スマホの動きが重い時に考えられる原因5つと対処法7つ

スマホの動作が重くなった時に考えれる原因とその対処法を解説。スマホの動作が重くなったにもかかわらずそのまま放置していると、故障の原因になってしまう恐れも。動作が重くなったと感じたら、すぐに本記事でご紹介している方法を試してみてくださいね。
  • 2023.6.1
スマホの動きが重い時に考えられる原因5つと対処法7つ

スマホを使っているとき、「動作が遅い」「鈍い」と感じたことはありませんか?

この記事では、使用しているスマホの動作が重くなった時に考えれる原因とその対処法について解説していきます。

スマホの動きが鈍くなってしまい困っている方は、本記事でご紹介している解決策をぜひ試してみてくださいね。

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スマホの動きが重い時に考えられる原因5つ

スマホの動きが重い時に考えられる原因

スマホを長時間使い続けていたり、色々なアプリを同時に使用していたりすると、スマホの動きが重くなってしまうことがあります。

では、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?

ここではその原因として考えられることをひとつずつ解説していきます。

スマホの動作が重い原因
  • ストレージとメモリの容量不足
  • 本体もしくはバッテリーの物理的な不具合
  • 通信環境の問題
  • スマホの劣化
  • OSやアプリのバージョンが古い

ストレージとメモリの容量不足

写真や動画、音楽などをスマホにたくさん保存している場合、ストレージがいっぱいになっているのが原因で、スマホの動作が重くなっているのかもしれません。

ストレージに余裕がなくなると、スマホの動作は鈍くなります。

現在、スマホ内のストレージをどのくらい使っているのか確認し、できるだけ空き容量を確保しましょう。

最近のスマホは、ストレージ(データを保存しておく場所)容量がかなり大きくなりました。

一方で、カメラ性能の向上により、スマホでも高解像度な写真や動画が撮れるようになったことで、保存に必要とされるデータ容量も年々大きくなってきているのです。

アイコン
音楽データも同様です。スマホで音楽を聴くために、曲をいっぱいダウンロードしている方は注意してくださいね。

スマホのストレージ容量は、定期的にチェックして管理することをおすすめします。

不要なファイルは削除して、ストレージをなるべく空けておくと良いでしょう。

本体もしくはバッテリーの物理的な不具合

ストレージやメモリは十分にもかかわらず動作が遅い場合、本体やバッテリーに問題があるのかもしれません。

たとえばスマホ本体やバッテリーが、故障または劣化しているケースが考えられます。

また、古い機種を使っている場合は、最新のOSやアプリにスペックが追いつかず、対応できていない可能性も。

スマホは電子機器ですから、どれだけ丁寧に扱っていても経年劣化は避けられません。

買い替えも視野に入れて対処しましょう。

通信環境の問題

スマホは常時インターネットに接続しており、アプリの中には常に通信を行っているものもあります。

そのようなアプリで異常が発生した場合、「スマホの動作が急に重くなった」と感じてしまう可能性も。

そのようなときは、まず通信環境を見直してみましょう。

もしかしたら通信環境の悪さが原因で、エラーが起きているのかもしれません。

スマホの劣化

同じスマホを長年使い続けていると、故障や劣化で動作が遅くなっていくものです。

また、古い端末で最新のアプリを利用するとスペックが追いつかず、「動作が遅い」と感じてしまうことも。

購入後2~3年経過している端末は、買い替えを検討した方が良いでしょう。

OSやアプリのバージョンが古い

スマホのOSやアプリのバージョンが古い場合、動作が重くなることがあります。

適切なOSアップデートをせずに使い続けると、スマホのセキュリティを含むあらゆる面で問題が発生する恐れも。

また、アプリも常に最新のものにアップデートすることで、セキュリティの強化や動作の安定性アップに繋がります。

OSやアプリの更新は定期的に行い、最新の状態にしておくことが重要です。

スマホの動きが重い時の対処法7つ

スマホの動きが重い時の対処法

スマホの動作が遅くなったときの対処法をご紹介します。

いずれも自分でできる簡単なものばかりです。

スマホを修理に出したり買い替えたりする前に、一通り試してみてください。

スマホの動きが重い時の対処法
  • 使用していないアプリを終了する
  • 不要な動画や画像、アプリなどを削除する
  • アプリのキャッシュを削除する
  • スマホのOSやアプリをアップデートする
  • スマホを再起動する
  • スマホのデータ容量を追加で購入する
  • Wi-Fiに接続してみる

