Galaxy Z Flip5は、人気のGalaxyブランドから登場した折りたたみスマホシリーズの最新モデルです。
6.7インチの大型ディスプレイを半分に折りたたむことができ、手のひらサイズで持ち運べるのが魅力。
さらに背面には3.4インチのカバーディスプレイが搭載されているので、閉じた状態でも操作が可能です。
スペックも非常に高いので、ゲームも思いっきり楽しむことができます。
そんな多くの魅力が詰まっているGalaxy Z Flip5ですが、「折りたたみスマホって実際どうなの?」「使いやすいの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではサムスンからお借りしたGalaxy Z Flip5を実際に使用し、性能や機能についてレビューしていきます。
Galaxy Z Flip5の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 高性能CPUのSnapdragon 8 Gen 2搭載
- 大型ディスプレイを折りたたんでコンパクトに収納
- カバーディスプレイ搭載で折りたたんだ状態でも操作可能
- 片手でも持ちやすい
- 最大120Hzの高リフレッシュレート対応
- ピーク輝度が1,750ニトに向上
- 高品質なステレオスピーカー搭載
- 聴覚補助機能を搭載
- 夜景も明るくキレイに撮影できる
- セルフィー撮影しやすいフレックスモード搭載
- 急速充電対応
- 負荷がかかりすぎると発熱する
- 望遠レンズ非搭載でズーム撮影すると画質が荒くなる
- イヤホンジャック非搭載
- 折りたたむことでディスプレイが歪んできてしまう
- 縦長なデザインは好みが分かれる
- 防塵非対応
- 1 Galaxy Z Flip5の発売日・価格
- 2 Galaxy Z Flip5の外観・デザインを実機レビュー
- 3 Galaxy Z Flip5のスペックを実機レビュー
- 4 Galaxy Z Flip5のカメラを実機レビュー
- 5 Galaxy Z Flip5のディスプレイを実機レビュー
- 6 Galaxy Z Flip5のスピーカー性能を実機レビュー
- 7 Galaxy Z Flip5のバッテリー性能を実機レビュー
- 8 Galaxy Z Flip5のゲームアプリの動作をチェック
- 9 Galaxy Z Flip5のメリット
- 10 Galaxy Z Flip5のデメリット
- 11 Galaxy Z Flip5の口コミ・評判
- 12 Galaxy Z Flip5は高性能でコンパクトなスマホが欲しい人におすすめ!
Galaxy Z Flip5の発売日・価格
画像引用元:Galaxy Z Flip5
Galaxy Z Flip5の国内モデルの発売日は2023年9月1日です。
サムスン公式オンラインストア・au・ドコモで購入できます。
各ショップでの販売価格は以下の通りです。
Galaxy Z Flip5の価格 | ||
---|---|---|
ドコモ | 256GB:138,820円 | 公式サイトを見る |
au | 256GB:販売終了 512GB:179,900円 | 公式サイトを見る |
サムスン公式オンラインストア | 512GB:152,914円 | - |
ドコモは256GBのみの取り扱いです。
auは256GBと512GBの両方の取り扱いがありましたが、256GBの販売は終了。
512GBモデルはauオンラインショップ限定で販売されています。
サムスン公式オンラインストアでも256GBモデルの販売は終了しており、512GBモデルのみ購入が可能です。
Galaxy Z Flip5をお得に購入するならキャリアがおすすめ
Galaxy Z Flip5はハイエンドモデルなので、価格は約16万円と高額です。
スマホの中でもかなり価格が高い部類に入るため、お得に購入したいならキャリアの購入サポートを利用しましょう。
ドコモ・auでは、対象機種を分割払いで購入し期間中に返却することで、残価の支払いが不要になる購入サポートを提供しています。
2年後に機種を返却することで、約10万円でGalaxy Z Flip5を手に入れることが可能です。
キャリア | 割引適用※時の価格 | 詳細 |
---|---|---|
ドコモ | 256GB:105,380円 | 公式サイトを見る |
