「povoって格安SIMの評判は実際どうなの?名前はよくCMとかでは聞いたことがあるけど。」
そういったことを思っている方は多いのではないでしょうか。
この記事ではpovoとはどのようなサービスなのか、また実際にpovoを利用しているユーザーの声、povoのメリット・デメリットについて解説していきます。
povoではお得なキャンペーンも開催されているので、スマホ代を節約したい方はぜひご覧ください。
povo(ポヴォ)とは
povo(ポヴォ)は大手携帯キャリアであるauのオンラインサブブランドです。
KDDIが運営しているため、決して怪しいサービスではありません。
ただ実店舗は持っておらず、申し込みやサポートは全てオンライン上で受け付けています。
そんなauの格安プランとして登場したpovoは、2021年9月に「povo 2.0」へとアップデートされました。
povo2.0の料金プランは基本料金0円。そこに自分好みのデータ容量をトッピングしながら運用するシステムです。
- 月額0円で運用可能
- 4つのトッピング
- ショッピングでデータ容量がもらえる!ギガ活
月額0円で運用可能
月額0円で利用できます。
これは驚きですよね。トッピングをなにもつけなければ、毎月0円でスマホの回線維持が可能となるわけです。
通常はどの携帯会社でも、契約後はいずれかの基本プランに加入する必要がありますが、povoにはそういったプランがありません。
povoといえば、楽天モバイルが0円廃止したとき、多くのユーザーがpovoへ乗り換えようとしたニュースが報じられました。これはまだ記憶に新しいですよね。
povoでは、電話を着信専用で使う分には全く費用がかかりません。
4つのトッピング
povoは月額0円で運用可能ですが、この状態のままでは通信速度が128kbpsしか出ません。これではメールやネットサーフィンを快適に行うのは難しいでしょう。
そこで登場するのが「トッピング」というpovo独自のシステムです。
トッピングは大きく分けて以下4つになります。
- データトッピング
- コンテンツトッピング
- 通話トッピング
- サポートトッピング
データトッピング
データ通信容量をトッピングします。自分の好きなタイミングで、好きな容量を追加可能です。
このトッピングにより、128kbpsと低速だったpovoの通信速度が高速になります。
データトッピング代は、一般的なスマホのプランのように月単位での請求ではありません。日単位で購入する形になります。
この点には注意が必要です。
コンテンツトッピング
コンテンツトッピングは、対象の期間中に限りスポーツ中継などの配信を楽しめるサービスです。
今後、コンテンツトッピングは他にも増えていく可能性があります。さらなる発展に期待したいですね。
通話トッピング
povoの通常の通話料金は30秒22円です。そこに、通話トッピングをつけると、かけ放題になります。
トッピングは5分かけ放題、完全かけ放題の2種類。
これらは月単位でのトッピングとなるため、使いたい時に申し込むデータトッピングとは性質が少し異なります。
料金が月単位で請求されるため、月の途中にトッピングした場合でも、基本的に満額かかることになります……が、当面の間は日割りでの請求になるとのことです。
サポートトッピング
サポートトッピングは、一般的には端末補償サービスにあたるトッピングです。
povoに登録しているスマートフォン(iPhone・Androidスマートフォン)が故障、破損、水濡れ、(紛失、盗難は対象外)などのトラブルに遭った場合、端末交換を申し込めます。
交換用の端末(リフレッシュ品)が申し込み翌日には自宅に届くため、もしもの時の保険に契約しておくといいでしょう。
ショッピングでデータ容量がもらえる!ギガ活
ギガ活とは、日常のさまざまなお店やサービスを利用することでギガ (データ容量) が貯まる、新しいギガチャージ活動です。
データトッピングを購入することなく、日常のお買い物でデータ容量をもらえる仕組みになっています。日頃からポイント集めや節約をしている人には大変嬉しいサービスです。
例えば、ローソンで500円以上お買い物をすれば、300MBのデータ容量がもらえます。
うまく利用すれば、povoではお金を払うことなくデータ通信できるというわけです。
ギガ活の参加方法は以下の通りです。
- スマートフォンからエントリー
- 対象店舗にてau PAY (コード払い/ネット払い/残高払い)
- 約一週間後、登録したメールアドレス宛てにコードが届く
- povo2.0アプリにコードを入力
povoの料金プラン
前述したように、povoは月額0円です。そこにデータ容量や通話かけ放題などをトッピングして利用します。
povo2.0 | |
---|---|
データトッピング | データ容量:1GB 利用期間:7日間 月額料金:390円 |
データ容量:3GB 利用期間:30日間 月額料金:990円 | |
