本記事では、おすすめの高齢者向けスマホ・簡単スマホを紹介します。
スマホの普及率が67.6%を誇る現代。今や高齢の方でもスマホを使っている方が多いですよね。
「高齢者でも使いやすい機能があるか」「家族との連絡は取りやすいか」など高齢者スマホでどれを選べばいいのか気になりますよね。
この記事では、老人向けの簡単スマホについて、各機種の特徴を詳しく解説します。
高齢者・シニア向けスマホを選ぶ際に見るべきポイントは以下の通りです。
- 高齢者でも使いやすい機能があるか
- 防犯機能が充実しているか
- 家族との連絡は取りやすいか
高齢者・シニア向けのスマホのメリットとデメリットは以下の通りです。
- 画面が大きいので見やすい
- 家族との連絡が取りやすい
- 生活に必要な情報をすぐに得られる
- 操作が難しい
- セキュリティ面のリスク
- 高額請求のリスク
高齢者・シニア向けのスマホ選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
高齢者・シニア向けの簡単スマホとは
大手キャリアなどでは高齢者・シニア向けのスマホがラインナップされています。
それらの特徴として以下のようなポイントが挙げられます。
- 見やすくて操作しやすいアイコンや文字
- 物理ボタンが搭載されていることが多い
- 防犯機能が充実
スマホに慣れていない方でも操作しやすいよう設計されていますね。
また、高齢者・シニア向けのスマホには防犯機能が搭載されていることが多く、迷惑電話や詐欺などへの対策が手厚いです。
設定項目などがカスタマイズされているものもあり、スマホデビューの方でも使いやすいものになっています。

高齢者・シニア向けスマホの選び方
続いて、高齢者・シニア向けスマホの選び方について解説していきます。
高齢者・シニア向けのスマホを選ぶときには以下のようなポイントに注目しましょう。
- 高齢者でも使いやすい機能があるか
- 防犯機能が充実しているか
- 家族との連絡は取りやすいか
高齢者でも使いやすい機能があるか
多くの高齢者・シニア向けスマホには、アイコンや文字を大きく表示させる、いわば「かんたんモード」のような機能が搭載されています。
また、スマホ初心者には難しい設定項目が分かりやすい言葉に置き換えられていたり、操作に操作できるよう独自のカスタマイズが施されている機種も多いですね。
さらに、物理ボタンが搭載されているものもたくさんあります。
それぞれの物理ボタンに、電話やホーム画面、メールなどの機能が割り振られており、ボタンを押すだけでその画面を開くことができるため、とても便利です。
このように、高齢者・シニア向けスマホは一般的なスマホや人気iPhoneに比べて直感的に操作しやすく、ガラケーユーザーでも戸惑いにくいようデザインされています。

せっかくのスマホデビューでつまづかないように、できるだけ使いやすい機能が揃っているものを選びましょう。
防犯機能が充実しているか
高齢者・シニア向けのスマホは防犯機能の充実度も重要です。
スマホは便利な道具ですが、インターネットを利用することでフィッシング詐欺などに遭うリスクも高まります。
そういった詐欺などのトラブルに巻き込まれないよう、対策機能が付いているスマホを選びましょう。
最近のシニア向けスマホには、危険なサイトやアプリを自動検知して知らせたり、迷惑電話を自動検知して録音をしたりする機能があります。
非常に大切な機能なので、購入前にしっかり確認しておきましょう。
家族との連絡は取りやすいか
スマホではネットや写真撮影、ゲームも楽しめますが、やはり最も大事なことは「連絡ツールとして使いやすいかどうか」です。
特に、離れて暮らしている家族との連絡の取りやすさは重視しなければなりません。
シニア向けスマホの中には、登録した連絡先のショートカットをホーム画面に配置できるものがあります。
いちいち電話帳から連絡先を探す必要が無いので、すぐに連絡しやすいところが嬉しいポイントですね。


高齢者・シニア向けスマホおすすめ9選
それでは、高齢者・シニア向けのスマホのおすすめ機種を9つ紹介します。
ドコモ|らくらくスマートフォン F-53E
画像引用元:らくらくスマートフォン F-53E
らくらくスマートフォン F-53Eはドコモから発売されているシニア向けのスマホです。
らくらくスマートフォン F-53Eの評価(評価中) | |
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カメラ性能 | 4.0 |
処理性能 | 3.5 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
らくらくスマートフォン F-53E | |
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発売日 | 2025.1.30 |
画面サイズ | 5.4インチ |
本体サイズ | 未公表 |
重さ | 未公表 |
