iPhone 15 Pro Max実機レビュー｜魅力は”でかい”だけじゃない

2023年9月22日、iPhone15シリーズが発売されました。

iPhone15シリーズは4モデルあり、モデルによってスペックや画面サイズなどが異なります。

そんなiPhone15シリーズの中で最も高性能なモデルがiPhone15 Pro Maxです。

6.7インチの大型ディスプレイのほか、iPhone史上最速チップや高性能トリプルカメラも搭載しているiPhone15 Pro Max。

歴代iPhoneの中で最高スペックのモデルと言っても過言ではありません。

ただその分、本体価格も高いため、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。

コストをできるだけ抑えたい方には、iPhone15 Plusがおすすめです。iPhone15 Plusのレビューも参考にしてくださいね。

本記事では実際にiPhone15 Pro Maxを使い、スペックや特徴についてレビューしていきます。

結論から書くと、iPhone15 Pro Maxには以下のようなメリットがあると感じました。

一方で、iPhone15 Pro Maxのイマイチな点はこちらです。

iPhone15 Pro Maxの購入を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

その他iPhone 15シリーズのレビュー記事は、以下からご覧ください。

• iPhone 15実機レビュー
• iPhone 15 Plus実機レビュー
• iPhone 15 Pro 実機レビュー

iPhone15 Pro Maxの概要

iPhone15 Pro Maxのスペックは以下の通りです。

iPhone15 Pro Maxは2023年9月22日に発売された最新iPhoneの上位モデルです。

Appleストアで購入できるほか、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアでも取り扱いがあります。

iPhone15 Pro MaxはどこのキャリアでもSIMフリーで販売されているため、契約している通信会社以外で購入してもSIMロック解除不要で使用可能です。

格安SIMを利用している人も、面倒な設定なしですぐに最新のiPhoneに買い替えることができますよ。

iPhone15 Pro Maxの価格

iPhone15 Pro Maxの各社での販売価格は以下の通りです。

iPhone 15 Pro Maxの価格
ドコモ	256GB：236,940円 512GB：273,680円 1TB：305,910円	公式サイトを見る
au	256GB：230,360円 512GB：267,100円 1TB：303,850円	公式サイトを見る
ソフトバンク	256GB：229,680円 512GB：266,400円 1TB：293,040円	公式サイトを見る
楽天モバイル	256GB：210,800円 512GB：244,800円 1TB：276,800円	公式サイトを見る
Apple Store	256GB：189,800円 512GB：219,800円 1TB：249,800円	公式サイトを見る

