Androidスマホを充電器と繋いだのに充電できないという経験はありますか?
今や生活必需品のスマホが充電できなくなるとかなり困りますよね。
本記事ではAndroidスマホが充電できない時に考えられる原因と対処法を紹介していきます。
ここではAndroidスマホが充電できない時に考えられる原因を9つ紹介します。
充電ができない、増えない場合はこの記事を参考にしてみてくださいね。
Androidスマホが充電できない時に考えられる原因9つ
Androidスマホが充電できない時に考えられる原因を9つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
原因1:充電アダプターがコンセントに差さっていない
かなり初歩的な部分ですが、意外とありがちな原因の1つです。
当然のことながら、充電アダプターがコンセントに差さっていないと充電は出来ません。
同様に、充電アダプターとケーブルがつながっていなくても充電ができないので、まずはしっかりとスマホと接続されているか確認するようにしましょう。
原因2:充電ケーブルの断線
充電ケーブル断線しかかってて泣いてる
— みじめ。♀ (@miserablemijime) May 13, 2024
スマートフォン本体に問題がない場合、充電ケーブルの断線の可能性を疑ってみましょう。
充電ケーブルは使い続けることによる消耗によって内部で断線が発生することがあります。当然ながら、断線すると電気を送ることが出来ないので充電が出来ません。
ケーブルを抜く際に、ケーブル部分を引っ張ると断線しやすいので、ケーブルの抜き差しは根元を持って行うようにしましょう。
原因3:充電端子の接触不良
スマホ本体と充電ケーブルの端子が接触不良を起こして充電が出来ない場合もあります。
ホコリや汚れが端子部分に入って電気の流れを邪魔している状態です。
特にスマホ側の端子にはホコリなどがたまりやすいので、普段から綺麗にしておくことをおすすめします。
原因4:スマホが濡れている
スマホ内部に水が入っていることで充電できないこともあります。
防水性能の高いiPhone15シリーズや、完全に防水のスマホも多いですが、内部に水が侵入してしまう可能性が全くないわけではありません。
スマホ内部に水が入った状態で電気が流れるとショートしてしまう危険性があります。
そのため、スマホの中には水の侵入を検知すると充電を停止する機能を持つものがあり、この機能によって充電できない可能性が考えられます。
原因5:充電アダプターの出力不足
充電に使うアダプターの仕様を気にする方は少ないかもしれません。しかし、充電アダプターの出力はチェックすることをおすすめします。
この出力がスマホ側の充電規格に合っていないと充電が出来ません。
スマホメーカー純正の充電器以外の場合、出力が低いせいで充電できない場合があります。
また、最近のスマホの多くは急速充電に対応しているので、古い充電器では出力が足りないことも多いです。
スマホが対応している充電規格を確認して、それに合った充電アダプターを使うようにしましょう。
原因6:バッテリーの劣化
同じスマホを長く使っている方の場合、スマホ本体のバッテリーが劣化している可能性があります。
スマホに搭載されているリチウムイオン電池は使い続ける限り劣化していきます。
バッテリーが劣化していると、充電が出来なくなったり、充電してもすぐにバッテリーが無くなったりしてしまいます。
バッテリーを0%にしてから充電をしたり、100%になっても充電ケーブルを抜かなかったりするとバッテリーの劣化につながるので注意が必要です。
今のスマホを長く使っている方は、バッテリーが長持ちのスマホの購入も検討してみてください。
原因7:ソフトウェアの問題
OSアップデートやセキュリティアップデートが来ても、よく分からないから放置してしまっている方も多いかもしれません。
アップデートを放置してソフトウェアが古い状態のままだと、充電が行われない場合があります。ソフトウェアと充電の相性が悪いことがあるためです。
また、アップデートを放置することは充電以外にもスマホの不具合につながるのでやめましょう。
iPhoneのOSアップデートに関しては、iOS17の最新情報またはiOS18の最新情報をチェックしてみてください。
原因8:スマホが発熱している
重めのゲームを長時間プレイしたり、炎天下の中でスマホを使ったりしてスマホが熱くなったりスマホの動きが重くなった経験がある方は多いと思います。
このような発熱もスマホが充電できない原因の可能性があります。
スマホにはバッテリーの温度が上がると自動的に充電を停止する機能があり、これが原因で充電が出来ない場合です。
スマホを充電しながら通話や動画視聴をすると温度が上がって充電が停止することもあるので、充電中のスマホの使用は控えましょう。
原因9:バッテリーが過放電を起こしている
使っていなかったスマホを久しぶりに使おうとしたときには過放電に注意が必要です。
バッテリー残量が0%になった状態でしばらく放置すると、過放電という状態になることがあります。
過放電とは、文字通りバッテリーが放電し過ぎた状態で、ケーブルを挿してもすぐに充電が出来ません。
充電ケーブルを挿したまま、しばらく待てば過放電が収まって充電が開始するので、焦らずに待ってみましょう。
また、過放電を何度も起こすとバッテリーの劣化につながるので、バッテリー残量が0%のまま放置しないことが大切です。
Androidスマホが充電できない時の対処法7つ
続いて、Androidスマホが充電できない時の対処法を7つ紹介します。
対処法1:充電ケーブル、アダプターを抜き差しする