データ容量:20GB 利用期間:30日間 月額料金:2,700円 | |
データ容量:60GB 利用期間:90日間 月額料金:6,490円 | |
データ容量:150GB 利用期間:180日間 月額料金:12,980円 | |
・データ使い放題 利用期間:24時間 月額料金:330円 | |
対応回線 | au回線 |
通信制限時の速度 | 最大128Kbps |
最低契約期間 | なし |
契約事務手数料 | 0円 |
5G対応 | ○ |
5分かけ放題 | ○ ※月額550円、通話トッピングの契約が必要 |
完全かけ放題 | ○ ※月額1,650円、通話トッピングの契約が必要 |
eSIM対応 | ◯ |
テザリング | ◯ |
口座振替 | ◯ |
- データトッピング
- コンテンツトッピング
- 通話トッピング
- サポートトッピング
トッピングについては上でも触れましたが、より詳しく解説していきます。
データトッピング
自分好みのデータ容量をトッピングしてカスタマイズできるのもpovoの魅力の一つです。
データ容量は1GBから150GBまで、豊富なラインナップから選べます。
トッピング | 使用期限 | 料金 |
---|---|---|
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2,700円 |
60GB | 90日間 | 6,490円 |
150GB | 180日間 | 12,980円 |
1GBは390円と安いですが、7日間経つと容量が余っていても失われてしまい、速度は128kbpsに戻ってしまいます。

コンテンツトッピング
コンテンツトッピングには、対象コンテンツとしてDAZNとsmash.が用意されています。
DAZNは、スポーツをいつでもどこでも楽しめるストリーミング配信サービスです。
smash.は、スマートフォンでの視聴に特化した動画アプリで、プロのクリエーターたちが制作した短尺の動画を楽しむことができます。

データトッピングのように利用料金と利用期間が設定されており、期間内であれば自由に対象コンテンツを楽しめます。
トッピング | 使用期限 | 料金 |
---|---|---|
DAZN使い放題パック | 7日間 | 760円 |
smash.使い放題パック | 24時間 | 220円 |
通話トッピング
povoではかけ放題がオプションとして提供されています。通常の通話料金は30秒22円です。
通話トッピングは以下の2つ。必要に応じて契約可能です。
トッピング | 使用期限 | 料金 |
---|---|---|
5分かけ放題 | 月単位 | 550円 |
完全かけ放題 | 月単位 | 1,650円 |

サポートトッピング
端末補償サービスにあたるトッピングです。
スマートフォンに不慮の故障や破損、水濡れなどのトラブルが起きたとき、即座に代替端末を郵送してくれます。
normal-table | 使用期限 | 料金 |
---|---|---|
サポートトッピング | 月単位 | 830円 |

povoの悪い評判・口コミまとめ
ここからはpovoに関する悪い評判や口コミなど、ネガティブな部分を紹介します。
- povoの通信速度は遅い
- プランが分かりづらい
- キャリアメールが使えなくて不便?
povoの通信速度は遅い
あくまで個人的な主観によるツイートですが、povoは通信速度が遅いときがあるようです。
KDDIが提供してくれてるpovo、速度が遅い時がある。
MVNO各社の通信速度を公開してくれてるサイトがあるが、そこでもpovoはガクーンとグラフで下がる時間帯がある。https://t.co/Jy8I3LgYqZ pic.twitter.com/iQScMLXeRk
— 結納未定 (@yuino_yoteii) February 23, 2023
povoに切り替えだけど、こいつもお昼は激遅なのか。mineoから切り替わってないんじゃないかってくらい遅い。
— ローキック☆ (@low_kick) February 20, 2023
povoマジで遅い
— KOH☄️🎠 (@Supra_KOH) February 22, 2023
povoはauの回線を使用してサービスを提供しています。そのため、通信品質は十分に高いです。
しかし、povoに限らず、時間帯や地域、スマホ本体の状態によって、通信速度にはどうしてもブレが生じてしまいます。
通信速度の速い・遅いは、長期的な目で判断すべきでしょう。
プランが分かりづらい
povoの料金システムは、「月額プラン」を契約するのではなく、容量を買い切る「トッピング」形式です。
他社とは勝手が違うため、慣れないうちは分かりにくく感じるかもしれません。
iPad mini6のSIM(eSIM)をpovoにしてみました。
格安シムは速度が遅かったりするけど、povoはやっぱり速い!
