AQUOS sense9実機レビュー|普段使いしやすい万人向けモデル

この記事では、AQUOS sense9の実機を使ってレビューしていきます。AQUOS sense9はSnapdragon 7s Gen2を搭載したミドルレンジモデルです。発売日や価格の他にも、使ってみてわかったメリットデメリットもご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
  • 2025.1.21
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  • ※本記事は2025.1.21に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
AQUOS sense9実機レビュー

AQUOS sense9は2024年11月に発売された、シャープの最新ミドルレンジモデルです。

コンパクトで軽量なボディに、ハイエンドモデル並みの高性能ディスプレイや、大型イメージセンサー搭載カメラを備えています。

AQUOS sense9実機レビュー

今回はシャープ様よりAQUOS sense9の実機をお借りしましたので、実際に使った感想を詳しくレビューしていきます。

AQUOS sense9を使って分かったメリット・デメリットなどが気になる方はぜひチェックしてみてください。

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前モデルのAQUOS sense8も実機レビューしています。

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AQUOS sense9の発売日・価格

AQUOS sense9

画像引用元:AQUOS sense9

AQUOS sense9は2024年11月21日に発売されました。

AQUOS sense9
発売日2024年11月21日
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ幅:73mm
高さ:149mm
厚さ:8.9mm
重さ166g
アウトカメラ標準:約5,030万画素
広角:約5,030万画素
インカメラ約3,200万画素
バッテリー5,000mAh
RAM6GB
ROM128GB
CPUSnapdragon7s Gen 2
認証顔認証・指紋認証
防水IPX5/IPX8
カラーブルー
グレージュ
コーラル
グリーン
ホワイト
ブラック

デザインが刷新され、上位モデルのAQUOS R9と同じミヤケデザイン監修のスタイリッシュな設計になりました。

SoCはSnapdragon 7s Gen2を搭載。SNSなどの普段使いでは困らない性能が備わっています。

メインカメラは従来モデルと同じく、ミドルレンジモデルとしては大型の1/1.55インチセンサーを搭載。

また、広角カメラも約5,030万画素の高画素センサーに進化しました。

AQUOS sense9の価格

AQUOS sense9はドコモ、au・UQモバイル、ソフトバンク、楽天モバイルの全ての通信キャリアで販売されています。

また、SIMフリーモデルはIIJmioなどの格安SIMでも購入可能です。

AQUOS sense9の価格
ドコモ67,100円公式サイトを見る
ソフトバンク69,840円公式サイトを見る
au64,900円公式サイトを見る
楽天モバイル57,900円 公式サイトを見る
UQモバイル48,400円公式サイトを見る
J:COM Mobile62,400円公式サイトを見る