iPhone15 Pro MaxはiPhone15シリーズの最上位モデルのため、価格はかなり高く設定されています。

最もストレージ容量が少ない256GBでも、最安値は189,800円～となっています。

iPhone15 Pro Maxが最も安く購入できるのはAppleストアです。

Appleストアでは金利0％で36回の分割払いで購入できます。

一括払いと支払額が変わらずに分割払いで購入できるのでお得ですね。

2年ごとに買い替えるならキャリアで購入するのがおすすめ

2年ごとに新しいiPhoneに買い替えることを想定しているなら、キャリアでの購入を検討しましょう。

大手4キャリアでは指定された分割回数で購入後に端末を返却すると、残りの分割金の支払が不要になる購入サポートプログラムが利用できます。

2年後に端末を返却することで半額程度の支払いが不要になるため、実質約半額でiPhone15 Pro Maxの購入が可能です。

2年後にiPhoneを下取りに出すという方法もありますが、市場の状況によっては買取価格がかなり安くなってしまう可能性も。

一方、キャリアの購入サポートプログラムなら、購入時点で残価が設定されているため2年後も値崩れしません。

状況次第では査定額に数万円の差が出ることもあるため、2年後に買い替えを予定しているならキャリアの購入サポートプログラムの利用をおすすめします。

iPhone15 Pro Maxの外観を実機レビュー

まずはiPhone15 Pro Maxの外観から見ていきましょう。

カラーバリエーション

iPhone15 Pro Maxのカラーバリエーションは全4色です。

ブラック・ホワイトといった定番カラーに、チタニウム素材を活かしたナチュラルチタニウムが新色で追加されています。

いずれも高級感のある落ち着いた色味が特徴的で、男性にも女性にも使いやすいカラーをラインナップしています。

今回のレビューでは、ブルーチタニウムを使用しました。

本体デザイン

ディスプレイ側にはiPhone14 Pro Maxと同じくパンチホールデザインが採用されています。

画面表示に邪魔になってしまっていたノッチ部分がなくなったため、画面いっぱいに映像を映し出すことが可能です。

またiPhone 14 Pro Maxと比べるとベゼル部分が若干細くなりました。

そのため本体サイズは小さくなったものの画面サイズは6.7インチのままです。

本体前面には強化ガラスのCeramic Shieldを搭載。画面割れしにくいため安心して使用できますよ。

なお従来モデル同様、ホームボタンのないフルディスプレイであるため、指紋認証には非対応です。Face IDにのみ対応しています。

背面デザイン

背面デザインは、iPhone12シリーズから採用されている直線的なデザインから大きな変更はありません。

右側上部にはカメラユニットが配置されています。

カメラユニットには広角・超広角・望遠の3つのレンズと、ライトやセンサーなどが配置されています。

本体ボディはiPhoneで初めてチタニウム素材を採用。航空宇宙産業レベルの強度を誇ります。

実際に手に持ってみたところ背面はサラサラとした手触りで、指紋やホコリが目立ちませんでした。

ケースなしで使ってもきれいな状態を長期間キープできるでしょう。

ただし側面はツルツルしており、触ると指紋がくっきり残ってしまいました。

気になる人はケースや側面を守るバンパーを装着することをおすすめします。

レンズの出っ張り

iPhone15 Pro Maxのカメラレンズはかなり出っ張っているのが難点です。

背面を下にしてテーブルなどに置くと、レンズが擦れて傷がついてしまう恐れがあります。

心配な人はレンズ保護フィルムを貼るなどして保護した方が良いでしょう。

本体側面のボタン配置

本体側面にあるボタン配置についても紹介していきます。

まずは右側面です。

中央よりやや上に電源キーが配置されています。

左手で持った時にちょうど中指が触れる部分にあるため、手に持ったらすぐ操作でき使いやすかったです。

左側面には、上から順にアクションボタン、音量調整ボタン、SIMスロットが配置されています。

アクションボタンは、iPhone15 Proシリーズより新搭載されたボタンです。

従来モデルの「消音/マナーモードの切り替えスイッチ」と同じ役割を備えているだけでなく、よく使う機能を登録しておけるショートカット機能も備えています。

あらかじめ使いたい機能をアクションに設定しておけば、ボタンを長押しするだけですぐ起動させることができて便利ですよ。

SIMスロットは付属のSIMピンを差し込んで開ける仕様です。nano-SIM1枚をセットできます。

本体下部にあるのはUSB-Cコネクタ・内蔵マイク・内蔵ステレオスピーカーです。

本体上部には何もありません。

イヤホンジャックの有無

iPhone15 Pro Maxはイヤホンジャック非搭載です。

iPhoneシリーズは、基本的にはAir Podsなどのワイヤレスイヤホンを接続して使用することになります。

有線イヤホンを利用したい場合は、USB-CコネクタにUSB-Cコネクタ対応のイヤホンやUSB-C変換アダプタを接続する必要があります。

付属品

iPhone15 Pro Maxの付属品は下記の4つです。

iPhone15 Pro MaxにはUSB-Cケーブルが同梱されています。

そのため新しいiPhone用に充電ケーブルを用意する必要はありません。

ただし、電源アダプタは付属していないので注意してください。

USB-C規格に対応した電源アダプタを持っていない人は別途購入が必要です。

またiPhone X以前は同梱されていたイヤホン変換アダプタもありません。必要な場合はAppleストアなどで購入しましょう。

iPhone15 Pro Maxのサイズ感を実機レビュー

iPhone15 Pro Maxの本体サイズは、iPhone14 Pro Maxと比べるとわずかに小さくなりましたが、厚みは増しています。

とはいえ、その差は0.4mm程度です。手に持った感覚として持ちにくいということはありませんでした。

ただしiPhone 14 Pro Maxとは本体サイズが異なるため、ケースの流用はできません。

本体サイズはかなり大きいですが、女性である筆者の手でもしっかり握ることができました。

また右手に持った時、丁度親指の部分に電源キーがあるため、片手での操作も可能です。

Proシリーズ史上最軽量

iPhone15の上位モデルの本体には、iPhoneで初めてチタニウムが採用されました。

これにより、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、史上最も軽量なProシリーズとなりました。

