【2023年最新】国産スマホおすすめ5選|日本製のメリット・デメリット

国内メーカーのおすすめスマホや、メーカーごとのメリット・デメリットなどを解説します。以前ほどではないものの、現在でも根強い人気がある日本メーカーのスマホ。国産の機種だからこその強みも少なくありません。機種変更を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
  • 2023.3.2
国産スマホ

スマホを選ぶ際に、どの国のメーカーの製品なのかを重視する方も多いのではないでしょうか。

日本メーカーの人気は、以前ほどではないものの現在も根強いです。

本記事では、国内メーカーのおすすめスマホや国内メーカーのメリット・デメリットなども紹介していきます。

「日本メーカーのスマホが気になる!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

※本記事の価格は全て税込みです。

【2023年最新】やっぱり日本製!国産スマホおすすめ5選

【2023年最新】やっぱり日本製!国産スマホおすすめ5選

まずは最新のおすすめスマホを、国内メーカーの製品から選んで5つ紹介していきます。

それぞれの機種の特徴について、見ていきましょう。

AQUOS sense7

AQUOS sense7

画像引用元:AQUOS sense7

AQUOS sense7は2022年11月にSHARPから発売されたミドルレンジスマホです。

ディスプレイはかなり発色が良く、SHARPの技術力が詰まっていることが感じられます。

AQUOS sense7
発売日2022年11月4日
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ幅:70mm
高さ:152mm
厚さ:8.0mm
重さ158g
アウトカメラ標準:約5,030万画素
広角:約800万画素
インカメラ約800万画素
バッテリー4,570mAh
RAM6GB
ROM128GB
CPUSnapdragon 695
認証顔認証・指紋認証
防水IPX5/IPX8
カラーブラック
ライトカッパー
ブルー
ラベンダー

最大の特徴はカメラで、ミドルレンジスマホながらハイエンドスマホ並みの大型カメラセンサーを搭載しています。

より多くの光を取り込めるようになり、被写体をくっきり捉えたり、暗所撮影に強くなったりしました。

同じ価格帯の中ではかなり優秀なカメラなので、カメラ重視の方はぜひチェックしてみてくださいね。

AQUOS wish2

AQUOS wish2

画像引用元:AQUOS wish2

AQUOS wish2は2022年に発売されたSHARPのエントリースマホです。

非常にシンプルでミニマルな本体デザインが特徴的です。

本体の素材の一部には再生プラスチックを使用していて、環境にも配慮したスマホとなっています。

AQUOS wish2
発売日2022年6月23日
画面サイズ5.7インチ
本体サイズ幅:71mm
高さ:147mm
厚さ:8.9mm
重さ162g
アウトカメラ1,300万画素
インカメラ800万画素
バッテリー3,730mAh
RAM4GB
ROM64GB
CPUSnapdragon 695 5G
認証指紋認証
防水IPX5/IPX7
カラーホワイト
チャコール
ブルー
コーラル

2万円台で買えるエントリーモデルですが、スマホの頭脳と言えるCPUにはミドルレンジスマホ向けのものを採用しています。

同じ価格帯のスマホの中では比較的快適な動作が期待できますね。

防水防塵にしっかり対応しているので耐久性も安心できる上、最大2回のOSのアップデート保証もあるため、長く使い続けやすい点も魅力です。

Xperia 1 IV

Xperia 1 IV

画像引用元:Xperia 1 IV

Xperia 1 IVは2022年6月に発売されたSONYのハイエンドモデルです。

Xperia 1 IV
発売日2022年7月8日
画面サイズ6.0インチ
本体サイズ幅:67mm
高さ:153mm
厚さ:8.3mm
重さ161g
アウトカメラ超広角:約800万画素
広角:約1,200万画素
望遠:約800万画素
インカメラ約800万画素
バッテリー5,000mAh
RAM6GB
ROM128GB
CPUSnapdragon 695 5G
認証指紋
防水・防塵性能IPX5/IPX8・IP6X
カラーミント
ホワイト
ブラック
ラベンダー(ドコモ・au)