使用していないアプリを終了する

一度起動したアプリは、画面に表示されていなくてもバックグラウンドで動いていることがあります。

アイコン
「バックグラウンドで動いている」とは、「画面からは見えない場所で、こっそり動作している」という意味です。

バックグラウンドで動いているアプリは、基本的にユーザーが終了させない限りずっと起動したままです。

しかし、当然ながらメモリの容量を圧迫するため、スマホの動作に影響を及ぼします。

バックグラウンドで起動しているアプリがあった場合は、それを終了させましょう。

そうすることでメモリの容量が確保され、スマホの動作が改善される可能性があります。

バックグラウンドで起動しているアプリの終了方法は以下の通りです。

  1. ホーム画面の下部から上にスワイプする
  2. 終了したいアプリをスワイプして探す
  3. アプリのプレビューを上にスワイプする

なお、バックグランドで動作しているアプリを終了する方法は、OSのバージョンや機種によって異なります。

手順が分からない場合は、メーカーの公式サイトか説明書を確認してから作業してください。

不要な動画や画像、アプリなどを削除する

動画や画像、アプリなどをスマホにたくさん保存しているとストレージ容量が不足し、スマホの動作が重くなることがあります。

たとえばAndroidスマホの場合、空き容量が全体の10%未満になると、スマートフォンで問題が発生することがあるようです。

参考:Google公式サイト

スマホ本体の容量が不足してきたら、不要な動画や画像、アプリなどは削除してください。

大事なデータを消さざるを得ない場合は、SDカードやクラウドサービスへ保存した後、スマホから削除すると良いでしょう。

アプリのキャッシュを削除する

キャッシュはとても便利な機能ですが、データが貯まりすぎてしまうとメモリ容量を圧迫し、スマホの動作に影響を及ぼすことがあります。

キャッシュとは
キャッシュは、情報を一時的にメモリ内に保存しておく機能です。一度読み込んだことがある情報を、すぐにまた読み出せるようにしてくれます。

キャッシュは定期的に削除しましょう。

iPhoneでは本体の容量が不足してくると、キャッシュが自動的に削除されます。ユーザーが手動で削除する必要はありません。

一方、Androidスマホでは、ユーザーが自分でキャッシュを削除する必要があります。

キャッシュの削除方法はメーカーによって異なるため、お使いのスマホのメーカーの公式サイトもしくは取扱説明書をよく確認してから作業してください。

スマホのOSやアプリをアップデートする

最新版のOSでは、挙動の重さを含めた様々な不具合が改善されている場合があります。

スマホのOSが古いバージョンのままだった場合は、最新版にアップデートすることで動作が改善するかもしれません。

AndroidのOSをアップデートする方法は以下のとおりです。

  1. 「設定」→「システム」→「詳細設定」をタップ
  2. 「システム アップデート」をタップして完了

なお、機種によっては上記の通りではない場合もあります。該当する項目が見つからない場合は、お手持ちのスマホの取扱説明書をご確認ください。

iPhoneのOSをアップデートする方法は以下のとおりです。

  1. 「設定」→「一般」
  2. 「ソフトウェア・アップデート」をタップして完了

OSを最新版にアップデートすることで、動作だけでなくセキュリティ面も向上します。

時間と手間のかかる作業ではありますが、スマホを安全に使っていくためにも、できるだけOSは最新版を維持するようにしましょう。

動作が軽い!ハイスペックスマホ3選

動作が軽い!ハイスペックスマホ

たとえスマホであってもハイスペックな機種は、ちょっとしたノートパソコンよりも高いスペックを誇ります。

「たかがスマホ……」と侮ってはいけません。

ここでは「動作が軽い」と評判のハイスペックスマホをご紹介します。

ハイスペックスマホ3選
  • iPhone 14
  • Galaxy S23
  • Google Pixel 7 Pro

iPhone 14

iPhone 14

画像引用元:iPhone 14|Apple

iPhoneシリーズは、とにかくスムーズに動きます。挙動がもっさりしたり遅くなったりすることはほとんどありません。