チタニウムは強度重量比が最も高い金属のひとつです。これにより、耐久性を維持しながら本体重量の軽量化を実現させることができました。

iPhone 15 Pro Maxの本体重量はiPhone 14 Pro Maxより19gも軽量化しています。

実際に手に持ってみると、確かに重さは感じるものの、ズシッとした手首に負担がかかるような重量ではありませんでした。

「Proモデルは重くて使いにくい」と感じていた人でも、従来モデルより快適に使うことができるでしょう。

iPhone15 Pro Maxのスペックを実機レビュー

iPhone15 Pro Maxのスペックについて、実際に使ってみた感想も交えてレビューしていきます。

CPU

iPhone15 Pro Maxは、iPhone史上最速のA17 Proチップを搭載しています。

A17 Proチップは、iPhone 14 Pro/14 Pro MaxやiPhone 15/15 Plusに搭載されているA16 Bionicチップよりさらに高性能です。

負荷が大きいデータも高速で処理することができ、重たい作業も難なく行えます。

スマホのスペックを測定できるアプリ「Antutu Benchmark」が公開しているデータによると、iPhone15 Pro Maxのスコアは約152万点です。

これはiPad Proシリーズ・iPad Air 5に次ぐスコアであり、iPhoneシリーズの中で最も性能が高いことを示しています。

3Dグラフィックを多用しているゲームも、動画や画像などの編集作業も快適に行うことができるでしょう。

RAM

AppleはiPhone15 Pro MaxのRAMの容量を公表していませんが、8GBであることが判明しています。

RAMとはデータの処理を行うメモリ領域のことで、容量が大きいほど多くの作業を消化することができます。

8GBはスマホの中では平均的な容量です。

iPhone15 Pro Maxでは、複数のアプリを同時に起動してもフリーズすることなく快適に操作できますよ。

ストレージ容量

内蔵ストレージは、256GB・512GB・1TBの3種類から選べます。

最低容量の256GBでも十分な大きさですから、iPhone15 Pro Maxには動画や写真、アプリをたっぷり保存可能です。

ただし、iPhone14 Pro Maxでは選択できた128GBモデルはなくなりました。

iPhone15 Pro Maxのゲーム動作

iPhone 15 Pro Maxは、iPhoneで初めてGPUにハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを採用しました。

グラフィックをリアルに表現できる上に高速処理も可能であるため、3D映像がなめらかに映し出されます。

iPhone15 Pro Maxでどのくらい快適にゲームができるのか、実際に以下3つのゲームアプリをダウンロードして動作をチェックしました。

• 原神
• アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
• Fate/GO

上記3つのアプリは、スマホゲームの中でも特にデータ量が大きいゲームです。処理に高いスペックが求められます。

そのため、これらのゲームが問題なく動くのであれば、基本的には他のどのゲームも快適にプレイできると見て支障ないでしょう。

原神

原神の推奨スペックは以下の通りです。

iPhone15 Pro Maxは推奨スペックを満たしているので、問題なくプレイ可能です。

実際に遊んでみましたがフリーズやカクつきなどはなく、快適にプレイできました。

原神では3Dグラフィックを多用していますが、iPhone15 Pro Maxなら映像が滑らかに表示されます。

ディスプレイの色彩表現も豊かなので、ゲームの美しい世界を堪能することができました。

原神を思いっきり楽しみたい人は、ぜひiPhone15 Pro Maxの購入を検討してみましょう。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージは、iOS14.0以上のOSを搭載したiPhoneでプレイできるリズムゲームです。