アウトカメラ | 標準:約5,030万画素 広角:約800万画素 |
インカメラ | 約1,610万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon6 Gen 3 |
認証 | 顔認証・指紋認証 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | ピンク ゴールド ネイビー |
- 画面が5.4インチに大型化
- 自律神経計測機能を搭載
- ハンドソープでの丸洗い、アルコール除菌が可能
- カメラ性能は控えめ
- 操作が独特で周囲の家族などがサポートしにくいことも
シニア向けスマホとして人気のらくらくスマートフォンシリーズの最新機種で、高齢者でも分かりやすい操作性に定評があります。
ただし、一般的なスマホとは操作体系が大きく異なる点に注意が必要です。家族など周囲の人に操作方法を教えてもらうのが難しいかもしれません。
しかし、らくらくスマートフォンシリーズは動画や自宅訪問で使い方を教えてくれる「らくらくコンシェルジュ」や、電話相談ができる「らくらくホンセンター」などのサービスを提供しています。
分からないことを専任のスタッフに気軽に相談できますよ。
- 人気のらくらくスマートフォンシリーズ最新モデル
- 画面サイズが大型化
- サポート面も手厚い
らくらくスマートフォン F-53Eの価格 | ||
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ドコモ | 51,480円 |
au・UQ mobile|BASIO active3
画像引用元:BASIO active3|au
BASIO active3はau・UQ mobileにて販売されているシニア向けスマホです。
auのシニア向けスマホシリーズの最新作で、今回は京セラが開発を担当しました。
BASIO active3 | |
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発売日 | 2025.4.18 |
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 幅:73mm 高さ:162mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 約188g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,500mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 6300 |
認証 | 指紋・顔 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | レッド ブルー シルバー |
- 約6.1インチのシリーズ最大画面
- 画面録画機能を新搭載
- 高画素の約5,000万画素カメラ&約200万画素マクロカメラ搭載
- 処理性能は控えめ
- 本体サイズは少し大きめ
BASIO active3はシリーズ最大の約6.1インチのディスプレイを搭載しています。
一般的なサイズのスマホよりも文字などが大きく表示されるため、シニアの方にもおすすめです。
新たな機能として画面録画機能も搭載しています。
家族などに操作方法を教えてもらう際、画面を録画しておくことで、後から見返すことができます。
カメラはデュアルレンズ構成で、約5,000万画素の高画素メインカメラと約200万画素のマクロカメラを搭載。
マクロカメラを使うと、花などの小さい被写体に近づいて撮影できます。

BASIO active3の価格 | ||
---|---|---|
au | 46,800円 | |
UQモバイル | 46,800円 |
- シニア向けとしては大画面の約6.1インチ
- 操作を記録できる画面録画機能対応
- 耐久性が高く、水洗いもできる
au|BASIO active 2
画像引用元:BASIO active2 | au
BASIO active 2は、auから発売されているシニア向けスマホです。
この機種には3つの物理ボタンが搭載されており、それぞれ電話、ホーム画面、メールといった機能を呼び出せます。
必要な機能をすぐに開けるのは便利ですね。
BASIO active 2の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
BASIO active2 | |
---|---|
発売日 | 2024.4.5 |
画面サイズ | 5.7インチ |
本体サイズ | 幅:71mm 高さ:158mm 厚さ:9.4mm |
重さ | 約174g |
アウトカメラ | 5,030万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon 695 5G |
認証 | 指紋・顔 |