あと、基本料金ゼロ円で、トッピングという都度買う料金プランが分かりづらいけど、よくよく自分の利用頻度に当てはめるとひと月990円で済みそうで、格安シムと変わらない料金。— あいねたん (@ainetan6) August 12, 2022
今日から申し込み始まったPOVO 2.0
これの罠は1ヶ月契約じゃなくて30日契約
しかも基本プランは0円の1種類のみ
つまり通話し放題やデータ容量は30日毎に買わなければいけない
買わずにいるとデータは遅くなるだけで済むから気付くけど通話は契約切れてるのに使う事が出来る
通常の通話料金が請求される— たると (@Tarutomaru) September 29, 2021
povoの新プラン(povo2.0)見てると更にお得にはなりそうだけどかなり分かりづらい部分がある
auからpovoに移行したときはキャリア決済(端末代やauでんきの電気代等含む)やau PAYやAppleCareなどはそのまま移行したけど新プランにしたらそこら辺はそのまま移行出来るの? https://t.co/FTFfrOzpGi
— シュンスケ (@shun__sukebe) September 15, 2021
また、通話トッピングは月額制ですが、データトッピングは日割り制になっています。
このように異なる料金体系が混在していることも、「分かりづらい」と言われてしまう一因になっているのでしょう。
キャリアメールが使えなくて不便?
auでは利用できた「キャリアメール」。
しかし、「povoではキャリアメールが使えない」という声がSNSに多く投稿されています。
ahamo、SoftBank on LINE、povo
キャリアメール無いんですね。#石垣島 #石垣市 #スマホ #ガラスコーティング #画面が綺麗 #画面が清潔 #画面が汚れにくくなる #画面に傷がつきにくくなる #画面が滑らか #画面がツルツル #保護フィルムより経済的— 石垣島スマホ画面ガラスコーティング (@spglasscoating) February 7, 2023
私povoにしちゃったからキャリアメール使えないじゃんmixi復活させられないじゃん笑
— らんち⛩一般5/13,6/3 (@ra_n_chi) February 2, 2023
povo登録苦戦中…
今はキャリアメールしか使ってないからどうしよう…
困った困った😅#福田ひなた#ふくひにゃ#可憐なアイボリー#カレアイ pic.twitter.com/GkjhsLJf6S— べるけんた (@bellkenta) December 14, 2022
しかし、この問題はすでに解決しています。
2021年12月20日、auのメールアドレスをpovoでも使える「auメール持ち運び」サービスがスタートしました。
月額330円がかかりますが、これを高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれです。
「たったの330円でキャリアメールが使えて嬉しい!」という方もいます。
auキャリアメールの持ち運びサービス始めてたんだ。月額330円でアドレス維持できるなら安いもんだよ。サイトのログインとかもそのままでいけるんかな。全部Gmailで設定し直さないといけないと思ってたから少し気が楽になった。とにかくアルラスとTwitterさえ無事ならそれでいいから前向きに考えよう。
— 源内 (@Gennai_Susanoo) April 1, 2022
auからpovoへ移る際、ひとまず本サービスを使ってキャリアメールを維持し、徐々にフリーメールへと移行して、キャリアメールが不要になったら解約するのもアリではないでしょうか。
povoの良い評判・口コミまとめ
次に、povoの良い評判や口コミを主にご紹介しきます。
- 契約だけなら月額0円で利用できる
- auとほぼ同じ速度なのに料金は安い
- 使い方を選べて便利
契約だけなら月額0円で利用できる
povoは「トッピング」を全く使わなければ、月額0円で運用できます。
povoだったら基本料金0円だし、銀行のVISAデビット系カードが使えるので。クレジットカード持ってなくても契約できるレアなサービスなんですよ。通話も出来るから、待ち受け専用でもいいので契約してくれたら助かりますよね。
— やちゅ🥳 (@manathu_world) February 24, 2023
とりあえず二刀流でいいのであれば
auのpovoオススメです!