ミドルレンジモデルなので価格は比較的安く、コスパ重視のスマホが欲しい方にも十分おすすめです。

AQUOS sense9の外観・デザインを実機レビュー

AQUOS sense9

今回はAQUOS sense9のブルーをレビューします。

他に5種類のカラーが用意されており、カラーバリエーションはかなり豊富です。

  • ブルー
  • グレージュ
  • コーラル
  • グリーン
  • ホワイト
  • ブラック

全6色のうち、ブルーとグレージュはツートンカラーです。

AQUOS sense9

今回レビューするブルーのモデルは、本体背面がブルー、カメラレンズ周りがベージュ系のカラーになっていました。

AQUOSとおサイフケータイのロゴがカメラユニット部分に印字されています。一方、背面パネルには一切プリントがなく、シンプルなデザインに仕上がっていました。

AQUOS sense9

最近のスマホは背面にガラスや樹脂素材を使っていることが多いのですが、AQUOS sense9の背面はマットなアルミ素材です。

指紋や汚れが目立ちにくい点は大きな魅力と言えます。

質感も悪くなく、安っぽさはあまり感じられませんでした。

AQUOS sense9

カメラユニットの形状は少し歪んだ円形。これは2024年に発売されたAQUOSシリーズの特徴的なデザインです。可愛らしいですね。

素材は樹脂製で光沢があり、近くで見ると少しおもちゃっぽい印象を受けました。

安価なミドルレンジモデルなので仕方ない部分ですが、カメラユニットの質感には注意が必要です。

AQUOS sense9
側面

側面も背面と同じアルミ素材で、一体成型となっています。

形状はフラットですが、角は滑らかに加工されており、スタイリッシュさと持ちやすさが両立されていると感じました。

AQUOS sense9
右側面

右側面には指紋認証センサー搭載の電源ボタンと音量ボタンがあります。

音量ボタンはかなり上の方にあるので、若干指が届きにくい点は気になりました。

AQUOS sense9
左側面

左側面にはSIMトレーがあります。一般的なものとは違い、SIMピンを使わず指で開けることができました。

なお、これまでのAQUOS senseシリーズにはイヤホンジャックがありましたが、AQUOS sense9では廃止されています。

有線イヤホンユーザーの方は注意しましょう。

Hamic PC右カラム用バナー

AQUOS sense9のスペックを実機レビュー

AQUOS sense9

Snapdragon 7s Gen2を搭載したAQUOS sense9はミドルレンジモデルにあたります。

RAMは6GB/8GBの2種類。今回はドコモ版の6GBモデルをレビューしています。

ベンチマークテストの結果は以下の通りでした。

  • Antutu V10(3D Lite):616,672
  • Geekbench6:シングル1,017、マルチ2,835
  • 3DMark(Wild Life):3,070

最近のミドルレンジモデルとしては標準的なスコアです。

同価格帯の中で特別高性能というわけではありませんが、それほど性能が低いわけでもありません。

AQUOS sense9

これだけのスコアが出ていれば、SNSやWebの閲覧などの一般的な用途であれば問題ないでしょう。十分快適に使えます。

もし不安な場合は、RAM8GBのモデルを選べばより快適に利用できるでしょう。

グラフィック性能は少し低いので、重めの3Dゲームをプレイする際は物足りなさを感じる可能性があります。

ただ、パズルゲームなど比較的軽めのゲームであれば、問題なくプレイ可能です。

AQUOS sense9のゲームアプリの動作をチェック

実際にAQUOS sense9でゲームアプリをいくつかプレイしてみました。

ゲーミングスマホとして使用したい方は要チェックです。

原神

AQUOS sense9

まずは、スマホゲームの中でも特に高い性能を求められる原神をプレイしました。

画質設定が高めでも、プレイに支障が出るほどのカクつきはありませんでした。

ただ、滑らかさには欠けるので、原神を楽しむ場合は画質設定を落とすことをおすすめします。

また、長時間プレイするとカクつきが増えるので、重めのゲームをガッツリ楽しみたい方はより高価格帯のハイエンドモデルがおすすめです。

キャンディークラッシュ

AQUOS sense9

次に、パズルゲームのキャンディークラッシュをプレイしました。

パズルゲームはそれほど高い性能を必要としないので、AQUOS sense9でも十分快適にプレイできました。

このようなライトなゲームを楽しむのであれば全く問題ないでしょう。

ポケモンカードゲームポケット

AQUOS sense9

ポケモンカードゲームポケットもある程度快適にプレイできました。

カードがめくれるようなアニメーションが入ると若干カクつきがあったので、ここはグラフィック性能の低さが影響していると考えられます。

とはいえ、基本的には問題なくプレイできたので、ハードなゲームでなければAQUOS sense9も十分実用的だと言えるでしょう。

AQUOS sense9のカメラを実機レビュー

AQUOS sense9

AQUOS sense9は標準カメラと広角カメラのデュアルレンズ構成です。

メインの標準カメラのセンサーは1/1.55インチとミドルレンジモデルとしては大きく、描写力や暗所性能に優れています。

また、広角カメラは従来モデルでは約800万画素でしたが、AQUOS sense9では標準カメラと同じ約5,030万画素になりました。

今回は、実際の作例とともにAQUOS sense9のカメラ性能をレビューしていきます。

日中の作例

まずは、明るいシーンの作例を紹介します。

AQUOS sense9の写真作例

AQUOS sense9の写真作例

AQUOS sense9の写真作例

いずれもメインの標準カメラで撮影したものですが、解像感は高く、十分綺麗に撮影できていると思います。

全体的な色味は派手すぎず、影の部分の暗さも上手く表現できていると感じました。

センサーサイズが大きいこともあり、ミドルレンジモデルとしては優秀な仕上がりと言えます。

続いて、2倍ズームで撮影した作例です。

AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム
AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム

2倍ズームでも解像感は高く、綺麗に撮影することができます。花などの小さな被写体におすすめです。

ポートレートモードを使わなくても、背景が綺麗にボケる点もいいですね。

AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム
AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム

2倍ズームは料理の撮影にもおすすめです。

程よく鮮やかな色味で非常に美味しそうに撮ることができます。

続いて広角カメラの作例です。

AQUOS sense9の写真作例
広角カメラ
AQUOS sense9の写真作例
広角カメラ

広角カメラの画素数は前モデル比で大きく向上しましたが、実際に使ってみるとそれほど解像感は高くない印象を受けました。

従来モデル同様、メインの標準カメラと比べると解像感が低く、細部の質感が上手く表現できていません。

ただ、スマホの画面上で見る分には許容範囲ではあります。

また、標準カメラと広角カメラで色味の差はほとんどありません。

この点は使いやすさにつながっていると言えるでしょう。

最後に、ズーム性能をチェックしていきます。

AQUOS sense9の写真作例
1倍
AQUOS sense9の写真作例
2倍
AQUOS sense9の写真作例
4倍
AQUOS sense9の写真作例
8倍

AQUOS sense9は望遠カメラを搭載していません。しかし、4倍程度までなら十分綺麗に撮影できていると感じました。

また、最大倍率の8倍でも、写っているものが分かるレベルではあるので、記録用としては実用的です。

望遠カメラ非搭載のミドルレンジモデルとしては十分なズーム性能と言えるでしょう。

暗所・夜間の作例

続いて、暗いシーンの作例を紹介します。

AQUOS sense9の写真作例

AQUOS sense9の写真作例

AQUOS sense9の写真作例

標準カメラでは、暗所でも綺麗な写真が撮影できます。

解像感は悪くなく、看板や照明といった明るい場所の白飛びもHDR処理によって抑えられています。

暗い部分のノイズは少し目立ちますが、撮影に支障があるレベルではありません。

自然な色味で綺麗に撮れているので、暗所でもミドルレンジモデルとしては優秀なカメラ性能だと感じました。

より暗いシーンでも、夜景モードを使って明るく撮影することができます。

AQUOS sense9の写真作例
夜景モード
AQUOS sense9の写真作例
夜景モード
AQUOS sense9の写真作例
夜景モード

ノイズは少し増えるものの、十分綺麗に撮影できていると感じました。

価格を考えると、AQUOS sense9のカメラは十分高性能と言えるでしょう。

ただし、暗所になると2倍ズームは荒さが目立つ印象です。

AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム
AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム
AQUOS sense9の写真作例
2倍ズーム

恐らく明るい場所ではクロップズームを使って劣化なしの2倍ズームを実現しているのに対し、暗所では通常のデジタルズームを使っているために、解像感が下がっているものと考えられます。

クロップズームは暗くなりやすいので、このような対処をしているのでしょう。

暗所で被写体に寄って撮影したい時は注意が必要です。

また、広角カメラは暗所では日中以上に解像感が下がります。

AQUOS sense9の写真作例
広角カメラ
AQUOS sense9の写真作例
広角カメラ

全体的にもやっとした仕上がりになるので、暗所では基本的に標準カメラを使って撮影することをおすすめします。

メインの標準カメラは日中・暗所問わず十分綺麗に撮影できるので、価格を考えればコスパは非常に優秀です。

一方、超広角カメラは高画素センサーに進化したとはいえ、解像感が足らず、コストカットが図られているように感じました。

AQUOS sense9のディスプレイを実機レビュー

AQUOS sense9

AQUOS sense9は約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

また、今作から上位モデルと同じPro IGZO OLEDパネルに。画面輝度やリフレッシュレートが大きく向上しています。

AQUOS sense9

鮮やかな発色で明るく、非常に見やすいディスプレイだと感じました。

AQUOS sense9

画面周りのベゼル(縁)も前モデルより細くなっています。

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特に下部のベゼルがあまり太くない点は、デザイン的にも良いと感じました。