とはいえ、iPhoneは最新モデルが毎年発売されるため、どの機種を選べば良いのか迷ってしまいますよね。

現在の最新iPhoneは2022年9月に発売されたiPhone14シリーズと、2022年3月発売のiPhone SE(第3世代)です。

これらのうち、動作の安定性を求める方にはiPhone 14をおすすめします。

iPhone 14
発売日2022年9月16日
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ幅:71.5mm
高さ:146.7mm
厚さ:7.8mm
重さ172g
アウトカメラ広角:1,200万画素
超広角:1,200万画素
インカメラ1,200万画素
バッテリー3,279 mAh
RAM6GB
ROM128/256/512GB
CPUA15 Bionic
認証顔認証
防水IPX8
カラーブルー
パープル
イエロー
ミッドナイト
スターライト
(PRODUCT) RED

iPhone 14は、動作がスムーズであることはもちろん、バッテリー持ちも優秀です。また、カメラ性能も大幅に強化されています。

とても完成度の高いiPhoneであるため、もし機種選びに迷ったらiPhone14を選びましょう。

iPhone14のおすすめポイント
  • 5G対応(sub6)
  • ナイトモードが使える超広角カメラ
  • ノッチが小型になりスタイリッシュなデザイン
  • 従来のiPhoneよりも4倍強い耐落下性能
  • センサーシフト光学式手ぶれ補正
  • 最低ストレージ容量が128GB
  • iPhone 13よりバッテリー持ちが向上
  • iPhone 13よりカメラ性能が大幅に向上

今までiPhoneを使ったことがなかった方も、これを機に挑戦してみてはいかがでしょうか。

一度は高性能なスマホを使ってみたい方には、iPhone14が一押しですよ。

キャリア値下げ前値下げ後詳細
ドコモ128GB:138,930円
256GB:161,480円
512GB:201,740円
値下げ前公式サイトを見る
au128GB:140,640円
256GB:161,770円
512GB:201,925円
128GB:129,990円
256GB:161,770円
512GB:201,925円
公式サイトを見る
ソフトバンク128GB:140,400円
256GB:161,280円
512GB:201,600円
値下げ前公式サイトを見る
楽天モバイル128GB:120,910円
256GB:135,900円
512GB:165,900円
公式サイトを見る
Apple128GB:119,800円
256GB:134,800円
512GB:164,800円
128GB:112,800円
256GB:127,800円
512GB:157,800円
公式サイトを見る

Galaxy S23

Galaxy S23

画像引用元:Galaxy S23

Samsung(サムスン)から発売されているGalaxy(ギャラクシー)シリーズは、初心者向けのエントリーモデルから、ハイスペックなモデルまで幅広く展開しています。

ハイスペックにこだわるなら、何と言ってもGalaxyシリーズは外せません。

Galaxyシリーズは4つのシリーズ(Aシリーズ、Sシリーズ、Zシリーズ、Noteシリーズ)から構成されています。

ここでは、次世代のモバイルリノベーションを理念に掲げたハイエンドモデルであるSシリーズの人気機種、Galaxy S23についてご紹介します。

Galaxy S23
発売日2023年4月20日
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ幅:71mm
高さ:146mm
厚さ:7.6mm
重さ約168g
アウトカメラ広角:約5000万画素
超広角:1,200万画素
望遠:1000万画素
インカメラ広角:約1200万画素
バッテリー3,900mAh
RAM8GB
ROM256GB
CPUSnapdragon® 8 Gen 2
認証指紋・顔
防水IPX5/8
IP6X
カラークリーム
ファントムブラック
ラベンダー
Galaxy S23の価格
ドコモ136,620円公式サイトを見る
au136,330円公式サイトを見る
楽天モバイル147,700円公式サイトを見る