au | 512GB:101,200円 | 公式サイトを見る |
Galaxy Z Flip5の購入を検討している人は、ぜひドコモ・auからお申し込みください。
Galaxy Z Flip5の基本スペック
Galaxy Z Flip5の基本スペックをまとめました。
Galaxy Z Flip5のスペック | |
---|---|
発売日 | 2023年9月1日 |
ストレージ | 256GB |
カラー | ミント グラファイト ラベンダー |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 【開いた状態】 高さ:165mm 幅:72mm 厚さ:6.9mm 【閉じた状態】 高さ:85mm 幅:72mm 厚さ:15.1mm |
重さ | 187g |
アウトカメラ | 広角:1,200万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,000万画素 |
バッテリー | 3,700mAh |
OS | Android 13 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
認証 | 指紋、顔 |
防水 | IPX8 |
Galaxy Z Flip5は、最新のCPU「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。
前モデルのパフォーマンス性能と比べてCPUは17%、GPUは25%向上。
前モデルよりさらに高性能になったため、負荷が大きい3Dゲームなどもより快適にプレイできます。
- 最新のCPU「Snapdragon 8 Gen 2」搭載で処理性能アップ
- カバーディスプレイが大型化&解像度アップ
- メインディスプレイのピーク輝度が1,750ニトに向上
前モデルのGalaxy Z Flip4から進化した最も注目のポイントは、カバーディスプレイの利便性の向上です。
1.9インチしかなかったカバーディスプレイが3.4インチに大型化し、解像度もアップしています。
Galaxy Z Flip5の外観・デザインを実機レビュー
ここからはGalaxy Z Flip5の実機を使い、スペックや機能についてレビューしていきます。
まずは外観デザインや本体サイズについて見ていきましょう。
カラーバリエーション
Galaxy Z Flip5のカラーバリエーションは、限定カラーも含めると全5色あります。
自然界からインスピレーションを受けた先進的なカラーをラインナップしたとのことです。
- ミント
- グラファイト
- クリーム
- ラベンダー
- グレー
※サムスン公式オンラインストア限定カラー
ミント・クリーム・ラベンダーは淡色系で揃えられており、高級感のあるカラーリングです。
グラファイトは黒系のカラー。
シンプルなデザインと高級感のあるカラーリングで、女性にも男性にも持ちやすいデザインに仕上がっています。
フレームやヒンジには、頑丈なアーマーアルミニウムが使われており、前モデルより傷がつきにくくなりました。
またヒンジ部分には耐久性が高いフレックスヒンジが採用されています。
なお、販売会社によって取り扱いカラーが異なります。
- サムスン公式オンラインストア:グレー
- ドコモ:ミント・グラファイト・ラベンダー
- au:ミント・グラファイト・クリーム
グレーはサムスン公式オンラインストア限定カラーなので、ドコモ・auでは購入できません。
ミント・グラファイトはドコモ・auの両方で購入可能です。
ラベンダーはドコモのみ、クリームはauでのみ購入できます。
欲しいカラーに合わせて購入キャリアを選びましょう。
今回のレビューでは、「クリーム」を使用しています。
外観デザイン
Galaxy Z Flip5はこれまでのFlipシリーズと同様、縦長のデザインが採用されています。
手のひらサイズに折りたたむことができ、小さなポケットにもすっぽり収納可能です。
小型サイズのスマホを探している方にも合うかもしれません。
画面側のデザイン
画面側のデザインは、前モデルのGalaxy Z Flip4からほとんど変わっていません。
ベゼル幅が狭く、インカメラもパンチホールデザインなので画面表示領域が広く、画面いっぱいに映像が表示されます。
目線を遮るものがないので、動画視聴時やゲームプレイ時には高い没入感が得られます。