防水・防塵 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | マットチャコール アイスグリーン |
- 3つの物理ボタンを搭載
- 自動で家族に健康状態を通知する「元気だよメール」機能
- シニア向けスマホ最大級の4,000mAhバッテリー搭載
- カメラ性能は控えめ
- 本体サイズが少し大きめ
BASIO active 2には「元気だよメール」という機能が搭載されています。
1日の初めにスマホを起動すると、登録した連絡先(家族など)に歩数などと合わせて通知が送られる機能です。

また、Basio Active 2は4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
これはシニア向けスマホとしては最大級の容量です。バッテリー持ち重視の方におすすめの一台と言えるでしょう。
BASIO active2の価格 | ||
---|---|---|
au | 41,800円 | |
UQモバイル | 36,300円 |
- 電話・メール専用の物理ボタン搭載
- 家族などに自動で送信される「元気だよメール」
- シニア向けスマホ最大級の4,000mAhバッテリー搭載
ドコモ・au・ソフトバンク|Galaxy A25 5G
画像引用元:Galaxy A25 5G
人気のGalaxyシリーズから登場したGalaxy A25 5Gは、ドコモ、au、ソフトバンクで発売されているエントリースマホです。
シニア向けに設計された機種ではありませんが、高齢の方でも使いやすいモデルと言えます。
一般的なスマホと同じホーム画面を表示することもできますが、「かんたんモード」を設定すると、アイコンや文字を大きく表示することが可能です。
使いやすい上に、他のシニア向けスマホよりおしゃれなデザインなので、デザイン性重視の方にも適しています。
Galaxy A25 5Gの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.0 |
処理性能 | 3.0 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
Galaxy A25 5G | |
---|---|
発売日 | 2025.2.27 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 幅:78mm 高さ:168mm 厚さ:8.5mm |
重さ | 210g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Dimensity 6100+ |
認証 | 顔認証・指紋認証 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | ブルー ブラック ライトブルー |
- 操作が簡単な「かんたんモード」を搭載
- シニア向けスマホとしてはおしゃれなデザイン
- 約6.7インチの大画面
- 本体サイズは大きめ
- 重量が重め
Galaxy A25 5Gは、シニア向けスマホとしてはかなり大きい約6.7インチの大画面を搭載しています。
携帯性は良いとは言えませんが、文字を大きく表示したい方や動画などを大画面で楽しみたい方におすすめです。
また、通話を自動で録音する機能も搭載されています。通話内容を覚えるのが苦手な方や、迷惑電話対策をしたい方にとって魅力的な機能と言えるでしょう。
カメラはシリーズで初めてデュアルレンズ構成になりました。高精細な約5,000万画素メインカメラと、約200万画素のマクロカメラで幅広いシーンに対応できます。
Galaxy A25 5Gはカメラ性能のいいスマホです。
くっきり綺麗な写真が撮れるので、カメラにこだわりたい方にもおすすめですよ。
- おしゃれなデザイン
- 通話の自動録音機能が利用できる
- カメラ性能も高い
Galaxy A25 5Gの価格 | ||
---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | |
au | 22,001円 | |
ソフトバンク | 21,984円 |
ソフトバンク|シンプルスマホ7
画像引用元:シンプルスマホ7
シンプルスマホ7は、ソフトバンクで発売されているシニア向けスマホです。
シンプルスマホ7の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
シンプルスマホ7 | |
---|---|
発売日 | 2024.7.5 |
画面サイズ | 5.7インチ |
本体サイズ | 幅:71mm 高さ:158mm 厚さ:9.4mm |
重さ | 174g |
アウトカメラ | 広角:5,030万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Snapdragon 695 5G |
認証 | 指紋認証 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | シャンパンゴールド スペースブルー ワインレッド |
