
今回は特におすすめのハイエンドスマホとして、以下の7デバイスを紹介しました。
- Google Pixel 7 Pro
- Galaxy S22
- Xperia 1 IV
- Xiaomi 12T Pro
- ASUS ZenFone 9
- ASUS ROG Phone 6 Pro
- iPhone 14 Pro/Pro Max
いずれも高品質で使いやすいスマホなので、ぜひ検討してみてください。