基本使用料0円で、使いたい時にギガ買えばいい〜って感じなので〜
ギガ無し状態でもクッッッソ遅いですが回線飛んでくるので地味にロマサガできたりします(´∇`)
ちょっと古いiPhoneなら新規契約安かったりするので見てみるのもいいかも!✨— 名無しのモニカちゃん (@Romancing_Re_un) February 23, 2023
Povoいいですよね。私も緊急時の回線として契約してます。使わない月は0円ですから使い勝手はいいですね。
また、ほぼauなのでスピードも早い印象です。
— デンパ⚡️@キャプチャー♦︎ 弁護士特約発動中 (@1l3l5) February 22, 2023
もちろん月額0円では通話もデータ通信もまともにできませんが、以下のようなことは可能です。
- 通話受信だけなら0円
- 緊急用、サブ端末用
- 基本は自宅のWi-Fiを使う
- SNSなどのアカウント登録のための電話回線に使う
メインスマホとは別回線でpovoを契約しておくと、工夫次第では役に立つ可能性があります。
auとほぼ同じ速度なのに料金は安い
「料金は変わらないのに速度はauと変わらない」という口コミが多数見つかりました。
povoに変えたことで月々の携帯代が8000円ほど安くなった。これまでが高すぎた。povoも速度が早い訳じゃないけど今までよりマシ。
1枚目au回線
2枚目povo
3枚目WiFi pic.twitter.com/ej6ALwFnKr— メッシスキー🐝 (@doradora_star) February 23, 2023
povoはau回線なので速度も遅くならず番号引き継ぎも楽なのでおすすめです〜!☺️私大体月に30ギガ前後使うのでずっとauの定額プランだったんですが、povoに180日間で190ギガのトッピングがありそっちに切り替えたので月額換算2100円になりました🥹❤️
— たいだただあき (@taidatadaaki) February 1, 2023
今docomoをお使いならahamo、auならpovo、ソフトバンクならY!mobileに変えれば大体20GBで3000円程度。それに月額300円でメールアドレス持ち運びプランも付ければ、メールもそのまま使えるのでオススメですよ!通信速度ほぼ変わらずもちろんiPhoneも使えます!
— まさのり@マリン🦫 (@masasti555) January 26, 2023
auからpovoに乗り換えることで、料金を半額以下にすることも可能です。
auとpovoのだいたいの平均月額料金は以下のとおりです。
- au:7,000~10,000円
- povo:1,000~3,000円
また、通信速度は時間帯や環境によっても変わりますが、auとpovoではほぼ変わらないと感じている人が多いようです。

使い方を選べて便利
自分のライフスタイルに合わせて柔軟な使い方ができる点は、povoのトッピングシステムの強みです。
Povo2.0使えますね。
僕が気に入ってる使い方は
外でネットを使いたい時に1日限定の使い放題です
iPadにpovoのsimを入れて
テザリングでMac Bookに接続する方法です。#povo— まろきち (@norigogo1977) February 23, 2023
今日日帰り名古屋旅行するからpovoの一日無制限を使ったぜ
これが正しい使い方— ゴリラ (@GorillaToyaku) February 22, 2023
povo申し込んでみた。使い方によっちゃあ、割と有用かもしれん。
— yuba (@stone_yu3) December 9, 2022
例えば以下のような使い方があります。
- 1日に大量のデータを使いたい
- 毎月のデータ量を少しだけ多く使いたい
- 短い通話をたくさん使う
1日に大量のデータを使いたい
休みの日や急な出張などで、一時的にデータ通信を大量に行いたい場合、「データ使い放題(24時間)」というトッピングが便利です。
これを使えば、たった330円で1日中データ使い放題になります。
毎月のデータ量を少しだけ多く使いたい
毎月3GB程度しか使わない人でも、たまにデータをたくさん使ってしまい、容量が足りなくなることはあり得ますよね。
そういった時に、1GB(7日間)で390円のトッピングが使えます。
1GBだけ追加できるので、「データがあとちょっとだけ足りない!」というときに購入するといいでしょう。
短い通話をたくさん使う
「データ通信はしないけど、通話専用でpovoを使いたい」という人には、5分かけ放題トッピングが合っています。
月額550円で、5分間の通話がかけ放題になるトッピングです。
povoは月額料金0円ですから、550円だけで通話専用回線を持つことができます。
povoのデメリット5選
ここではpovoのデメリットを5つご紹介します。
- データ容量のトッピングは自動更新がない
- データ容量を180日間トッピングしないと利用停止になる可能性がある
- 通話料金はやや高め
- キャリアメール、留守番電話、電話転送サービスがない
- サポートはチャットのみ
それぞれ解説していきます。