iPhone15 Pro Maxは最新OSに対応しているため、問題なくプレイできます。

このゲームではリズムにあわせて画面をタップする必要があります。そのため画面のカクつきが発生すると致命的です。

また3Dグラフィックによるアイドルのライブ映像が楽しめることも同ゲームの魅力であるため、美しいグラフィックを再現できる高い処理性能も求められます。

実際にプレイしてみましたが、iPhone15 Pro Maxなら全く問題なく操作できました。

画面の動きが非常に滑らかで、タイミングよく画面をタップできます。

6.7インチと画面サイズも大きいので、楽に操作できました。

グラフィックも非常にきれいです。

Fate/GO

Fate/GOは、スマホで本格的なRPGが楽しめるゲームアプリです。

人気アニメFateの世界を体験できることや、500万文字を超える大ボリュームのシナリオが展開されることから、長く楽しめるゲームということで人気を集めています。

iPhoneでの推奨OSはiOS13.0以降であるため、最新OSに対応しているiPhone15 Pro Maxなら問題なくプレイ可能です。

実際にプレイしてみたところ画面のカクつきやフリーズなどはなく、ストレスなくプレイできました。

3Dグラフィックも非常にきれいです。ゲームの世界観をじっくり堪能することができました。

iPhone15 Pro Maxのディスプレイを実機レビュー

iPhone15 Pro Maxは、6.7インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。

画面表示は非常に鮮やか。細部までくっきりと映し出すことが可能です。

実際にiPhone15 Pro Maxで映画を視聴してみましたが、色彩豊かな非常に美しい映像を楽しめました。

また6.7インチの大画面に映像が映し出されるため迫力もすごいです。

大画面スマホを探している方におすすめです。

Dynamic Island搭載

Dynamic Islandはパンチホール部分の表示スペースに搭載されている機能です。

アプリのアクティビティや通知などを表示できます。

バックグラウンドで稼働しているアプリの情報を素早くチェックできるため便利です。

わざわざアプリを起動する手間がかかりません。

なおDynamic Islandにはアプリの通知や情報だけでなく、アラームやメッセージ、マップ情報などを表示させることもできます。

最大120Hzのリフレッシュレートに対応

iPhone15 Pro MaxはPro Motionを採用しています。

必要に応じてリフレッシュレートを120Hzまで上げることができるので、画面表示が非常になめらかです。

スクロール操作も快適に行えます。

また、高リフレッシュレートが必要ない操作の時はリフレッシュレートを下げることができ、バッテリーを節約できるのも利点です。

常時表示ディスプレイ

iPhone15 Pro Maxは常時表示ディスプレイに対応しています。

常時表示ディスプレイではスリープ状態でも画面が真っ暗にならないので、ロック画面の時刻やウィジェットなどの情報を表示し続けることができます。

逐一電源ボタンを押さなくても必要な情報を確認できるので表示に便利ですよ。

また、iOS 17では新機能スタンバイが追加されました。

iPhoneの充電中に横向きに固定しておくと、時計やスケジュール、ウィジェットなどを表示できる機能です。

常時表示ディスプレイと相性が良く、充電中は常にスタンバイを表示させ続けることができます。

時計やデジタルアルバムの代わりとしてiPhoneを活用できるので非常に便利ですよ。

なお、画面を下にして置いている時やポケットに入れている時などは、iPhoneがそれを検知して画面表示を暗くしてくれます。

常時表示設定中でもバッテリー消費を節約してくれるため安心です。

iPhone15 Pro Maxのバッテリー性能を実機レビュー

iPhone15 Pro Maxのバッテリー性能についてもレビューしていきます。

iPhone15 Pro Maxのバッテリー駆動時間は、ビデオ再生なら最大29時間、ストリーミング再生は最大25時間です。

実際にどのくらいバッテリーが持つのか調べてみました。

電話やWebページの閲覧、カメラなど、普段通りに1日中使用した場合のバッテリー残量は65％でした。

非常に持ちが良いので、バッテリー残量を気にすることなく使用できます。

またゲームを3時間ほどプレイしてみたところ、バッテリー残量は61％でした。やはり余裕のバッテリー持ちですね。

充電コネクタはUSB-C

iPhone15シリーズでは、多くのiPhoneユーザーが待ち望んでいた規格の変更が実現しました。