また縦に長いスリムなデザインなので片手でも握りやすく、女性の手でも持ちやすいと感じました。
ヒンジは自由な角度で固定できるため、テーブルの上に本体を立てて置く際、特別なアクセサリーは必要ありません。
ハンズフリーで通話をしたり動画を再生したりできて非常に便利です。
背面デザイン
Galaxy Z Flip4の背面は、上部左側にカメラレンズが2つ横に並んでいます。
さらに上半分にカバーディスプレイを搭載しており、閉じた状態でもあらゆる操作が可能です。
- メッセージの作成・確認
- 電話の発着信
- 天気予報の確認
- カレンダーや時計などのウィジェット表示
- 動画再生・音楽再生
- マップ表示
カメラ撮影時にはフレックスモードにすることで、カバーディスプレイにカメラ画面を表示させることが可能です。
カメラ画面を確認しながら撮影できるので、セルフィー撮影も失敗なしで簡単に行えて便利でした。
コンパクトサイズのスマホが欲しい人にとっても、非常に使い勝手の良いスマホといえるでしょう。
なお、カバーディスプレイは自由にカスタマイズ可能です。
利用するウィジェットや壁紙、時計スタイルなどを設定でき、自分好みのデザインで使用できますよ。
背面下側は強化ガラスでコーティングされており、ツルツルした手触りです。
今回レビューで使用した白系のクリームの端末では、指紋や埃は目立ちませんでした。
ただし黒系は指紋や汚れがどうしても目立ちやすいので、気になる人はケースをつけて使用することをおすすめします。
背面のロゴや型番の印字
サムスン公式オンラインストアのモデルには、背面には何も印字がありません。
ヒンジ部分に「SAMSUNG」が大きく刻印されていますが、開いた状態ではヒンジが隠れるため刻印が見えず、すっきりとしたデザインです。
auモデルには、本体下側中央部分に機種の型番がうすく印字されています。
また、ドコモモデルでは、本体中央部分にも「docomo」のロゴが印字されていました。
購入するキャリアによって印字されている数が異なるため、印字が気になる人はサムスン公式オンラインストアで購入すると良いでしょう。
レンズの出っ張り
レンズはかなり出っ張っています。
テーブルなどに接触するとレンズが擦れてしまい傷が付く恐れがあるので、取り扱いには注意が必要です。
不安な人は、レンズを保護するフィルムやケースを利用すると良いでしょう。
ボタン配置
本体左側面には、SIMスロットがあります。
同梱されているSIMを差し込んで取り出す仕様です。
なお、microSDカードには対応していないため、外部メモリは使用できません。
本体右側面には、音量調整ボタン・電源ボタンがあります。
右手で操作する際は指が当てやすく、楽に操作できました。
電源ボタンには指紋認証センサーが内蔵されています。
ボタンに触れるだけで簡単にロック解除できて非常に使いやすかったです。
本体下側には、マイク・スピーカー・充電コネクタを搭載。
本体上側にはマイクが搭載されています。
イヤホンジャックは非搭載
Galaxy Z Flip5には、3.5mmイヤホンジャックは非搭載です。
有線イヤホンを直接接続することはできません。
基本的にはGalaxy Budsなどのワイヤレスイヤホンを使用することをおすすめします。
有線イヤホンは、USB-Type Cの変換アダプターを接続することで使用可能です。
必要に応じて用意しましょう。
防水性能
Galaxy Z Flip5は、IPX8等級の防水性能を備えています。
雨や水に濡れても故障の心配がないので、屋外や水回りでも安心して使用できます。
ただし、真水での検証実験しか行っていないため、海水やプールでの使用はおすすめできません。
なお、防塵性能は備えていないので、埃などが入り込んで故障する可能性があります。
長く安全に使用するためにも保護ケースなどを使用することをおすすめします。
サイズ・重さ
Galaxy Z Flip5の本体サイズは、開いた状態は高さ165mm×幅72mm×厚さ6.9mmです。
本体を閉じると、高さ85mm×幅72mm×厚さ15.1mmになります。
一般的なスマホよりも幅が狭く、縦に長いデザインです。
女性の筆者でも片手でしっかり握ることができ、持ちやすいと感じました。
また閉じると手のひらサイズになり、非常にコンパクトに収納できます。