AQUOS sense9

インカメラはパンチホール型で小さいです。

前モデルまでは水滴型だったので、見た目もスタイリッシュになっています。

下の写真は前モデルのAQUOS sense8のディスプレイです。

AQUOS sense8実機
AQUOS sense8

AQUOS sense9のリフレッシュレートは1~240Hzの可変式。滑らかな動作と省電力性能を両立しています。

AQUOS sense9

スクロールなどの動きが非常に滑らかなので、実際の処理性能以上に快適に使うことができました。

AQUOS sense9

また、画面の明るさも優秀です。屋外の直射日光下でも十分視認できるレベルでした。

屋外で写真撮影をすることが多い方にもおすすめです。

ミドルレンジモデルは画面が暗いモデルも少なくないので、画面が明るいことはAQUOS sense9の大きな魅力と言えるでしょう。

AQUOS sense9のスピーカー性能を実機レビュー

AQUOS sense9

AQUOS sense9はステレオスピーカーを搭載しています。前モデルまではモノラルスピーカーだったので、大きな進化だと言えるでしょう。

ただ、音圧が弱く、音の解像感もあまり高くないと感じました。

低音は弱く、高音は耳に刺さるようなシャカシャカとした音が発生します。

ステレオスピーカーにはなったものの、やはり本体スピーカーの音質を重視したい方には、引き続きあまりおすすめできないシリーズだと感じました。

AQUOS sense9のバッテリー性能を実機レビュー

AQUOS sense9

AQUOS sense9は5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

今回は実際のバッテリー持ちを調べるために、Youtube動画を1時間再生してバッテリー残量の変化を検証しました。

バッテリー残量65%から再生を開始したところ、1時間後の残量は57%でした。8%の減りです。

この結果は十分優秀と言えます。1日~1日半ほどは充電なしで使うことができるでしょう。

実際に使ってみてもバッテリー持ちは良い印象でした。大容量バッテリーと可変リフレッシュレートによる省電力化の恩恵が感じられます。

AQUOS sense9のメリット

AQUOS sense9のメリット

AQUOS sense9を実際に使って感じたメリットを4つ紹介します。

メリット
  • ストレスを感じない動作
  • 明るく発色の良いディスプレイ
  • 標準カメラの性能は優秀
  • 軽量で扱いやすいサイズ感

ストレスを感じない動作

AQUOS sense9

AQUOS sense9はミドルレンジモデルです。

しかし、性能は決して低くはありません。SNSやWebの閲覧など、普段使いの範囲でストレスを感じることはほとんどないでしょう。

また、ディスプレイのリフレッシュレートも1~240Hzとハイエンドモデル並みです。スクロールやアプリの開閉も滑らかでした。

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普段使いにおいては性能面で不満を感じることはなかったので、多くの方におすすめできる機種だと感じました。

明るく発色の良いディスプレイ

AQUOS sense9

AQUOS sense9のディスプレイには、上位モデルのAQUOS R9/R9 proと同じPro IGZO OLEDパネルが使われています。

このパネルには、ディスプレイを長年製造してきたシャープの技術力が詰まっており、明るさや発色が優秀です。

AQUOS sense9を実際に使ってみても、明るさや発色に不満を感じることはありませんでした。屋外でも快適に使うことができます。

ミドルレンジモデルとしては十分すぎるディスプレイ性能なので、この点はAQUOS sense9を選ぶ大きな理由になると感じました。

標準カメラの性能が優秀

AQUOS sense9の写真作例

AQUOS sense9のカメラは、メインの標準カメラの性能が非常に優秀だと感じました。

ミドルレンジモデルとしては大きいカメラセンサーを搭載していることが、解像感や細部の描写力の高さにつながっています。

色味や明暗の表現も悪くありません。

価格は抑えつつ、カメラ性能にこだわりたい方におすすめしたいスマートフォンです。

軽量で扱いやすいサイズ感

AQUOS sense9

AQUOS sense9は手に収まるコンパクトなサイズ感です。

片手で持っても手にしっかり収まるので、日本のユーザーでも非常に扱いやすいと感じました。

AQUOS sense9

また、重量も165g程度に抑えられており、最近のスマートフォンとしては非常に軽量です。

長時間手に持っていても、負担を感じることはありませんでした。携帯性重視の方にもおすすめのモデルです。

AQUOS sense9のデメリット

AQUOS sense9のデメリット

続いて、AQUOS sense9を使って感じたデメリットを4つ紹介します。

デメリット
  • ゲーム性能はそこそこ
  • 広角カメラの性能は微妙
  • カメラ使用時の処理にモタつきがある
  • 本体スピーカーの音質が物足りない

ゲーム性能はそこそこ

AQUOS sense9

AQUOS sense9の性能は普段使いであれば十分なレベルです。

しかし、ゲームをガッツリ楽しみたい方には不向きなモデルだと感じました。

AQUOS sense9はミドルレンジモデルにあたるので、重めの3Dゲームを快適にプレイするにはグラフィックなどの性能が物足りません。

もちろん全く動かないということはなく、画質設定次第では普通にプレイすることは可能でしょう。

ただし、高画質設定でゲームの世界観をしっかり楽しみたい方は注意が必要です。

広角カメラの性能は微妙

AQUOS sense9の写真作例

AQUOS sense9の標準カメラは非常に優秀ですが、広角カメラの性能には物足りなさを感じました。

全体的に解像感が低く、のっぺりとした写真に仕上がる傾向があります。

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標準カメラの性能が優秀だからこそ、広角カメラの微妙な性能が気になってしまいました。