- 5.7インチの大画面
- 4,000mAhの大容量バッテリー
- 防犯機能が充実
- 前モデルから性能がほとんど変わっていない
- カメラ性能は控えめ
シニア向けスマホとしては大きい5.7インチのディスプレイを搭載。
「はっきりビュー」機能では、画面の鮮やかさなどを自動で調整してくれます。

前モデルが非対応だったおサイフケータイにもしっかり対応。日々の買い物や交通機関の利用時に便利ですね。
また、迷惑電話対策機能が充実しており、会話内容を自動で録音したり、怪しい電話相手に注意のアナウンスを流したりすることができます。
- 5.7インチの大画面
- おサイフケータイ対応
- 迷惑電話対策機能を搭載
シンプルスマホ7の価格 | ||
---|---|---|
ソフトバンク | 59,760円 |
ドコモ・楽天モバイル・MVNO|arrows We2 Plus
画像引用元:arrows We2 Plus|FCNT
arrows We2 Plusはドコモ、楽天モバイル、IIJmioなどで発売されているエントリースマホです。
こちらもシニア向け専用に設計されたものではありませんが、シンプルモードを設定することができます。
また、自律神経計測機能が搭載されており、気軽に自分の健康状態を確認できるようになりました。
arrows We2 Plusの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.5 |
処理性能 | 4.0 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
arrows We2 Plus | |
---|---|
発売日 | 2024.8.9 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:75.0mm 高さ:162.0mm 厚さ:8.5mm |
重さ | 182g |
アウトカメラ | 広角:5,010万画素 超広角:800万画素 |
インカメラ | 1,610万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 7s Gen 2 |
認証 | 指紋認証 顔認証 |
防水・防塵 | IPX5/8・IP6X |
カラー | スレートグレイ シャンパンシルバー |
- シニア向けとしては高性能なモデル
- MIL規格対応で耐久性も高い
- シンプルモードで操作が簡単
- 携帯性はあまり良くない
- 迷惑電話防止機能は非搭載
arrows We2 Plusはarrows We2シリーズの上位モデルで、比較的性能が高いことが特徴です。
処理性能、ディスプレイ、カメラのいずれの要素もワンランク上の体験を得ることができるでしょう。
シニアでも使いやすいシンプルモードは利用可能ですが、迷惑電話防止機能は搭載されていない点には注意が必要です。
- 使いやすい「シンプルモード」を搭載
- シニア向けとしては高性能モデル
- 耐久性が高い
arrows We2 Plusの価格 | ||
---|---|---|
ドコモ | 62,150円 | |
楽天モバイル | 49,900円 | 楽天モバイル公式サイト |
IIJmio | 54,800円 | 公式サイトを見る |
ドコモ・ワイモバイル・楽天モバイル|AQUOS wish4
AQUOS wish4は、ドコモとワイモバイル、楽天モバイルで販売されているシニア向けスマホです。
AQUOS wish4 | |
---|---|
発売日 | 2024.7.4 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:76mm 高さ:167mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 約190g |
アウトカメラ | 5,010万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
認証 | 指紋、顔 |
防水・防塵性能 | IPX5/8・IP6X |
カラー | ブルー ホワイト ブラック |
- 大幅に大画面化
- 操作しやすいかんたんモードを搭載
- MIL規格対応の高い耐久性
- 処理性能は控えめ
- 本体サイズが大きく取り回しは良くない
AQUOS wish4はこれまでのAQUOS wishシリーズと比べて、大幅に画面が大きくなりました。
約6.6インチあるので、文字などを大きく表示したい方におすすめです。
また、高齢者でも分かりやすいかんたんモードも搭載。スマホデビューの方にも適しています。
さらに、本体はMIL規格に対応。耐久性がかなり高いので、屋外での作業が多い方にもおすすめのモデルです。
- 6.6インチの大画面で文字などが見やすい
- かんたんモードを搭載
- 本体はMIL規格対応で、耐久性が高い
