iPhone 15実機レビュー|使えばわかる、魅力満載の1台

iPhone15を実機レビュー!スペックや機能、実際に使ってみて分かった操作感などを詳しく紹介します。Dynamic Islandや4,800万画素のメインカメラを搭載した高性能なiPhone15。その魅力に迫ります。
  • 2024.3.15
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  • ※本記事は2024.3.13に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。
iPhone 15 実機レビュー

iPhone15は、2023年9月に登場した人気iPhoneシリーズのiPhone最新モデルです。

iPhone15 実機レビュー

iPhone14とiPhone15の違いとして、以前は上位のProモデルのみが搭載していた

  • Dynamic Island
  • 4,800万画素のカメラ

などが搭載されており、より高性能になりました。

今回はそんなiPhone15の実機レビューをお届けします。

iPhone15を実際に使ってみてわかった結論は、魅力満載の1台だということです。

iPhone15

実際に使って分かった使い勝手やメリット・デメリットなども紹介するので、iPhone15にお得に機種変更したい人はぜひチェックしてくださいね。

実際に購入したい方は、iPhone15の在庫状況も事前に確認することをおすすめします。

iPhone15のメリット

iPhone15のメリット
  • 背面のマットな質感が心地良い
  • 持ち心地が格段に改善!
  • より高性能になったカメラ

その他iPhone 15シリーズのレビュー記事は、以下からご覧ください。

iPhone15の発売日・価格

iPhone15

iPhone15は2023年9月に発売されたアップル製のスマートフォンです。

スペック

iPhone 15のスペック
発売日2023年9月22日
ストレージ128GB
256GB
512GB
カラーブルー
ピンク
イエロー
グリーン
ブラック
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ高さ:147.6 mm
幅:71.6 mm
厚さ:7.80 mm
重さ171 g
アウトカメラメイン:4,800画素
超広角:1,200画素
インカメラ1,200画素
バッテリービデオ再生:最大20時間
ストリーミング:最大16時間
オーディオ再生:最大80時間
高速充電約30分で最大50%充電
OSiOS 17
SoCA16 Bionicチップ
認証Face ID
防水IP68等級
端子USB-Cコネクタ

ハイエンドスマホの中では比較的取り回しの良いサイズ感で、特に重量は171gと軽量です。

メインの広角カメラはこれまでのモデルが1,200万画素だったところ、4,800万画素に高画素化しました。

心臓部であるSoCにはiPhone 14 Pro/14 Pro Maxが搭載していたA16 Bionicを採用。かなり高性能で普段使いからゲームまで快適です。

また、iPhone15シリーズの大きな変化として、USB-C端子の採用が挙げられます。

これにより、従来の機種で採用されていたLightning端子よりも汎用性が向上しました。

価格

続いて国内でのiPhone15の価格を見ていきましょう。

iPhone 15の価格
ドコモ128GB:149,490円
256GB:172,040円
512GB:212,300円
公式サイトを見る
au128GB:145,640円
256GB:166,780円
512GB:206,930円
公式サイトを見る
ソフトバンク128GB:142,920円
256GB:166,320円
512GB:206,640円
公式サイトを見る
楽天モバイル128GB:131,800円
256GB:153,800円
512GB:187,800円
公式サイトを見る
Apple Store128GB:124,800円
256GB:139,800円
512GB:169,800円
公式サイトを見る

国内ではアップルストアのほかに、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルにて販売されています。