コネクタの規格がLightning端子からUCB-C端子に変わっています。

USB-C端子は多くのデジタルデバイスで採用されている規格なので、他のデジタルデバイスとiPhoneで充電ケーブルの共有が可能になりました。

すでにUSB-Cコネクタを搭載していたMacbookやiPadとも充電ケーブルの共有が可能になるため、複数の充電ケーブルを持ち歩く必要がなくなります。

高速充電に対応

iPhone15 Pro Maxは高速充電に対応しています。

別売りの20Wアダプタまたはそれ以上のアダプタを使用すれば、30分で最大50%の急速充電が可能です。

うっかり充電し忘れたときでも、短時間で十分な容量を充電できます。

MagSafe・Qiワイヤレス充電対応

iPhone15 Pro MaxはMagSafeやQiワイヤレス充電にも対応しています。

対応充電パッドに置くだけで簡単に充電できるので便利です。

また充電時にケーブルを端子に差し込む必要がないため、端子へのダメージによる故障を防ぐ効果も期待できます。

iPhone15 Pro Maxのカメラを実機レビュー

iPhone15 Pro Maxは、広角・超広角・望遠のトリプルカメラを搭載しています。

広角レンズでは48MPの高解像度で写真撮影が可能な、カメラ性能が高いスマホです。

iPhoneでは露出やピント合わせなどの調整を行う必要はありません。

iPhone15 Pro MaxのカメラはスマートHDRにも対応しているため、自動で色彩や肌のトーンを調整してくれます。

被写体にレンズを向けてシャッターを切るだけで、誰でも簡単にきれいな写真を撮影できます。

光学ズーム

iPhone15 Pro Maxでは、最大5倍の光学ズームが可能です。

iPhone15 Proが対応しているのは最大3倍までですから、iPhone15 Pro Maxの方が望遠レンズの性能は高いと言えます。

遠くの被写体も画質を落とすことなくズーム撮影できますよ。

実際にiPhone15 Pro Maxで写真を撮ってみました。

倍率を0.5にすると自動的に超広角レンズで撮影されます。

広大な景色もフレーム内にすっぽり収まりました。

また景色を撮影するだけでなく、狭い屋内で撮影する時にも便利です。

超広角レンズを使用すれば、後ろに下がらずに部屋全体を撮影できます。

5倍までズームしても、画質が落ちることなく撮影できました。

望遠撮影をする機会が多い人は、ぜひiPhone15 Pro Maxの購入を検討してみてください。

ナイトモード

iPhone15 Pro Maxはナイトモードにも対応しています。

iPhoneではナイトモードの設定は自動で行われるため、逐一操作を行う必要はありません。

暗い場所では自動でナイトモードで撮影が行われるため、薄暗い部屋も夕暮れ時も明るく鮮明に映し出します。

以下は実際にiPhone15 Pro Maxで撮った夜景写真です。

5倍まで倍率を上げても、美しく安定した画質で撮影できました。細部も鮮明に再現されています。

ポートレートモード

iPhone15 Pro Maxのポートレートモードでも撮影してみました。

ポートレートモードも光学ズームに対応しているため、5倍に拡大しても高画質な写真が撮れます。

ピント合わせは画面をタップするだけ。非常に簡単です。

またボケ味の調整は撮影後でも行えます。

いつでも好きなタイミングで写真の修正ができるので、理想の写真に仕上げることができますよ。

なお、iPhone15 Pro Maxはナイトモードでもポートレートモードが利用できます。

暗い場所でも背景をボカした印象的な写真に仕上げることができました。

ビデオ機能

iPhone15 Pro Maxのビデオ撮影では、新機能「空間ビデオ」が追加される予定です。

広角・超広角レンズの両方で撮影した映像を組み合わせて、3D映像として再生できるようになります。

公式発表によれば、撮影した3D映像は来年初めにアメリカで発売される「Apple Vision Pro」にて再生可能とのことです。

今後はさらに多くのデバイスで3D映像を再生できるようになるでしょう。iPhone15 Pro Maxを購入すれば、いち早く3D映像の撮影に挑戦できますよ。

なお、iPhone15 Pro Maxには、4K HDR対応のシネマティックモードやアクションモードなどのビデオ機能も多数搭載されています。

美しいビデオを撮影したい人は、ぜひiPhone15 Pro Maxをチェックしてみてください。

iPhone15 Pro Maxのメリット

実際に使ってみて分かったiPhone15 Pro Maxのメリットをまとめました。

iPhone15 Pro Maxは、iPhone史上最も高性能なA17 Proチップを搭載しています。