AQUOS wish4の価格 | ||
---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | |
ワイモバイル | 31,680円 | |
楽天モバイル | 31,900円 | 公式サイトを見る |
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・MVNO|AQUOS sense9
AQUOS sense9は2024年11月発売のシャープのミドルレンジモデルです。
AQUOS sense9の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.0 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
AQUOS sense9 | |
---|---|
発売日 | 2024.11.21 |
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 幅:73mm 高さ:149mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 166g |
アウトカメラ | 標準:約5,030万画素 広角:約5,030万画素 |
インカメラ | 約3,200万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon7s Gen 2 |
認証 | 顔認証・指紋認証 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | ブルー グレージュ コーラル グリーン ホワイト ブラック |
- おしゃれで可愛らしいデザイン
- 手に収まるコンパクトなボディ
- 高リフレッシュレート&高輝度のPro IGZOディスプレイ搭載
- 重いゲームのプレイには不向き
- スピーカーの音質があまり良くない
- 望遠カメラは非搭載
シニア向けのモデルではありませんが、比較的シンプルな設計で性能の良いスマホが欲しい高齢の方に適しています。
CPUはSnapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform。日常の操作では支障なく使えるパフォーマンスを誇ります。
また、ディスプレイにはAQUOS senseシリーズとしては初となるPro IGZO OLEDを採用。上位モデルと同等の明るさや鮮やかさになりました。
5,000mAhの大容量バッテリーと、省エネ効果の高いPro IGZOディスプレイとの相乗効果により、長時間のバッテリー持ちを実現しています。

スマホのカメラで写真を撮ることが好きなシニアの方にも適しています。
AQUOS sense9の価格 | ||
---|---|---|
ドコモ | 67,100円 | |
ソフトバンク | 69,840円 | |
au | 64,900円 | |
楽天モバイル | 57,900円 | 公式サイトを見る |
UQモバイル | 48,400円 | |
J:COM Mobile | 62,400円 | 公式サイトを見る |
- ミヤケデザイン監修のおしゃれなボディ
- 大容量バッテリー×Pro IGZOディスプレイの組み合わせにより、バッテリー長持ち
- カメラ性能が比較的優秀
ワイモバイル・MVNO|らくらくスマートフォン a/Lite
画像引用元:らくらくスマートフォン a/Lite
らくらくスマートフォン aはワイモバイル向け、らくらくスマートフォン LiteはIIJmioなどのMVNO向けに展開されているシニア向けモデルです。
一部特典が異なるだけで、本体の仕様は共通しています。

ドコモで似たような機種を買いたい方には、らくらくスマートフォン F-53Eがおすすめです。
らくらくスマートフォン a/Lite | |
---|---|
発売日 | 2024.11.7 |
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:約162mm 幅:約73mm 厚さ:約9.0mm |
重さ | 約185g |
アウトカメラ | 標準:約5,010万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 4,500mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | Dimensity 7025 |
認証 | 顔認証・指紋認証 |
防水 | IPX5/IPX8 |
カラー | マゼンタ ゴールド ディープブルー |
- 約6.1インチの大画面
- シニアも分かりやすいシンプルホーム搭載
- 迷惑電話対策機能搭載
- 本体サイズが大きめ
- 処理性能は控えめ
- カメラは夜間撮影に適さない
6.1インチの大画面を搭載しており、文字や画像がより見やすくなりました。