データ容量のトッピングは自動更新がない
povoでは、好きなデータ容量をトッピングすることで高速データ通信が可能になります。
ただし、データ容量のトッピングはいずれも「日単位」で、自動更新はされません。
たとえば、「データ追加3GB」の有効期限は30日間ですが、30日経過後は自分で再びデータトッピングをする必要があります。

データトッピングが自動更新されるプランはありません。
povoでデータ通信する場合は、その都度、自分でデータトッピングを購入しなければならないのです。
その点が面倒だと感じる人には、povoはおすすめできません。
データ容量を180日間トッピングしないと利用停止になる可能性がある
povoは基本料金0円なので、データトッピングやコンテンツトッピング等をしなければ、毎月のスマホ代は0円です。
この大きな特徴を目当てにpovoへの乗り換えを検討する人は多いかと思います。しかし、povoを利用するうえで非常に重要な注意点があるのです。
povoはデータ容量のトッピングを180日間しないと利用停止になる可能性があります。
ただ、180日経ってもすぐに利用停止になるわけではありません。
利用停止予定日の10日ほど前に、メールやSMSで「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が送られてきます。
利用停止予定日を迎えるまでに何かしらトッピングをする必要があります。

なお、期間内の通話料とSMS送信料の合計額が660円を超える場合は、有料のデータトッピングをしなくても利用停止になることはありません。
30秒あたり22円の通話料が発生するので、180日間で15分以上の通話をする人であればとくに問題はないでしょう。
通話料金はやや高め
povoの通話料金は30秒あたり22円です。
ドコモやソフトバンクなど、多くの会社が同じく22円/30秒ですが、格安SIMのOCNモバイルONEやIIJmioなど11円/30秒と比べると2倍の料金設定になっています。
ただし、5分かけ放題プランはLINEMO、mineoなどと同じく最安550円です。
短い通話をたくさんする場合は、5分かけ放題の通話トッピングを使うと節約できるのではないでしょうか。
キャリアメール、留守番電話、電話転送サービスがない
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えると、当然ながらキャリアメールは使えなくなります。
とはいえ、今はLINEなどメール以外の連絡手段も増え、キャリアメールが使えることのメリットはほとんどなくなっています。

また、povoは留守番電話や電話転送にも対応していません。
今までキャリアの留守番電話・電話転送サービスを使っていた人は注意してください。
povoが開通した瞬間に、これらのサービスを使えなくなってしまいます。
サポートはチャットのみ
povoはauのオンラインサブブランドです。
そのため、全国にあるauの店舗窓口では申し込み・各種手続きはできません。
povoのサポートは全てチャットサポート、メールとなっています。
身近なショップで気軽にプラン変更や問い合わせができないのはデメリットと言えますが、チャットサポートも十分に充実しているため、不安なことがあれば気軽に問い合わせしてみるといいでしょう。
povoのメリット5選
povoのメリットは次の5つです。
- 月額0円で運用できる自由なプラン
- au回線で快適な通信
- eSIMも利用できる
- テザリングが無料
- 「♯ギガ活」が楽しい
それぞれ解説していきます。
月額0円で運用できる自由なプラン
povoの一番のメリットは、なんといっても月額料金が0円であることです。
使い方によっては最長180日間0円で運用できます。これはpovoだけの強みですね。
月々のデータ利用量に波がある、特定の期間や目的にだけ使いたいなど、ユーザーの利用方法に合わせて自由に調節できるのは大きなメリットです。
au回線で快適な通信
povoは、auの5Gと人口カバー率99.9%のau 4G LTEを利用しているため、通信品質や対象エリアはすべてauと同じです。
もちろん、5Gエリアではトッピング利用時に高速通信が行えます。
(参考:auエリアマップ)
eSIMも利用できる
povoは、郵送による物理SIMの他、オンラインでSIMデータをダウンロードするeSIMにも対応しています。
eSIMを利用すれば、申し込みから数時間ですぐに使うことが可能です。
郵送でも2~3日後には到着しますが、オンライン申し込みとeSIMの組み合わせなら最短で利用できるようになります。
急きょ通信環境を整えたいときなどに、スピーディーに対応できますよ。
テザリングが無料
大手キャリアなどでは、有料オプションであることが多いテザリング(データのシェア)。
povoでは、テザリングが無料で使えます。
家族や友人とデータ容量をシェアする際は、テザリングがあれば非常に便利です。
「♯ギガ活」が楽しい
povoでは、トッピングでデータを購入するだけでなく、さまざまな形でデータをゲットすることができます。