カメラ使用時の処理にモタつきがある

AQUOS sense9

AQUOS sense9の挙動は、普段使いにおいては全くストレスを感じません。

しかし、カメラを使用する際、動作に少々モタつきを覚えました。

特に標準カメラと広角カメラを切り替える時に、ワンテンポ遅れる印象があります。

そのため、屋外で頻繁にカメラを切り替える方は注意が必要です。

また、撮影後の画像処理に少し時間がかかることも多く、連続で何枚も写真を撮りたい時にストレスを感じることがありました。

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これらのことはAQUOS sense9だけに見られる問題ではなく、グラフィック性能が低いミドルレンジモデル特有のデメリットです。

カメラ使用時の処理速度が気になる方は、より高性能なモデルを選択した方が良いでしょう。

本体スピーカーの音質が物足りない

これまでAQUOS senseシリーズのスピーカーはモノラルでしたが、AQUOS sense9ではステレオスピーカーに進化しました。

ただし、本体の左右から聞こえる肝心の音質はそこまで良くありません。

音圧が弱く、低音もあまり鳴っておらず、高音の解像感も微妙です。

音楽や動画を鑑賞する際、本体スピーカーだけでは物足りなさを感じるかもしれません。

本格的に音を楽しみたい場合は、Bluetoothイヤホンやスピーカーなどとの併用をおすすめします。

AQUOS sense9の良い口コミ・評判

続いて、AQUOS sense9に関するSNS上の良い口コミを紹介します。

カメラ性能が良い

AQUOS sense9のカメラ性能については、ポジティブな評判が多く見られました。

実際、AQUOS sense9のメインカメラは非常に優秀です。カメラ性能は十分高いと言えます。

価格を考えれば十分すぎる性能なので、コスパとカメラ性能が共に高いモデルを探している方におすすめの機種です。

ディスプレイが綺麗

AQUOS sense9は、ディスプレイが明るく綺麗との声も多く上がっています。

AQUOS sense9のディスプレイ性能はハイエンドモデル並みです。

実際に使ってみても満足度が高く、屋外でも快適に使用できました。

ディスプレイ性能を重視する方にも十分おすすめできるモデルです。

本体が軽い

AQUOS sense9は、軽くて扱いやすいとの声も多く見られました。

最近のスマートフォンは大型化が進み、ハイエンドモデルでは200gを超える機種も少なくありません。

そのような中、約166gのAQUOS sense9は非常に軽量なモデルと言えます。

手に持って長時間使っていても、ストレスをほとんど感じません。

AQUOS sense9の悪い口コミ・評判

続いて、AQUOS sense9のネガティブな評判もチェックしていきましょう。

イヤホンジャックが廃止された

歴代のAQUOS senseシリーズはイヤホンジャックを搭載していましたが、AQUOS sense9では廃止されています。

この影響で、有線イヤホンが使えなくなったことをネガティブに捉える声が多く上がっていました。

ワイヤレスイヤホンを別途買わなくてはいけない方もいるでしょう。

この点は、AQUOS sense9の購入時に必ず注意しなければならないポイントです。

カメラの動作にラグがあることがある

カメラの動作にモタつきを感じるという声もあります。

私が実際に使った時にも、撮影後の処理やカメラの切り替えの際にラグがあると感じました。

カメラ使用時の動作にこだわる方は注意が必要です。

特に夜景撮影時は、シャッターラグによって写真がボケてしまうこともあるので気を付けてください。

指紋センサーが誤反応しやすい

AQUOS sense9の指紋センサーが誤反応しやすいという評判も見られました。

指紋認証センサーは側面の電源ボタンとの一体型で、反応がかなり速いです。触れるだけでロックが解除されます。

AQUOS sense9

ただ、反応が良すぎるがために、ポケットの中で誤反応しやすいようです。

この点はユーザー側で解決できる問題ではないので、注意して使用するしかないでしょう。

AQUOS sense9は普段使いしやすい万人向けモデル

本記事ではAQUOS sense9の実機レビューをお届けしました。

普段使いであればストレスを感じないレベルの処理性能を持ち、明るく見やすいディスプレイや優秀なカメラを搭載しているなど、弱点の少ないモデルに仕上がっています。

価格を抑えたミドルレンジモデルながら、十分快適に使えるので、コスパの面ではかなり魅力的なモデルです。

本記事の内容を参考に、AQUOS sense9をチェックしてみてはいかがでしょうか。