らくらくシリーズらしいシンプルな操作で使うことができ、分からないことがあれば気軽に質問できるサポート体制も整っています。
迷惑電話対策機能もしっかり備わっているので、防犯に気をつけたい方にもおすすめのモデルです。
- ドコモ以外で買える初のらくらくシリーズ
- 大画面で文字が見やすい
- 防犯機能も充実
らくらくスマートフォン a/Liteの価格 | ||
---|---|---|
ワイモバイル | 31,680円 | |
IIJmio | 49,800円 | 公式サイトを見る |
mineo | 47,520円 | 公式サイトを見る |
老人・お年寄り向けスマホのメリット
シニア層がスマホを持つメリットは以下の通りです。
- 画面が大きいので見やすい
- 家族との連絡が取りやすい
- 生活に必要な情報をすぐに得られる
画面が大きいので見やすい
ほとんどのスマホはガラケーよりも大きな画面を搭載しているため、メールやWebサイトなどの文字・画像がガラケーに比べて大きく表示されます。
また、シニア向けのスマホは文字をさらに大きく表示させる可能です。
そのため、普段から「小さい文字が見づらい」と感じている方にもスマホはおすすめですよ。
家族との連絡が取りやすい
やはり連絡ツールとしてスマホは便利です。
通常の電話機能も使えますが、スマホであればLINEなどのメッセージアプリも利用できます。
離れて暮らす家族とより気軽に連絡が取れるのは、スマホならではのメリットだと言えますね。
生活に必要な情報をすぐに得られる
スマホでは、天気予報や地図アプリなどが手軽に使えます。
そのため、ガラケーよりも簡単に様々な情報を得ることが可能です。

老人・お年寄り向けスマホのデメリット
最後にシニア向けスマホのデメリットを紹介します。
- 操作が難しい
- セキュリティ面のリスク
- 高額請求のリスク
操作が難しい
スマホデビューのシニア層にとって一番のハードルが、操作の難易度ではないでしょうか。
ガラケーとは全く異なるので、初めは戸惑うことも多いと思います。
しかしながら、シニア向けスマホには操作が簡単になるモードが搭載されていますし、店頭や電話での無料相談も利用可能です。
そういったものを活用することで少しずつ慣れていけるのではないでしょうか。
セキュリティ面のリスク
スマホの初期設定では、何かとアカウントやID、パスワードの入力を求められます。
また、インターネットを頻繁に利用するため、個人情報の管理にも気を付けなければいけません。
詐欺などのトラブルを防止するため、防犯機能が充実している端末を選ぶことをおすすめします。
高額請求のリスク
料金が発生するとは知らずネット広告からサービスに申し込んでみた結果、高額請求が来てしまった――、スマホユーザーを狙ったこのような詐欺事件は後を絶ちません。
スマホに慣れていないうちは、スマホやインターネットに慣れている人に相談しながら使うことが大切ですね。

シニア・高齢者向けスマホを使い始める際の注意点
続いて、シニア向けスマホを使い始める際に注意すべきポイントを紹介します。
- 設定したセキュリティ対策を忘れないようにする
- サポート体制を整える
- セキュリティのために必要な作業を知っておく
設定したセキュリティ対策を忘れないようにする
新しいスマホを使い始める際、多くの方が画面ロックの設定を行うのではないでしょうか。
そのとき、指紋や顔だけでなく、パスワードを設定する方も多いでしょう。
パスワードによるロックは、スマホのセキュリティを高めるためには有用な措置です。
しかし、パスワードを忘れてしまうと、スマホが使えなくなってしまうため注意してください。
パスワードは紙などにメモしておき、安全な場所に保管しておくと良いでしょう。
サポート体制を整える
高齢の方がスマホを購入する際は、操作方法が分からなくなったり、不審な電話がかかってきたりした時に備えて、サポート体制を早めに整えておきましょう。
トラブル発生時、家族など周囲の人がすぐに対処できればベストですが、現実的には難しいケースがほとんどだと思います。
そのため、通信キャリアやメーカーが提供しているサポート窓口を利用できるように、体制を整えておきましょう。
本記事で紹介したおすすめ機種の中には、メーカーのサポートが無料で受けられるものもあります。
そういったサービスの有無も、シニア向けスマホを選ぶ際に見るべきポイントのひとつです。
セキュリティのために必要な作業を知っておく
スマホのセキュリティ対策は、スマホの初期設定時に行うものだけでは不十分です。
アプリの更新や本体のソフトウェアアップデートなど、スマホの使用状況にあわせて適宜必要な対策を行う必要があります。
まずは高齢のユーザー本人が、セキュリティ対策の重要性を理解することが重要です。
場合によっては、アップデートが自動で行われるよう設定しておくと良いでしょう。
高齢者・シニア向けスマホでよくある質問
最後に、高齢者・シニア向けスマホに関するよくある質問に答えていきます。
高齢者・シニア向けスマホの保有率はどれくらい?