小さめのバッグにも楽に入れることができ、胸ポケットにも収まるので持ち運びに便利です。
コンパクトサイズで持ち運びやすく、必要な時には大画面で操作できるので、「小さいスマホが欲しいけど、画面は大きい方が嬉しい」という人にはまさにぴったりなモデルです。
重量は約187gと比較的軽量。
持った時にズシっとした重みがなく、手首への負担は感じられませんでした。
長時間操作しても疲れにくく、ゲームも快適にプレイできるでしょう。
Galaxy Z Flip5のスペックを実機レビュー
Galaxy Z Flip5は、高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。
先代のSnapdragon 8 Gen 1よりも、CPUの処理能力は約30%向上。人工知能専用のプロセッサーであるNPUの性能も49%向上しました。
Snapdragon 8+ Gen 1を搭載している前モデルのパフォーマンス性能と比べてもCPUは17%、GPUは25%性能アップしているので、負荷が大きいアプリもサクサク動作します。
Galaxy Z Flip5のAnTuTuベンチマークスコアを調査したことろ、総合スコアは約140万点とかなり高め。
100万点以上あれば負荷が大きいアプリも快適に動作するといわれているため、Galaxy Z Flip5ならまったく問題なく動作します。
メモリも8GBと十分な容量があるので、複数のアプリを同時に起動しても動作が重くなることはありません。
実際に複数のアプリを同時に起動して操作してみましたが、カクついたりフリーズしたりすることはありませんでした。
グラフィック性能やゲーム性能については「ゲームアプリの動作」で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
本体は発熱しやすい
Galaxy Z Flip5は処理性能が高いものの、高負荷なアプリやゲームをしすぎると本体が熱くなることがあるので注意が必要です。
実際に数時間ゲームをしたりアプリをダウンロードしたりしていたところ、本体がかなり熱くなりました。
本体が熱くなるとCPUの動作が不安定になることがあるので注意が必要です。
Galaxy Z Flip5のカメラを実機レビュー
Galaxy Z Flip5は広角・超広角のデュアルカメラを搭載しています。
Galaxy Z Flip5のカメラ性能は、カメラに特化した高性能スマホと比べると優れているとはいえません。
しかしカメラ性能に特別なこだわりがなく、キレイな写真が撮影できれば良いという人であれば十分使えるクオリティです。
Galaxy Z Flip5のカメラ性能 | |
---|---|
画素数 | 広角:12MP 超広角:12MP フロントカメラ:10MP |
F値 | 広角:1.8 超広角:2.2 フロントカメラ:2.2 |
オートフォーカス | 広角カメラ |
ズーム | デジタルズーム(最大10倍) |
ビデオ解像度 | UHD 4K 60fps |
スローモーション撮影 | 960fps FHD,240fps FHD |
画素数は12MPと高性能スマホの中では平均的ですが、暗い場所でも明るく鮮明な写真を撮れるのが魅力です。
フレックスモードを搭載しており、カメラ起動時に撮影画面をカバーディスプレイに表示させることができます。
画面の映りを確認しながら撮れるので、セルフィー撮影も失敗なしで行えて便利です。
また手のひらシャッター機能では、カメラに手のひらを向けるだけでシャッターを切ることができます。
さらにGalaxy Z Flip5なら画面を自由な角度に変えて設置できます。
三脚なしでカメラを固定できるのは非常に便利です。セルフィーも自由なアングルで撮影できます。
実際にGalaxy Z Flip5で写真を撮影してみました。
日中に撮影した写真
細部まで鮮明に映し出すことができましたが、デジタルズームで10倍までズームすると画質が荒くなってしまいました。
ズーム撮影の精度はあまり良くないので、ズーム撮影をよくする人にはおすすめできません。
ポートレート撮影
Galaxy Z Flip5のポートレートモードは、撮影時にズームすることはできません。
実際にポートレートモードで撮影してみると、違和感なくボケ味を加えることができました。
また、撮影後にボケ味の強度の調整やエフェクトを変更することも可能です。