SONYのフラッグシップスマホということで、カメラやオーディオなどにSONYが培ってきた技術やこだわりが詰まっています。

カメラの使い勝手や写真の仕上がりはデジタルカメラに近いという声も多いですね。

しっかりこだわって写真撮影をしたい方におすすめの一台です。

画面解像度は4K、画面比率は21:9という縦に長い形なので映画鑑賞にも適しています。

さらに、ゲームプレイ時に画面表示や音量を自動調整して、ゲームを楽しみやすくする機能も豊富です。

ゲーム向けの専用アクセサリーも発売されているので、国産スマホでゲームをしっかり楽しみたい方にも最適ですね。

Xperia 10 IV

Xperia 10 IV

画像引用元:Xperia 10 IV

Xperia 10 IVは2022年7月に発売されたSONYのミドルレンジスマホです。

5,000mAhという大容量バッテリーを搭載しながら、161gというかなり軽い重量に収まっている点が特徴です。

この161gという数字は「5,000mAhのバッテリーを搭載するスマホ」としては世界最軽量だといいます。

Xperia 10 IV
発売日2022年7月8日
画面サイズ6.0インチ
本体サイズ幅:67mm
高さ:153mm
厚さ:8.3mm
重さ約161g
アウトカメラ超広角:約800万画素
広角:約1,200万画素
望遠:約800万画素
インカメラ約800万画素
バッテリー5,000mAh
RAM6GB
ROM128GB
CPUSnapdragon 695 5G
認証指紋認証
防水・防塵性能IPX5/IPX8・IP6X
カラーミント
ホワイト
ブラック
ラベンダー(ドコモ・au)

カメラは

  • 超広角レンズ
  • 広角レンズ
  • 望遠レンズ

の3つのレンズを搭載しています。

実は、Xperia 10 IVのようにミドルレンジのスマホで望遠レンズを搭載しているものはかなり少ないんです。

これも、長年カメラ開発をやってきたSONYのこだわりが見える一面ではないでしょうか。

arrows We

arrows We

画像引用元:arrows We

arrows Weは2021年12月に発売されたFCNT(旧富士通)のエントリースマホです。

arrowsシリーズはハンドソープによる丸洗いとアルコール除菌に対応していることが特徴で、arrows Weもしっかり対応しています。

arrows We
発売日2021年12月3日
画面サイズ5.7インチ
本体サイズ幅:71mm
高さ:147mm
厚さ:9.4mm
重さ172g
アウトカメラ広角:1,310万画素
マクロ:190万画素
インカメラ500万画素
バッテリー4,000mAh
RAM4GB
ROM64GB
CPUSnapdragon 480 5G
認証指紋認証
防水IPX5/8
カラーネイビー
ホワイト
パープル
レッド

バッテリー容量は4,000mAhの大容量で、バッテリー持ちを向上させる機能も豊富なのでバッテリー持ちはかなり優秀です。

文字やアイコンを大きく表示して使いやすくする「シンプルモード」や防犯機能も搭載されているため、スマホデビューの方にもおすすめですね。

国産スマホメーカー一覧

国産スマホメーカー一覧

続いて、主な国産スマホメーカーを4社紹介します。

国産スマホの主要メーカー4社

これらのメーカーの特徴やスマホのラインナップについて解説していきます。

SONY

SONYはXperiaシリーズを展開しています。

国産スマホの中でも長年高い人気を維持している有名メーカーですね。

現在のラインナップ
  • ハイエンドモデル:Xperia 1シリーズ、Xperia 5シリーズ
  • ミドルレンジモデル:Xperia 10シリーズ
  • エントリーモデル:Xperia Aceシリーズ

Xperiaシリーズの分かりやすい特徴は縦長の本体形状です。

アスペクト比21:9の縦に長い画面は、2つのアプリを同時に表示したり、映画を観たりするときに活躍します。

アイコン
比較的横幅が短いため、手の小さい人でも片手操作しやすい点も魅力的ですね。

さらに、SONYらしくカメラやオーディオのクオリティが高いことも大きな特徴です。

カメラはデジタルカメラのように細かく設定を行えるモードがあり、実際の写りもデジタルカメラに近い仕上がりになります。

SONYのこだわりや技術力をスマホでも体感したい方におすすめのシリーズです。

SHARP

SHARPはAQUOSシリーズを展開するスマホメーカーです。

SONYと並んで国内メーカーとして高い人気とシェアを誇ります。

現在のラインナップ
  • ハイエンドモデル:AQUOS Rシリーズ
  • ミドルレンジモデル:AQUOS senseシリーズ
  • エントリーモデル:AQUOS Wishシリーズ

AQUOSシリーズの特徴はディスプレイ性能の高さです。

SHARPは長年テレビの開発をしており、培った技術がスマホにも応用されています。

そのため、ディスプレイの発色が良く、動画視聴をするときにも綺麗で滑らかな表示が可能です。

最上位モデルのAQUOS Rシリーズはカメラにかなりこだわったシリーズとなっています。

スマホをしてはかなり大きい1インチセンサーを搭載していて、デジタルカメラに近い質感の写真を撮ることが可能です。

アイコン
ミドルレンジモデル、エントリーモデルの人気も高く、国内メーカーの中でも幅広いラインナップが魅力的なメーカーです。

FCNT(旧富士通)