負荷が大きいデータを高速で処理できるため、3Dグラフィックを多用したゲームもサクサク操作可能です。

またGPUの性能も強化されているため、映像の動きも非常になめらか。

6.7インチの大画面で大迫力の映像を楽しめますよ。

さらにカメラ性能も強化されており、光学5倍ズームが可能です。遠くにいる被写体も鮮明にうつし出してくれますよ。

ビデオ撮影では「空間ビデオ」機能に対応予定です。3D撮影が可能になります。リリース予定は2023年の年末頃。

画面が大きくて高性能はiPhoneが欲しい人は、ぜひiPhone15 Pro Maxの購入を検討してみてください。

iPhone15 Pro Maxのデメリット

iPhone15 Pro Maxのデメリットは以下の通りです。

非常に高性能なiPhone15 Pro Maxには、大きなデメリットはありません。

ただし使い方によってはオーバースペックとなってしまう恐れがあります。

例えば望遠撮影をする機会が少ない・画像編集などの重い処理は行わないという人は、無理をしてまでiPhone15 Pro Maxを購入する必要はありません。

スペック重視ならiPhone15 Proも同等の性能を持っていますし、大画面で映画や動画を楽しみたいならiPhone15 Plusでも十分でしょう。

どのような機能・スペックが必要なのか事前に確認し、使い方に合ったモデルを選びましょう。

iPhone15 Pro Maxの口コミ・評判

最後に、iPhone15 Pro Maxを実際に購入した方達の口コミをみていきましょう。

カメラの画質が上がった

1枚目が約3年前にiPhone12 Pro Max買った時に撮ったやつで2枚目と3枚目が今日の仕事帰りにiPhone15 Pro Maxで撮ったやつ　確かに画質上がってる気がする pic.twitter.com/H2oRmANqmk

— AKR (@akr_kyo) October 22, 2023

iPhoneのカメラすごすぎシリーズ
おちり。
（iPhone 15 Pro Max） pic.twitter.com/PsSKZ6luq8

— もじゃクッキー (@mojacookie) March 11, 2024

iPhone15 Pro Maxは、広角・超広角・望遠のトリプルカメラを搭載しています。

5倍の光学ズームインや、高解像度の広角レンズなど、歴代上位のカメラ性能が備わっていると言えるのではないでしょうか。

この記事中でも実際に撮影した写真を載せていますが、撮影条件が悪くても綺麗な写真を撮ることができました。

写真を撮るのが好きでカメラ性能の高いスマホが欲しい方は要チェックです。

ゲームをすると熱くなる

自分のスマホiPhone15ProMAXなんだけどカバー無しで原神してたらあつすぎて触れないレベルなんだけどw

— 蒼艶 2代目絶縁中毒 (@yukaki_ktml) February 23, 2024

iPhone15 Pro Maxは高速処理で3D映像をなめらかに映せるかつ、画面サイズも大きいためスマホゲームに向いています。

しかし、口コミの中にはプレイ中にスマホが熱くなりすぎるという意見もありました。

筆者が実際に遊んでみた際にはスマホの発熱やフリーズ、カクつきなどはなくプレイできましたが、長時間のプレイでは注意が必要かもしれません。

本体の重さが軽い

iPhone15promax使い始めて１週間弱。
13に比べて軽いのが思ってる以上に快適。
ストレージも512GBにしてよかった📱

— あせあん侍 (@tobisanyo) March 8, 2024

iPhone15 Pro Maxはチタニウムが採用されているため、本体重量が軽量化されました。

サイズ感は大きいスマホですがProシリーズの中では最軽量となったため、重さが気になっている方でも使えるかもしれません。

筆者も実際に持ってみましたが、使いにくいような重さは感じませんでした。

iPhone15 Pro MaxはiPhone史上最高スペック搭載の大型モデル

iPhone15 Pro Maxは、最新のA17 Proチップを搭載したiPhone15の最上位モデルです。

処理性能が非常に高く、データ量が大きいアプリも高速で処理できます。

グラフィック性能も強化されているため、3Dグラフィックを多用したゲームも映像美を堪能しながら快適に楽しめますよ。

またカメラ性能も非常に高く、光学ズームは5倍まで対応しています。

ズームしても画質が粗くなりません。鮮明な写真を撮影できます。

iPhone15 Pro Maxは文句なしで歴代最高スペックのモデルと言えるでしょう。

高性能で大画面のiPhoneが欲しい人は、ぜひiPhone15 Pro Maxの購入を検討しましょう。