アップルストアの定価は124,800円からで、通信キャリアでは14万円台からという価格設定です。

他社から乗り換える方は、iPhone乗り換えキャンペーンがお得なので活用しましょう。

2年ごとに買い替えるならキャリアで購入するのがおすすめ

ドコモ・au・ソフトバンクでは、端末を2年後に返却すると残りの分割金の支払が不要になる購入サポートプログラムを提供しています。

これを利用してiPhone15を購入すれば、端末代が実質半額になるため非常にお得です。

2年ごとの買い替えを予定している方は、ぜひキャリアでの購入を検討してみてください。

iPhone15を開封!外観をチェック

iPhone15

それでは早速iPhone15を開封して、付属品や本体の外観をチェックしていきましょう。

iPhone15

箱を開けるとすぐにiPhone15本体が出てきます。

ディスプレイには白い保護シートが貼ってあるので剥がしましょう。

iPhone15

本体の下には小さな箱とUSB-Cケーブルが入っています。

iPhone15シリーズから端子がUSB-Cになったので、ケーブルは両側ともUSB-C端子です。

iPhone15

小さな箱の中には注意書きとアップルロゴのシール、SIMピンが入っていました。

それ以外には充電器などの付属品はありません。最近のスマホらしいシンプルな内容物です。

iPhone15の外観・デザイン

iPhone15

iPhone 15/15 Plusのカラーバリエーションは全5色。

今回レビューするのはiPhone15のグリーンです。色味はパステル系ですね。

iPhone15の背面には色付きのガラスが用いられています。

基本的なデザインは特に変更されておらず、パッと見たデザインは前モデルと大きな違いはありません。

iPhone15

しかしながら、背面の仕上げはこれまでの光沢仕上げからマット仕上げに変更されており、質感が大きく変わっています。

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サラサラとしていて非常に触り心地が良いです。高級感もこれまでのモデルより向上したように感じられ、今回の背面デザインはかなり好印象でした。

iPhone15

右側面にはSIMスロット、音量ボタン、ミュートスイッチがあります。

上位モデルのiPhone15 Pro/15 Pro Maxではミュートスイッチがアクションボタンに変わりましたが、標準モデルのiPhone15はこれまで通りミュートスイッチです。

iPhone15

上側には特に何もありません。

iPhone15

左側面には電源ボタンがあります。このあたりも基本的にはこれまでのiPhoneと大きな違いはありません。

iPhone15

下側にはマイク穴とUSB-C端子があります。

これまでのiPhoneだとここにLightning端子がありました。これは大きな変更点ですね。

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これまでのLightningケーブルは流用できないので、USB-Cケーブルを持っていない方は付属ケーブルを利用したり新しく購入したりしましょう。

Hamic MIELS

iPhone15のディスプレイ

iPhone15

iPhone15は6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。

発色などは全く問題なく、十分鮮やかで見やすいディスプレイだと感じました。

また、画面輝度も非常に高いので、屋外の直射日光下で使用しても視認性は抜群です。ディスプレイ性能は申し分ないですね。

iPhone15

また、iPhone15がこれまでのモデルと大きく異なるポイントとしてDynamic Islandが挙げられます。

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Dynamic Islandは、インカメラなどが配置されていたノッチが独立して細長い楕円形のような形になったものです。

iPhone 14シリーズでは、上位モデルのiPhone 14 Pro/14 Pro MaxにしかDynamic Islandが採用されませんでした。

しかし、iPhone15シリーズでは標準モデルでも採用されています。

実用性が大きく向上するわけではありませんが、再生中の音楽などが表示されるため、少なくともこれまでのノッチよりは機能性が上がっていると言えるでしょう。

iPhone15のサイズ・重さをレビュー

iPhone15

iPhone15の本体サイズは71.6×147.6×7.8mmで、ハイエンドスマホの中では比較的コンパクトな部類に入ります。

実際に手に取ってみても無理なく握ることができ、日本人でも扱いやすいサイズ感だと思いました。

iPhone15

また、iPhone15シリーズは前モデルとは異なり、側面フレームの角部分が丸くカットされています。

手で持ったときの収まりがかなり良く、従来のモデルよりも手に馴染むようになりました。

これは実際に触ってみないと良さが実感しにくいポイントかもしれません。

iPhone15

重量は公称値で171g、実測で170gに抑えらえているので、ポケットなどに入れても取り回しは十分良いと思います。

iPhone15のスペック・処理性能

iPhone15

iPhone15の頭脳とも言えるSoCはA16 Bionicです。

このチップは2022年のiPhone 14 Pro/14 Pro Maxに搭載されていました。型落ちではありますが、上位モデルで使われていた高性能なものです。

スマホの処理性能を測るベンチマークテスト、Geekbench6の結果は以下の通りでした。

  • シングルコア:2,422
  • マルチコア:5,885

このスコアはかなり優秀です。

実際に使用していても、SNSやWebの閲覧などの普段づかいでストレスを感じることはありませんでした。

また、重めのゲームもサクサク動かすことができたので、処理性能は十分高いと言えます。

iPhone15とiPhone15 Proとの違いの1つに、このCPUが挙げれます。

iPhone15 Pro/15 Pro Maxはより高性能なA17 Proチップを搭載していますが、一般的なユーザーであればA16 BionicのiPhone15でも全く問題ありません。