最近は高齢者でもスマホを利用している方がかなり多いですね。
また、今後は高齢者層でもますますスマホの保有率が上昇すると考えられます。
高齢者・シニアにおすすめのスマホプランは?
そのため、月間データ容量が少ないプランでも問題ない場合が多いです。
一方で、通話を利用する機会は若年層よりも多い傾向があるため、通話料金を抑えられるプランが適しているといえます。
例えば大手キャリアの中では、ドコモの
がおすすめです。月額550円で0.5GB使えます。
このプランに通話オプションを追加すれば、データ容量の無駄を抑えつつ、通話もたっぷり楽しむことができるでしょう。
また、65歳以上の方であれば、楽天モバイルの最強シニアプログラムも利用可能です。
プログラムを適用することで毎月110ポイント還元されるため、月間3GB(月額968円)使った場合、月額料金が実質858円になります。
楽天モバイルは全国に実店舗を展開しているので、オンラインでの契約が不安な方にもおすすめです。
高齢者・シニアにおすすめの格安SIMは?
最安プランは月額850円。1ヶ月に利用できるデータ容量は2GBです。
通話オプションも3種類用意されているため、自身の用途にあったプランを契約することができます。
また、ワイモバイル>やUQモバイルなど、実店舗のある格安SIMもいざとなった時に安心です。
- 条件①:MNP※1
- 条件②:SIMカードのみまたはeSIMのみ契約
- 条件③:トクトクプラン・コミコミプラン+・ミニミニプランどれかを契約+増量オプションII加入
- 条件④:ご契約の際に6桁のクーポン番号「3MP062」を入力すること
iPhoneは高齢者・シニアスマホに向いてる?
これを有効にすれば、シニア向けスマホのように文字やアイコンを大きく表示することが可能です。
また、アシスティブアクセスでは、画面に表示する機能やアプリを絞ることもできます。
iPhoneの操作がシンプルになるため、シニアの方でも簡単に使えるようになります。

高齢者が一番使いやすいスマホは?
高齢者向け携帯電話として長年続いているシリーズで、高齢者でも使いやすい画面配置や押し間違いを防止するらくらくタッチなどの機能が特徴的です。
その他にも高齢者の使いやすさに配慮した独自機能が充実しておりおすすめです。
80代のスマホ所持率は?
3人に2人が持っていることになり、所持率は年々上昇しています。
高齢者がスマホを使うリスクは?
偽サイトやSNSを通じた詐欺被害や情報漏洩には特に注意が必要です。
シニア向けスマホには防犯機能が充実したものも多いので、そういった機能の有無もしっかりチェックしましょう。
高齢者のスマホの平均料金はいくら?
シニア層のデータ通信量は、若年層に比べて少ない傾向があります。
ご自身の用途に合ったプランを選択するようにしましょう。
高齢者・シニア向けスマホでスマホデビューを
最近は高齢者・シニア向けスマホも種類が豊富です。
一般的な機種に比べるとセキュリティ機能を強化したものが多く、高齢の方が安心して使えるよう設計されています。
今やスマホは生活必需品です。トラブルに気を付けつつ、ぜひ今回ご紹介した機種を使ってみてくださいね。