思い通りの加工を加えることができて、操作もとても簡単でした。
夜景撮影
Galaxy Z Flip5のカメラはナイトモードにも対応しています。
こちらは広角1.0倍で撮影した写真です。
細部まで鮮明に写し出しており、明るくキレイな写真が撮影できます。
一方、倍率を変更して撮影すると画質が粗くなり、ノイズが発生してしまいました。
特に10倍ズームで撮影するとノイズが目立ちます。
夜景撮影は広角1.0倍で撮影するようにしましょう。
カメラのフィルター機能
Galaxy Z Flip5のカメラには、フィルター機能が備わっています。
フィルターを付加することで簡単に写真の印象を変えることができて便利です。
- ウォーム
- クール
- ライト
- フロスティ
- ブロッサム
- アイボリー
- ソフト
- KissMe
- グレースケール
- B&W
- ビネット
実際にフィルターを追加して撮影してみました。
写真アプリを利用しなくても多くのフィルターを加えることができます。
またカメラには「シーン別に最適化」という機能が備わっており、カメラが自動で被写体などを判別し、設定を最適化してくれます。
カメラ機能に詳しくない人でも簡単にキレイな写真を撮影可能です。
Galaxy Z Flip5のディスプレイを実機レビュー
メインディスプレイは、6.7インチの大型有機ELディスプレイを搭載しています。
フルHD+の解像度に対応しており、高画質かつ美しい映像で動画やゲームを楽しめます。
また最大120Hzの高リフレッシュレートに対応。
画面の動きがなめらかで、スクロール操作もサクサク動きます。
またピーク輝度も前モデルの1,200ニトから1,750ニトにアップしており、より明るく表示できるようになりました。
太陽光の下でも画面がはっきりと見え、操作しやすいです。
カバーディスプレイは約3.4インチ。
メインディスプレイと同様に約1,600万色を再現できるため、メインディスプレイと同レベルの画面表示が可能となっています。
動画などもくっきりはっきり表示されるので、情報をサッとチェックしたいときなどには、メインディスプレイで再生しなくてもカバーディスプレイだけで確認できて便利です。
ピーク輝度も1,600ニトと高いので、屋外でも画面がはっきりと見えます。
ただしリフレッシュレートは60Hzで、高リフレッシュレートには対応していません。
ディスプレイの歪みに注意
Galaxy Z Flip5のディスプレイは折りたためるのが特徴ですが、折りたたみを繰り返すことで画面に歪みが生じてしまいます。
従来モデルより画面の歪みは改善されてはいますが、どうしても使用しているうちにディスプレイの真ん中に折り目がついてしまいました。
動画再生中などは折り目が気になってしまったので、画面の見やすさを重視する人は注意してください。
Galaxy Z Flip5のスピーカー性能を実機レビュー
Galaxy Z Flip5はステレオスピーカーを搭載しています。
実際に音楽を再生してみましたが、雑音がなくクリアな音質で聞くことができました。
映画視聴時にも迫力のサウンドが楽しめます。
またGalaxy Z Flip5には、聴覚補助機能が搭載されているのもポイントです。
再生する音質の変更や、補聴器と接続して音質を向上させることなどができます。
- 音声文字変換
- 自動字幕起こし
- 字幕の優先設定
- 音検知通知
- 補聴器サポート
- 周囲の音を増幅
- Adapt Sound
- モノラル再生
- 左右のサウンドバランス
Galaxy Z Flip5なら、聴覚障害を持つ人も快適に使用することができます。
耳の聞こえに不安がある人は、ぜひ聴覚補助機能を活用してみてください。
Galaxy Z Flip5のバッテリー性能を実機レビュー
Galaxy Z Flip5は、3,700mAhのバッテリーを搭載しています。
前モデルからバッテリー容量に変更はありませんが、CPUの性能が向上したことで電力効率も改善されました。
バッテリー持ちがいいスマホで、音楽再生は最大57時間、ビデオ再生は最大20時間の連続使用が可能です。1日たっぷり使用することができます。
実際にGalaxy Z Flip5を使用し、バッテリー持ちを調査してみました。
電話やアプリのダウンロード、Webページの閲覧、写真撮影など、普段通りに1日使用した後のバッテリー残量は73%。