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またiPhone15の防水・防塵性能は、IP68に対応しています。

iPhone15のバッテリー持ち

iPhone15のバッテリー持ちをチェックするために、30分間YouTube動画を流し続けてみました。

iPhone15

結果は、30分の動画再生でバッテリーは82%から80%に。わずか2%しか減りませんでした。

この結果は十分優秀と言えます。安心して1日使うことができる、バッテリー持ちが良いスマホです。

実際に使っていてもバッテリー持ちが悪いと感じることはありませんでした。多くの人が満足できると思います。

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ただし、1日以上充電せずに利用するのはさすがに難しいので、あくまで「1日は使えるレベル」と思っておきましょう。

iPhone15のカメラ性能

iPhone15

iPhone15は

  • 4,800万画素の広角
  • 1,200万画素の超広角

という2眼構成のカメラを搭載しています。

それでは、実際の作例を見ていきましょう。

広角・超広角

iPhone15写真作例
広角1倍

非常に解像度が高く、4,800万画素になった効果が出ていますね。

空の青色も鮮やかすぎず、ある程度自然な色味に仕上がっています。

続いて、同じ場所で超広角カメラを使って撮影した作例です。

iPhone15写真作例
超広角カメラ(0.5倍)

iPhone15の超広角カメラは画角がかなり広く、ダイナミックな写真を撮ることができます。

広角カメラとの色味の差や超広角カメラ特有の歪みも少なく、使いやすいカメラだと感じました。

ズーム性能

続いてズーム性能をチェックしてみましょう。

iPhone15写真作例
広角2倍
iPhone15写真作例
広角4倍
iPhone15写真作例
最大倍率10倍

iPhone15は2倍のクロップズームに対応しているため、2倍であれば劣化のない写真を撮ることができます。

それ以上の倍率になるとデジタル処理が入るものの、拡大表示しなければ4倍程度までは十分綺麗な写真に見えます。

最大倍率は10倍ですが、あくまで記録用と認識しておいた方が良いと思います。ズーム性能重視の方は、望遠カメラが搭載された上位モデルの利用をおすすめします。

様々な撮影シーンに対応

その他の撮影シーンも紹介します。

iPhone15写真作例

iPhone15写真作例

iPhone15写真作例

明暗差の大きいシーンでも黒潰れや白飛びは起きておらず、しっかりと全体を写すことができています。

iPhone15写真作例

料理は美味しそうに撮れました。ツヤの表現も上手です。

iPhone15写真作例
2倍ズーム+ポートレートモード

このような写真も撮ることができます。

ポートレートモードの背景と被写体が上手く分離していますし、細かい質感もしっかり表現できていますね。

iPhone15のカメラでは、難しいことを考えなくても綺麗な写真を手軽に撮ることができました。

高倍率のズーム性能はそこまで高くありませんが、普段づかいなら十分実用的と言えるのではないでしょうか。

使って感じたiPhone15のメリット

iPhone15のメリット

それでは、iPhone15を実際に使って分かったメリットを紹介します。

iPhone15のメリット
  • 背面のマットな質感が心地良い
  • 持ち心地が格段に改善!
  • より高性能になったカメラ

背面のマットな質感が心地良い

iPhone15は、背面の質感がこれまでのモデルと大きく異なります。

マットでサラサラとした手触りなので手に馴染みやすく、またデザインも光沢仕上げより高級感があると感じました。

そして、側面のフレームもマット仕上げのアルミ素材なので、全体的に指紋がつきにくくなっている点も魅力的です。

持ち心地が格段に改善!