高価な機種ですが、発売時点での最新CPUやカメラを搭載していたことから、Galaxyシリーズの中でも特に人気を集めています。

また、OSアップデートは4世代、セキュリテアップデートは発売から5年も保証。

購入後4~5年は使い続けられることも特長のひとつです。

なお、Sシリーズには型番に「+」「Ultra」がつく上位モデルも存在します。

主な違いは、カメラやディスプレイサイズなどのスペックです。

アイコン
Galaxy S23にもGalaxy S23 Ultraという上位機種があります。とにかくハイスペックであることにこだわるなら、Galaxy S23 Ultraもおすすめですよ。

大手キャリアでの取り扱いが多い、Galaxy Sシリーズ。

特にカメラの性能が他のシリーズよりも優れているため、価格が高くても綺麗な写真を撮りたい人におすすめです。

Google Pixel 7 Pro

Google Pixel 7

画像引用元:Google Pixel 7

Googleが手がける人気のスマホシリーズ、Google Pixel。

2022年10月に発売されたGoogle Pixel 7 Proは、どちらも大きな注目を集めました。

ハイスペックスマホと言われる中では、価格も抑えられているシリーズです。

Google Pixel 7 Pro
発売日2022年10月13日
画面サイズ6.7インチ
本体サイズ幅:76.6mm
高さ:162.9mm
厚さ:8.9mm
重さ212g
アウトカメラ広角:5,000万画素
超広角:1,200万画素
望遠:4,800万画素
インカメラ1,080万画素
バッテリー5,000mAh
RAM12GB
ROM128/256
CPUGoogle Tensor G2
認証指紋認証・顔認証
防水・防塵性能IPX8・IP6X
カラーヘーゼル
スノー
オブシディアン
Google Pixel 7 Proの価格
au128GB:134,900円公式サイトを見る
ソフトバンク128GB:131,760円
256GB:146,160円
公式サイトを見る
公式ストア128GB:124,300円
256GB:139,700円
公式サイトを見る

モデルごとの違いは以下の通りです。

Google Pixel 7/7 Proの違い
  • Pixel 7 Proはカメラ機能が充実
  • Pixel 7 Proのリフレッシュレートは最大120Hz
  • Pixel 7 Proは5Gのミリ波に対応

それぞれ解説します。

Pixel 7 Proはカメラ機能が充実

Google Pixel 7とGoogle Pixel 7 Proの最も大きな違いはカメラにあると言えます。

Pixel 7 Proには、広角・超広角レンズに加え、望遠レンズ(光学5倍)も搭載されており、さらに超広角カメラではオートフォーカス対応のマクロ撮影が可能です。

これにより、「遠く」と「近く」両方の撮影クオリティが向上しました。

Pixel 7 Proのリフレッシュレートは最大120Hz

最大120Hzのリフレッシュレートを誇るPixel 7 Pro。

リフレッシュレートは、画面の滑らかさを示す数値です。

リフレッシュレートの数値に差があると、画面の表示やタッチ操作に大きな差が生じます。

そのため、ゲームをプレイする方にとってとても重要な要素です。

Pixel 7 Proは、スマホゲームをより本格的に楽しみたい方にも向いています。

Pixel 7Proは5Gのミリ波に対応

現在5G通信では、主にSub6とミリ波という2種類の周波数帯が使用されています。

このうち通信速度が速いミリ波に対応していているのは、Pixel 7 Proのみです。

5Gによる高速な通信環境を利用したいと思っている方にはPixel 7 Proが向いています。

スマホの動作が重くなったら、早めに対処しましょう

スマホの動作が重くなったにもかかわらずそのまま放置していると、故障の原因になってしまう恐れがあります。

少しでも長くスマホを使い続けるためにも、動作が重くなったと感じたらすぐに今回ご紹介した方法を試してみてください。

そして、もし解決しない場合は買い替え時かもしれません。新しいスマホの購入を検討してみてください。

この記事では動作が軽いハイスペックなスマホもご紹介しました。

ずっとiPhoneを使ってきた方には最新シリーズのiPhone 14が、Androidユーザーの方にはPixelの最新シリーズが最もおすすめですよ。