まずは充電ケーブルやアダプターを抜き差ししてみましょう。簡単な対処法ですが、意外とこれで解決することも多いです。
もちろん、充電アダプターやケーブル、スマホ本体が故障している場合は抜き差しだけでは解決しません。他の対処法を参考にしてみてください。
対処法2:充電ケーブル、アダプターを変える
抜き差ししても解決しない場合、充電に使うケーブルやアダプターを変えてみましょう。ケーブルの断線やアダプターの出力不足に有効な対処法です。
スマホ本体が故障していない場合、大抵はこの対処法で解決します。出来るだけスマホメーカー純正品や推奨品を使うようにしましょう。
また、アダプターを変える場合は、アダプターの出力とスマホの充電規格が対応しているか確認が必要です。
対処法3:充電端子の掃除
充電ケーブルとスマホの接続不良に有効な対処法です。
まずは、スマホの充電を切ってから、充電端子にホコリや汚れが溜まっていないか確認しましょう。
溜まっている場合、綿棒などの傷つけにくいもので掃除します。
汚れを落とすのに針金など金属製のものを使うとショートを起こす危険性があるので、注意が必要です。
また、水気・湿気には注意しましょう。濡れたクロス等で拭くことはおすすめしません。
対処法4:スマホを乾かす
スマホが濡れた可能性がある場合、まずは乾燥させることが大切です。
スマホの乾燥では自然乾燥を徹底しましょう。早く乾かそうとドライヤーを使うとバッテリーを温めてしまうため危険です。
また、水を出そうとスマホを振ると水がスマホ内部で広がってしまう可能性があります。
ショートを起こしてしまうとスマホが使えなくなるので、水に濡れた可能性があるときは取り扱いに注意が必要です。
対処法5:スマホの温度を下げる
スマホが発熱している場合、まずは温度を下げましょう。
温度を下げる一番の方法はスマホを使わないことです。使用しなければスマホの発熱は収まっていきます。
特に充電しながらの使用はバッテリーの劣化にもつながるので、出来るだけ避けた方がいいですね。
また、早く冷やそうと冷蔵庫や保冷剤を使うことは厳禁です。温度差によってスマホ内部に結露が発生する可能性があり、故障の原因になります。
対処法6:スマホのバッテリーを交換する
充電に使うケーブルやアダプター、スマホ本体に問題がない場合、スマホのバッテリー交換が必要な場合があります。
スマホのバッテリーが著しく劣化している場合に有効な対処法です。
以前は一般ユーザーでも簡単にバッテリーを取り外せるスマホも多かったのですが、最近は少なくなっています。
今ではスマホのバッテリー交換はメーカーや携帯キャリアの修理に出したり、専門業者に頼んだりする必要があります。
対処法7:スマホをアップデートする
スマホのソフトウェアのバージョンが古い場合、アップデートをする必要があります。
アップデートを放置していると、セキュリティ上も危険性があるのでぜひ行うようにしましょう。
Androidスマホが充電できない時によくある質問
次に、Androidスマホが充電できない時のよくある疑問にお答えします。
ケーブル接触不良の直し方はある?
また、ケーブルの劣化によって接触不良を起こすこともあるので、別のケーブルに変えてみることもおすすめです。
充電ランプがつかない時はどうする?
それでも充電ランプがつかない場合は、すでに紹介した原因が考えられます。考えられる原因に適した対処法を試してみましょう。
充電ランプがすぐ消える時は充電されている?
すでに紹介した接触不良や発熱などが原因で充電されていない可能性があります。
まずは充電端子やコンセントの抜き差しをして充電が再開されるか確認しましょう。接触不良の場合はこれだけで解消されます。
充電マークがついているのに充電されません
1つ目はアダプターやケーブルの問題です。アダプターやケーブルの劣化、あるいは出力不足が原因の場合があります。
次に考えられる原因は充電中のスマホの使用です。
充電中にゲームや通話をしていると、充電速度をバッテリーの消費量が上回り、充電が進まないことがあります。
充電中のスマホの利用はバッテリーの劣化にもつながるので、基本的には避けるようにしましょう。
充電してるのに充電できないのはなぜ?
アダプターやケーブルは出来るだけスマホメーカー純正のものを使い、劣化には注意しましょう。
また、充電中にスマホ本体を使っていなくてもバックグラウンドでOSやアプリの更新が行われていて充電が進まない可能性があります。
バックグラウンドの処理が終わるのを待つか、一旦処理を停止して充電を再開することがおすすめです。
ドコモ・au・ソフトバンクでは修理してくれる?
いずれも基本的には有料のサービスとなっています。
また、キャリアでは有料の保証サービスが設けられていて、加入していれば修理にかかる費用が値引きされるので、心配な方は加入することがおすすめです。
一方、キャリア以外で購入したSIMフリースマホは、ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアの修理サービスを受けることは出来ません。
それぞれのメーカーが行っている修理サービスを利用するようにしましょう。
Androidスマホが充電されない時は慌てず対応しよう!
本記事ではAndroidスマホが充電できない場合に考えられる原因とその対処法をご紹介しました。
スマホが充電できなくなったときは慌ててしまうと思いますが、原因と対処法が分かっていれば落ち着いて対応することができます。
ただ、充電できない場合の対処を間違えると、スマホが故障する危険性もあります。ご紹介した注意点に気を付けながら対処するようにしましょう。