iPhone15

側面フレームがフラット形状な点であることはこれまで通りですが、iPhone15は従来のモデルとは異なり、側面の角が少し丸みを帯びています。

見ただけでは気が付かない程度のほんの少しの変化ではあるものの、実際に持ってみると持ち心地がかなり違います。

これまでのモデルは角が角ばっていたため、私は角が手に当たる感覚がどうしても気になっていました。

しかし、iPhone15は角が丸みを帯びているので手に馴染みやすく、本体を握ったときの違和感がとても軽減されています。

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これは持ってみないと分かりにくいポイントなので、気になる方は家電量販店などで実機を触ってみることをおすすめします。

より高性能になったカメラ

iPhone15は標準モデルのiPhoneとしては初めて4,800万画素の高画素カメラを搭載しました。

1,200万画素だったこれまでのモデルと比べると、明らかにカメラ性能が向上しています。今まで以上に綺麗な写真が撮りやすくなりました。

また、高画素化により2倍のクロップズームに対応したので、被写体に寄って撮影しても綺麗な写真に仕上がります。料理も美味しそうに撮れますよ。

iPhone15は、これまでの標準モデルのiPhoneの中でもカメラの進化幅が大きいモデルです。

そのため、標準モデルでもカメラ性能にこだわりたい方に特におすすめの一台と言えます。

使って感じたiPhone15のデメリット

iPhone15のデメリット

iPhone15のデメリットを見ていきましょう。

画面の書き換え頻度を表すリフレッシュシートが低いため、画面の滑らかさに物足りなさがあるようです。

リフレッシュレートが物足りない

リフレッシュレート60Hzは少し物足りないと感じました。

リフレッシュレートは画面の書き換え頻度のことを指します。

60Hzは、1秒間に60回画面が更新されるということです。この更新回数が多いほど画面の動きは滑らかになります。

最近のスマホは90Hzや120Hzの高リフレッシュレートに対応していることが多いです。

Androidスマホであれば、4~5万円ほどのミドルレンジモデルでも対応しているものも。

ところが、iPhone15のリフレッシュレートは未だ60Hzに留まっています。

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使っていれば慣れてはきますが、120Hz駆動に対応したProモデルやその他Androidスマホを普段使っている筆者にとっては60Hz駆動だと画面の滑らかさが物足りません。

致命的なデメリットではないものの、高リフレッシュレート対応端末から乗り換える予定の方は注意してくださいね。

iPhone15の口コミ・評判

iPhone 15 ブルー

iPhone15を実際に使っている方の口コミ・評判を集めました。

iPhone15の購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

音質がいい

iPhone15シリーズは、内蔵ステレオスピーカーが端末の上下に設置されています。

高音質のオーディオ再生に対応しているため、臨場感のある音質が楽しめます。

また、通話の品質も向上したため、騒がしい場所にいる場合も声が聞こえやすくなりました。

大きすぎて片手で操作ができない

iPhone13 miniなどの小型サイズのスマホから機種変更した方の中には、片手での操作が難しいと思う方もいるようです。

iPhone13 miniが高さ131.5mmのポケットサイズなのに対し、iPhone15は高さが159.9mmの大きめサイズです。

前モデルのiPhone14よりもさらにサイズが大きくなっているため、手の小さな方は慣れるのに時間がかかるかもしれません。

撮影後にポートレート機能をオンにできる

iPhone15は、撮影後にポートレート機能のオンオフを選択することができます。

また、ポートレートモードで撮影していなくても画面に表示される「F」のマークを押せば、後からピントを調節することが可能になりました。

写真撮影が好きでカメラ性能のいいスマホが欲しい方はぜひチェックしてみてください。

iPhone15は使ってわかる魅力が満載の1台

iPhone15

iPhone15の大きな魅力だと感じたのは、「触り心地・持ち心地の良さ」と「カメラ性能」です。

特に触り心地や持ち心地は、これまでのiPhoneよりも格段に良くなっていると感じました。

また、手軽に綺麗な写真が撮れるカメラも良かったです。より普段づかいしやすくなったと感じました。

iPhone15が気になっている方は、本記事を参考に購入を検討してみてはいかがでしょうか。