その方法の一つが「♯ギガ活」です。
指定のお店でau PAYを使って買い物することで、300MBのボーナスギガがもらえます。
毎月変わる指定店舗も楽しみですが、ローソンなどの身近なお店でもギガ活が可能です。
ローソン、松屋、すき家、
日高屋、サンドラッグなど、
自分がよく利用する店がこぞって
povo #ギガ活 対象店なので、
データボーナスがガンガン貯まる。
現在合計6GB分のプロモコード所有。
まさに【povo】しか勝たん pic.twitter.com/hv5wjaZCnH— ツツカメ (@tsutsucame) November 22, 2022
ギガ活で通信費の節約ができるのもpovoならではのメリットと言えるでしょう。
povoに乗り換える申し込み方法
ここからは、povoに乗り換える手順を解説します。
乗り換える手順は以下の通りです。
- MNP予約番号を発行する
- povo公式サイトから申し込む
- SIMカードを入れ替える
それぞれ解説していきます。
① MNP予約番号を発行する
今使っている電話番号を引き継ぎたい場合は、MNP予約番号を発行してMNPをおこないます。
MNP予約番号は、いま契約を結んでいる携帯電話のキャリアに依頼すると発行してもらえます。
店舗があれば店舗でも手続きできますが、電話やWebサイトでも手続き可能です。
以下、MNP予約番号発行する際の注意点です。
- MNP予約番号の発行には時間がかかる場合がある
- MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号の発行には時間がかかる場合がある
MNP予約番号の発行には時間がかかる会社もあります。
申し込みから営業日単位で1日~3日かかることも。
MNP予約番号を発行する際は、日数に余裕を持って申し込みましょう。
MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号は、15日間が期限です。
この日数には予約当日も含まれています。実際には15日間ではないことに注意してください。
② povo公式サイトから申し込む
移行元のキャリアでMNP予約番号を取得したら、povo公式サイトでMNP転入手続きを行います。
povoの契約手続きは全てオンラインで行うことになります。
auショップなど店舗では一切受付てもらえないので注意してください。
③ SIMカードを入れ替える
申し込みを行うと、povoで審査が行われます。
SIMカードでの契約の場合、審査が完了すると2~3日ほどでSIMカードが自宅に郵送されてきます。
SIMカードが届いたら、スマホにSIMカードを挿して回線を開通する手続きを行ってください。
povoでよくある質問
ここではpovoについてのよくある質問をご紹介します。
それぞれ解説していきます。
povoで機種変更はできる?
そのため、povo契約後に機種変更したい場合は以下のいずれかの方法で手続きする必要があります。
- auやUQモバイルで機種変更をする
- 自分で端末を購入して変更手続きをする
ただ、auやUQモバイルで機種変更するのはあまり現実的ではありません。
SIMフリー端末を購入してSIMカードを入れ替えることをおすすめします。
ただし、事前にpovoで動作確認できている端末であるか調べましょう。
povoの対応機種は?
テザリングは使える?
ただし、テザリング時は端末のデータ消費量が激しくなるため、事前に24時間データ使い放題のトッピングを購入することをおすすめします。
解約はすぐにできる?
ただし、即日で手続きを完了したい場合は9時30分から20時の間に手続きしましょう。
乗り換えにかかる費用は?
ただし、1年間に6回線以上同一名義で新規契約する場合、1回線あたり3,300円の費用がかかります。
以下が条件となります。
- 2022年12月20日以降に新規契約すること
- povo2.0の新規契約日から過去1年以内に、同一名義で5回線新規契約していること
povoの繋がりやすさは?
日本全国の市街地や平野部の人口の99.9%(山間部を除く)をカバーしているauの4G。
「povoはauと比べて繋がりづらい」ということはありません。
(参考:auエリアマップ)
povoの評判には良い評判が多い!
auのオンラインブランドpovoについて、サービスの内容、メリットやデメリット、口コミ、乗り換えにかかる手順、よくある質問などをご紹介しました。
- 契約だけなら月額0円で利用できる
- auとほぼ同じ速度なのに料金は安い
- 使い方を選べて便利
- povoの通信速度は遅い
- プランが分かりづらい
- キャリアメールが使えなくて不便?
povoは基本料0円で、既存のキャリアの料金プランと比べるとかなり格安です。
自分でプランを作る、トッピングを自由に組み合わせてライフスタイルに合わせられるといったサービスがかなり特徴的ですね。
ただ、メリットだけでなくデメリットもよく理解した上で利用したいものです。
ぜひこの記事を参考に、povoでスマホ代をお得にしてくださいね。