FCNTはarrowsシリーズを展開しています。

アイコン
FCNTという名前は聞き慣れないかもしれませんが、2021年に富士通から独立したれっきとした日本メーカーです。

arrowsシリーズはエントリーモデル~ミドルレンジモデルを中心にラインナップされています。

特にarrowsシリーズのエントリーモデルは人気が高く、2021年発売のarrows Weは販売台数が100万台に到達したそうです。

arrowsシリーズにはスマホ初心者の方にも使いやすい機能が揃っています。

スマホ初心者向け機能の一例
  • 大きい文字やアイコンで操作しやすい「シンプルモード」
  • 詐欺対策などの防犯機能

また、利用できるアプリを制限したり、1日の使用時間の上限を設定したりできるジュニアモードも搭載されています。

子供やお年寄りといったスマホデビューの方におすすめのスマホですね。

京セラ

京セラは主にau向けにスマホを展開する日本メーカーです。

2023年現在はエントリーモデルの「BASIO」やタフネススマホの「TORQUE」や、ドコモなどの他社向けに「あんしんスマホ」「かんたんスマホ」「キッズケータイ」を製造しています。

ラインナップを見ても分かる通り、シニア向けスマホとタフネススマホがメインの日本メーカーです。

京セラのスマホは、タフネススマホのTORQUEシリーズ以外も含め耐久性に定評があり、スマホは長く使いたい方にもおすすめですね。

日本製スマホを選ぶメリット・デメリット

日本製スマホを選ぶメリット・デメリット

最後に、日本製スマホのメリットとデメリットを3つずつ紹介します。

日本製スマホのメリット
  • サポート面で安心できる
  • 日本人が使いやすい仕様が揃う
  • 取り扱うキャリアが豊富
日本製スマホのデメリット
  • 海外メーカーと比べるとコスパが悪いことが多い
  • 日本人が使いやすい仕様が揃う
  • 取り扱うキャリアが豊富

それでは、詳しく見ていきましょう。

メリット1:サポート面で安心できる

国内メーカーの大きなメリットのひとつが、手厚いサポート面です。

海外メーカーの場合、スマホの不具合などで問い合わせた際に対応が遅かったり、日本語のやり取りがスムーズにできなかったりする場合があります。

その点、国内メーカーだと問い合わせ窓口の体制が整っているため対応も早く、やり取りもスムーズに進むことが多いです。

メリット2:日本人が使いやすい仕様が揃う

国内メーカーのスマホは日本人向けの仕様が揃っていることが多いです。

日本人向けの仕様とは、具体的には「防水防塵」「おサイフケータイ」などを指します。

最近は海外メーカーでもこれらに対応しているスマホが増えていますが、国内メーカーであれば確実に対応しています。

また、日本人の手のサイズに合う小さめのスマホが多いことも国内メーカーの大きなメリットです。

メリット3:取り扱うキャリアが豊富

国内メーカーはガラケーを製造していたころから携帯キャリアとのつながりが深かったため、多くのキャリアで製品を展開している場合が多いです。

そのため、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア全てで取り扱いがあることもあります。

自分が使いたいキャリアで購入しやすいという、国内メーカーならではの魅力です。

デメリット1:海外メーカーと比べるとコスパが悪いことが多い

国内メーカーのスマホは、海外メーカーものと比べると少しコスパが悪いことが多いというデメリットがあります。

要するに、同じ価格帯で国内メーカーと海外メーカーのスマホを比べると、国内メーカーの製品の性能の方が見劣りするということです。

これは製造する規模の違いによるものですが、購入の際には自分が必要なスペックを見極めて選ぶようにしましょう。

スペックを重視する方は、ハイエンドスマホがおすすめです。

デメリット2:こだわりが強いが故に写真の仕上がりが地味

国内メーカーの中でもSONYやSHARPは、長年カメラ業界に精通してきたためスマホのカメラにもかなりこだわっています。

比較的デジタルカメラに近い仕上がりになる傾向があり、海外メーカーのスマホで撮った写真より地味な写真が撮れることが多いです。

肉眼で見たままに近い、色味や明るさが控えめな写真が好きな方にはむしろメリットなので、自分に合っているのか購入前にチェックしたいですね。

デメリット3:不要なプリインストールアプリが多い

国内メーカーのスマホには、初めからインストールされているプリインストールアプリが多い傾向があります。

実際に使うアプリならいいのですが、使わないアプリの場合、1つずつ消去していかなければなりません。

プリインストールアプリは販売するキャリアによっても変わるので、可能なら事前に調べておくことをおすすめします。

使いやすさで選ぶならやっぱり国産スマホ!

本記事では国内メーカーのスマホについて、おすすめ機種やメリット・デメリットを紹介しました。

最近は海外メーカーの勢いが強いですが、国内メーカーのスマホもまだまだ根強い人気があります。

また、国内メーカーのスマホはスマホ初心者の方にも優しい機能や仕様が多いため、スマホデビューの方はぜひチェックしてみましょう。

国内メーカーのスマホだからこその強みも多いので、本記事を参考にして検討してみてはいかがでしょうか。