普段づかいには十分なバッテリー持ちといえるでしょう。
ゲームを2時間プレイした後のバッテリー残量は56%でした。
一般的に、グラフィックを多用するゲームはCPUの動作も大きくなるため、バッテリーの消費は早くなるものです。
それを考慮すると、Galaxy Z Flip5は十分なバッテリー持ちといえるでしょう。
また25Wの急速充電に対応しているので、充電も素早く行えます。
約30分で最大50%の充電が可能なので、充電するのを忘れてしまった朝でも、十分な量の充電が可能です。
さらにワイヤレス充電にも対応しています。Qi規格対応のワイヤレス充電器があれば、充電パッドに置くだけで簡単に充電できて便利ですよ。
Galaxy Z Flip5のゲームアプリの動作をチェック
Galaxy Z Flip5で実際にゲームアプリをプレイし、動作をチェックしてみました。
今回プレイしたのは、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」「原神」「呪術廻戦 ファントムパレード」の3つのゲームです。
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミクは、流れてくるマークをタップして高得点を目指すリズムゲームです。
画面に表示されるマークに合わせて、タップだけでなくスライドなどの操作も行います。そのため、画面がなめらかに動かないと正確に操作できません。
Galaxy Z Flip5は120Hzのリフレッシュレートに対応しているため、画面の動きは申し分なく、快適に操作できました。
また処理性能も高いので、画面がフリーズしたりカクついたりすることもありません。
原神
原神は美しい3Dグラフィック映像が特徴のオープンワールドRPGです。
非常にデータ量が大きいアプリとしても知られており、快適にプレイするには高スペックのスマホを使用する必要があります。
Galaxy Z Flip5は、高性能CPUのSnapdragon 8 Gen 2を搭載している上に、メモリの容量も8GBと大きいので、問題なくプレイできるスペックを持っています。
実際にプレイしてみましたが、画面がフリーズするなどの問題は起こらず、グラフィックも非常に美しく表示され、ゲームの世界感をしっかり楽しめました。
ただし、画質を上げるとカクつくことがあるので、原神をプレイする際はデフォルト設定のままにしておくことをおすすめします。
呪術廻戦 ファントムパレード
人気アニメ「呪術回線」の世界を楽しめるRPG「呪術廻戦 ファントムパレード」は、グラフィックを多用した映像や演出の多さが特徴のゲームです。
高いグラフィック性能が必要となりますが、Galaxy Z Flip5でもまったく問題なくプレイできました。
画面もスムーズに動くので、快適にプレイできます。
Galaxy Z Flip5のメリット
実際にGalaxy Z Flip5を使用してみて感じたメリットをまとめました。
- 高性能CPUのSnapdragon 8 Gen 2搭載で処理性能が高く、快適に操作できる
- 6.7インチの大型ディスプレイを折りたたんでコンパクトに収納できる
- 3.4インチのカバーディスプレイ搭載で折りたたんだ状態でも操作が可能
- スリムな形状で片手でも持ちやすい
- 最大120Hzの高リフレッシュレート対応。画面の動きがなめらか
- ピーク輝度が1,750ニトに向上しており太陽光の下でも画面の表示が見やすい
- 高品質なステレオスピーカー搭載で音質がクリア
- 聴覚障害を持つ人に配慮した聴覚補助機能を搭載
- 広角・超広角のデュアルカメラは夜景も明るくキレイに撮影できる
- 画面に撮影画面を表示させながらセルフィー撮影ができるフレックスモード搭載
- 急速充電対応で、バッテリーがなくなっても素早く充電できる
高性能CPUのSnapdragon 8 Gen 2搭載
Galaxy Z Flip5は、Snapdragon 8 Gen 2を搭載した高性能モデルです。
処理性能が高く、負荷が大きいアプリもサクサク動作します。
3Dグラフィックを多用したゲームも、問題なくプレイすることができました。
大型ディスプレイが折りたためてコンパクトに
また、3.4インチのカバーディスプレイを搭載しているため、折りたたんだ状態でも操作が可能である点もGalaxy Z Flip5の魅力です。
高性能でコンパクトに持ち歩けるスマホが欲しい人は、ぜひGalaxy Z Flip5の購入を検討してみてください。
Galaxy Z Flip5のデメリット
Galaxy Z Flip5のデメリットは以下の通りです。
- 負荷がかかりすぎると発熱する
- 望遠レンズ非搭載でズーム撮影すると画質が荒くなる
- イヤホンジャック非搭載
- 折りたたむことでディスプレイが歪んできてしまう
- 縦長なデザインは好みが分かれる
- 防塵非対応
負荷がかかりすぎると発熱する
Galaxy Z Flip5は発熱に注意してください。
長時間ゲームをプレイしていると本体が発熱しました。
場合によっては、画面がフリーズするなどの不具合が発生する可能性があります。
本体が熱くなったら使用を中断するなど、使いすぎないよう注意しましょう。
折りたたむことでディスプレイが歪んできてしまう
また本体を折りたためることはメリットですが、画面中央に歪みが生じてしまう点は難点です。映像が歪んで見えるようになってしまいます。
長く使い続けるのは難しいモデルなので、2~3年程度で買い換えることを想定して購入を検討した方が良いでしょう。
望遠レンズ非搭載でズーム撮影すると画質が荒くなる
またカメラ性能も他の高性能スマホと比べて優れているとはいえません。
望遠カメラ非搭載で光学ズームも搭載されていないため、ズーム撮影時には画質が荒くなってしまいます。
カメラ性能を重視する人は、Galaxy S23 Ultraなどカメラ性能に特化したスマホの購入をおすすめします。
Galaxy Z Flip5の口コミ・評判
最後にGalaxy Z Flip5の口コミ・評判を調査しました。
購入を迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
- カバーディスプレイが使いやすい
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 画面の折り目が気になる
GalaxyZFlip5良いわ
サブディスプレイがホントに使いやすい— C-Key (@CKey_XD) December 21, 2023
たしかにGalaxy Z Flip5のカバーディスプレイでX表示できるw pic.twitter.com/vZ9sQb4Ggo
— かずやシンスペース? (@Logkazu) December 16, 2023
Galaxy Z Flip5届いた!
コンパクトで可愛い pic.twitter.com/Wl56AUkHeW— ぬの (@nuno_chaso) October 7, 2023
Galaxy Z Flip5ちょっと触って、やっぱスマートフォンをこのサイズに折り畳めるのは魅力だけど開いたとき折り目みたいなのが目立つのはいまいちっすね…ってなった、それでも安ければいいんだけど15万だしなあ
— kikuzone (@kikuzone) September 3, 2023
Galaxy Z Flip5の口コミでは、カバーディスプレイの使いやすさを評価する声が多数ありました。
カバーディスプレイでもゲームが楽しめる・Xが操作できるなど、閉じた状態でもさまざまな操作をできることに魅力を感じている人が多いです。
またコンパクトに持ち運びできる点も好評です。
一方、画面の折り目が気になるという声も多く見受けられます。
保護シートを貼っても折り目部分から剥がれてきてしまうという声もあったので、画面の取り扱いには注意してください。
Galaxy Z Flip5は高性能でコンパクトなスマホが欲しい人におすすめ!
画像引用元:Galaxy Z Flip5
6.7インチの大型ディスプレイを半分に折りたたむと、手のひらサイズになるGalaxy Z Flip5。
3.4インチのカバーディスプレイも搭載されているので、折りたたんだ状態でもさまざまな操作ができて便利です。
またSnapdragon 8 Gen 2を搭載しているため処理性能も高く、負荷が大きいアプリもサクサク動作します。3Dゲームも快適にプレイすることができました。
一方、カメラに特化したスマホではないため、カメラ性能が非常に優れているとは言えません。
また折りたためるディスプレイは使い勝手が良いものの、画面中央に折り目がついてしまうことがある点には注意してください。